S&P/ASX200 A-REIT指数 とは、オーストラリア(欧州)不動産市場の動向を表す代表的な指数(インデックス)です。eMAXIS豪州リートインデックスなどの低コストインデックスファンドのベンチマークに採用されています。
本記事では、S&P/ASX200 A-REIT指数の特徴、構成比、本指数をベンチマークとするインデックスファンドを紹介・解説します。また、それら金融商品のお得なオススメ購入先などを紹介・解説します。
S&P/ASX200 A-REIT指数の特徴・評価
S&P/ASX200 A-REIT指数とは、オーストラリア(豪州)を本拠地として上場している不動産投資信託(REIT:リート)の広範なベンチマークです。約20のREIT銘柄から構成されています。
オフィスや商業施設、工業施設など多種多様なREIT銘柄から構成されています。以下、本指数の各種構成比、他指数との比較、また評価などを解説します。(S&P DOW JONES INDICESのデータを基に作成)
用途別構成比
以下のグラフ・表は、本指数の用途別構成比率です。店舗用が全体の半分を占めています。
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組み入れ上位10銘柄(全17銘柄)
下表は、本指数の組入上位10銘柄です。銘柄数は少ないですが、1銘柄が不動産投資信託(REIT)となっており、たくさんの不動産から構成されています。
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S&P/ASX200 A-REIT指数をベンチマークとするファンド
豪州不動産市場への投資を目的としたインデックスファンド・ETF、およびファンドを購入・保有するのための、おトクなオススメ購入先を紹介します。
インデックスファンドの特徴・解説
下表は、S&P/ASX200 A-REIT指数をベンチマークとするインデックスファンドの比較です。eMAXISシリーズのインデックスとETFが、それぞれ1本ずつ販売されています。
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eMAXIS豪州リートインデックスは手数料無料(ノーロード)で購入可能ですが、ファンド保有時にかかる信託報酬は上場インデックスファンド豪州リート(1555)の方が割安です。皆様の投資スタイル(小額を積み立てるのか?大きめの資金で一括投資するのか?)によって、インデックスファンドかETFいずれかのファンドを選ぶと良いでしょう。
一般的には、小額をコツコツ積み立てる場合、コスト・利便性の両面からインデックスファンドの方がオススメです。逆に、まとまった資金で投資を行う場合は、ETFの方がコスト面で有利になります。
参考 ETFとインデックスファンドの比較・詳細は、以下をご参照ください。
http://investment-by-index-invest.com/etf-vs-indexfund-comparison/
分散性を高めるために
豪州不動産市場は、有望な不動産市場の一つですが、地域や銘柄数の分散を行うことで、価格変動リスクを減らすことができます。そのため、先進国や新興国全体への投資を目的としたファンドへ投資することが重要です。
低コストで全世界の不動産市場へ分散投資できるファンドには、たわらノーロード先進国リート(信託報酬:0.35%)やニッセイグローバルリートインデックスファンド(同:0.40%)があります。より分散効果を高めて海外不動産投資を行いたいという方は、これらがオススメとなります。
- 先進国リート:たわらノーロード先進国リート
- 先進国&新興国リート:ニッセイグローバルリートインデックスファンド
参考 海外不動産市場を投資目的とするファンド・ETFは、以下をご参照ください。
http://investment-by-index-invest.com/greit-indexfunds-etf/
コストを抑えたオススメ購入先
コストは投資家の確実なマイナスリターンとなります。売買手数料が安い、またはポイント還元などでお得にファンドを保有できる証券会社を選び、コストをお抑え、投資パフォーマンスの向上を目指しましょう。
インデックスファンドの場合、以下の大手ネット証券会社で手数料無料で購入可能ですが、利便性が良く、投資信託保有時のポイント還元率が最も高いSBI証券での購入・保有がオススメです。今なら無料口座開設で最大10万円がもらえます。(9月30日まで)
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また、本記事でのSBI証券の解説・評価は、以下の記事をご参照ください。
http://investment-by-index-invest.com/sbi-merit-demerit/
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SBI証券やその他証券会社のポイント還元の詳細は、以下の記事をご参照ください。
http://investment-by-index-invest.com/comparison-point-program-of-securities/
国内ETFの場合、国内株式売買手数料が安い証券会社での売買が重要です。下表は、各証券会社の国内株式・ETFの売買手数料比較です。
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表からわかるように、投資資金が10万円以下なら松井証券が、10万円以上ならライブスター証券が圧倒的にお得です。皆様の投資資金に合わせてお使い分けください。
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⇒ ライブスター証券
⇒ 松井証券
また、本ブログでの松井証券・ライブスター証券の評価・解説は、以下をご参照ください。
http://investment-by-index-invest.com/matsui-merit-demerit/
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私の場合、ファンド保有用にSBI証券・楽天証券、フリーETF用にカブドットコム証券、また海外ETF用としてマネックス証券を使用中です。他GMOクリック証券を株主優待銘柄用に口座開設しています。
参考 本ブログの運営者の投資商品や活用証券会社などは、以下をご参照ください。
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