個人型確定拠出年金(DC)のおすすめ金融機関【まとめ・2016年】 | インデックス投資で資産運用

個人型確定拠出年金(DC)のおすすめ金融機関【まとめ・2016年】

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個人型確定拠出年金(DC)のおすすめ金融機関【まとめ・2016年】

個人型確定拠出年金(DC)のおすすめ金融機関【まとめ・2016年】



確定拠出年金(DC)という制度があります。毎年大きな節税を行いながら、資産運用を行い、将来の資産形成をするための制度です。

確定拠出年金(DC)に対応した金融機関は数多くありますが、手数料や商品の種類などに大きな違いがあります。本記事では、DC用の金融機関を選ぶポイント、またオススメの金融機関を紹介・解説します。良質な金融機関を選び、将来の資産形成を加速させましょう。

参考 確定拠出年金(DC)の制度や特徴、詳細は、以下をご参照ください。

確定拠出年金(DC)とは?制度の概要、メリット・デメリット等【まとめ】
確定拠出年金(DC、日本版401k)とは、絶大な節税効果を得つつ、将来の資産を運用できる、非常に美味しい制度です。所得税・住...

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目次

確定拠出年金(DC)とは?

確定拠出年金とは、我々加入者が掛金を拠出し、将来リタイア・退職した際に、その金額が自分に給付されるという仕組みです。

一般的に、年金というと、加入者が支払った掛金を年金事務局が集約・運用し、リタイアした人に給付するという仕組みというイメージです。しかし、確定拠出年金は、自分専用の口座に掛け金を積み立て、将来リタイアしたら引き出す(正確には給付される)という仕組みです。

自分で掛け金を積み立てるのは少々大変に感じる方もしるかもしれませんが、確定拠出年金には、その煩わしさを大きく上回る、絶大なメリットがあります。

確定拠出年金制度(DC)のメリット:

  • 運用益が非課税
  • 掛金が全額所得控除
  • 年金受給時の税制優遇

NISA同様、運用益が非課税となるメリットの他、掛け金分が全額所得税になるなど、税制面で絶大な優遇を受けることができます。年金給付まで資金を回収できないデメリットはありますが、それを大きく上回るメリットとなっています。

参考 確定拠出年金(DC)の制度や特徴、詳細は、以下をご参照ください。

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確定拠出年金(DC)金融機関の選び方のポイント

個人型確定拠出年金(DC)の口座を開設する金融機関を選ぶ際は、主に、以下の2点に着目することが重要です。

  • 手数料
  • 投資商品の種類・質

手数料

確定拠出年金(DC)に加入する場合、「初期費用」と「継続費用」の2種類のコストがかかります。初期費用としては、国民年金基金連合会に2,777円を支払う必要があります。これはどの金融機関でも共通です(一部の金融機関では手数料が発生)。

一方、DCの維持費用として、以下の3種類の継続費用が発生します。

  • 国民年金基金連合会:月103円
  • 事務委託先金融機関(信託銀行):月64円程度
  • 運営管理機関(金融機関等):月0円~700円程度

これらの費用のうち、国民年金基金連合会・事務委託先金融機関は、各金融機関で共通の費用です。しかし、運営管理機関に支払う手数料は、金融機関によって大きく異なります。そのため、DC用の金融機関を決める際は、手数料が低い金融機関を選びましょう

2016年現在、手数料の合計が、最も安い金融機関は、スルガ銀行、SBI証券(残高50万円以上)の年2,004円となっています。これに対して、ゆうちょ銀行などは、6,444円です。30~60歳まで30年間運用を行った場合、手数料だけで133,200円の差が発生してしまいます。

SBI証券などネット証券は心配という方もいるかもしれませんが、確定拠出年金はネットと郵送で手続きは完結し、わからないことがあったら店舗ではなくコールセンターに問い合わせる仕組みなので、近くに店舗がなくても問題ありません。

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投資商品の種類・質

金融機関を選ぶ上で、重要なポイントは手数料だけではありません。投資商品が充実してるか、否か、また投資商品の維持費は安いか?がポイントとなってきます。

期預金はどこの金融機関でも年率ほぼ0%の維持費となっており、商品に大差はありません。そのため、DCで定期預金のみの運用をお考えの方は、口座手数料が安いSBI証券 個人型確定拠出年金またはスルガ銀行を選ぶと良いでしょう。

ただし、確定拠出年金(DC)のメリットの一つが、運用益が非課税となる点です。そのため、資産全体として、株式などリスク資産に投資予定の方は、非課税メリットを最大限活かすため、予想収益率の高い株式投資信託などの運用をDC口座で行う方が良いでしょう。

DCでは、株式やETFを直接購入することはできませんが、投資信託を利用することで、日本だけなく世界の株式・債券市場へ投資を行うことができます。インデックスファンドを利用すれば、年率0.3%程度の手数料で全世界に分散投資が可能です。

インデックスファンドとは、日経平均株価(日経225)TOPIXなどの株価指数に連動する金融商品です。ファンドマネージャーが運用するアクティブファンドよりも手数料が低く、投資パフォーマンスも悪くありません。

インデックス投信とアクティブ投信のどちらが良いのかについては、国と時期によって異なりますが、概ね50~80%のアクティブ投信が、インデックス投信に負けている時期が多いです。アクティブ投信の手数料が高いので、その分インデックス投信に負ける可能性が高くなっています。

単年のパフォーマンスは、アクティブファンドが勝つことがありますが、同ファンドが何十年もインデックスファンドに勝ち続けることは難しくなっています。また、良いファンドを精査し、起動的にファンドを乗り換えることは、ほとんどの方にハードルが高すぎます(プロでも難しい)。

そのため、確定拠出年金など運用期間が多くなる場合、低コストのインデックスファンドを利用するのが良いでしょう。インデックスファンドであれば、日本だけでなく、先進国・新興国の株式・債券市場に広く分散投資が行えます。

参考 インデックスファンドとアクティブファンドの比較は、以下をご参照ください。

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おすすめ金融機関

ここまで解説ポイントを基に、おすすめの金融機関を紹介・解説していきます。

手数料・投資信託の比較

下表は、金融機関を選ぶ上のポイントである「口座維持費・手数料」および「投資信託種類・手数料」を比較した、表です。確定拠出年金(DC)用の金融機関の中でも、魅力的な数社をピックアップしました。

手数料SBI証券野村証券りそな銀行スルガ銀行琉球銀行
運営管理手数料無料(3,888円)4,094円3,792円無料4,648円
口座維持手数料2,004円(5,892円)6,108円5,796円2,004円6,652円
投資信託別SBI証券野村証券りそな銀行スルガ銀行琉球銀行
日本株式0.2592%(TOPIX100)
0.27%(日経平均)
0.2052%(TOPIX)0.1944%(TOPIX)0.5616%(日経平均)0.2052%(TOPIX)
日本債券0.13%0.1728%0.162%0.4860%0.1728%
先進国株式0.23%0.2376%0.27%0.7560%0.2376%
先進国債券0.23%0.2268% 0.2484%0.7020%0.2268%
新興国株式0.3924%0.6048%-0.5940%0.6048%
新興国債券0.56%0.5940%-0.5617%0.5940%
世界中小型株式0.3724%----
国内REIT0.59%----
海外REIT0.3864%0.5724%0.5724%0.5724%0.5724%

表を見るとわかるように、口座関連の手数料、また投資信託の種類・手数料の全ての面において、SBI証券が飛び抜けています。

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手数料が安く豊富な低コスト投資信託を取り揃える「SBI証券」

個人型の確定拠出年金(DC)を行う場合、最もオススメな金融機関がSBI証券です。口座維持費が無料(残高が50万円以上で)になりまし、他金融機関が扱っていない多種多様な資産クラスの投資信託(インデックスファンド)が、超低コストで運用することができます。

手数料の安さ、投資信託が国内外の株式・債券・不動産市場と多種多様、しかも超低コストであることから、私の家でもSBI証券 個人型確定拠出年金を利用しています。

参考 SBI証券のDC用商品のラインナップや資料請求は、以下をご参照ください。
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野村証券

SBI証券同様、投資信託の種類が豊富な金融機関が野村証券です。ただし、SBI証券ほど多様な商品はなく、投資できない資産クラスもあります。口座維持費もSBI証券よりも、随分高くなっています。

りそな銀行

日本株式クラスの投資信託の手数料が最も安いのが、りそな銀行です。ただし、「確定拠出年金(DC)とは?制度の概要、メリット・デメリット等【まとめ】」でも解説したように、日本株式クラスは、ETFの方が手数料が圧倒的に安いため、NISA口座などで運用を行う方が効率的です(DCは、外国資産クラスの投信が最適)。

投資信託の種類はそこまで多くなく、また口座維持費もSBI証券よりも高い点が残念です。

まとめ

ここまで解説してきたように、確定拠出年金(DC)用の金融機関を選ぶ上で重要となるのは、口座管理費など手数料、また投資信託の種類とそのコストでした。

下表は、DCに対応している金融機関の手数料および投資信託の種類・コストを比較した表です。本記事のまとめとして、再度示させていただきます。手数料の安さ、投資信託の種類・コスト全ての面で、SBI証券がずば抜けて良いことがわかります。

手数料SBI証券野村証券りそな銀行スルガ銀行琉球銀行
運営管理手数料無料(3,888円)4,094円3,792円無料4,648円
口座維持手数料2,004円(5,892円)6,108円5,796円2,004円6,652円
投資信託別SBI証券野村証券りそな銀行スルガ銀行琉球銀行
日本株式0.2592%(TOPIX100)
0.27%(日経平均)
0.2052%(TOPIX)0.1944%(TOPIX)0.5616%(日経平均)0.2052%(TOPIX)
日本債券0.13%0.1728%0.162%0.4860%0.1728%
先進国株式0.23%0.2376%0.27%0.7560%0.2376%
先進国債券0.23%0.2268% 0.2484%0.7020%0.2268%
新興国株式0.3924%0.6048%-0.5940%0.6048%
新興国債券0.56%0.5940%-0.5617%0.5940%
世界中小型株式0.3724%----
国内REIT0.59%----
海外REIT0.3864%0.5724%0.5724%0.5724%0.5724%

確定拠出年金は、長期の運用となりますので、コストを意識した金融機関選びが重要です。

参考 本記事でオススメしている(私の家でも利用している)SBI証券は、以下の公式ページから、資料請求(無料)や節税シミュレーション、商品のラインナップなどが確認できます。
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また、本ブログでのSBI証券の評価・解説は、以下をご参照ください。

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