S&P欧州REIT指数 とは、ヨーロッパ(欧州)不動産市場の動向を表す代表的な指数(インデックス)です。eMAXIS欧州リートインデックスなどの低コストインデックスファンドのベンチマークに採用されています。
本記事では、S&P欧州REIT指数の特徴、構成比、本指数をベンチマークとするインデックスファンドを紹介・解説します。また、それら金融商品のお得なオススメ購入先などを紹介・解説します。
S&P欧州REIT指数の特徴・評価
S&P欧州REIT指数とは、ヨーロッパ(欧州)を本拠地として上場している不動産投資信託(REIT:リート)の広範なベンチマークです。欧州先進国のREIT銘柄から構成されています。
オフィスや商業施設、ホテル、マンション、ヘルスケア施設など多種多様なREIT銘柄から構成されています。以下、本指数の各種構成比、他指数との比較、また評価などを解説します。(S&P DOW JONES INDICESのデータを基に作成)
国・地域別構成比
以下のグラフ・表は、本指数の国別構成比を表したものです。イギリスとオランダで全体の約70%を占めています。その他、ヨーロッパ(欧州)先進国の不動産を組み入れています。
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用途別構成比
以下のグラフ・表は、本指数の用途別構成比率です。店舗用が全体の半分を占めています。
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S&P欧州REIT指数をベンチマークとするインデックスファンド
欧州不動産市場への投資を目的としたインデックスファンド、およびファンドを保有する時におトクなオススメ購入先を紹介します。
インデックスファンドの特徴・解説
下表は、S&P欧州REIT指数をベンチマークとするインデックスファンドの比較です。eMAXISシリーズなどから2つの低コストファンドが販売されています。
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両ファンドとも、SBI証券などのネット証券で手数料無料(ノーロード)で購入可能です。おすすめのファンドは、信託報酬の安いeMAXIS欧州リートインデックスです。コストは投資家へのマイナスリターンとなり、投資パフォーマンスを悪化させます。そのため、ベンチマークが同じ場合、コストの安いファンドを選ぶ方が良いでしょう。
参考 eMAXIS欧州リートインデックスの詳細は、以下をご参照ください。
http://investment-by-index-invest.com/emaxis-europe-reit-index/
分散性を高めるために
欧州不動産市場は、有望な不動産市場の一つですが、地域や銘柄数の分散を行うことで、価格変動リスクを減らすことができます。そのため、先進国や新興国全体への投資を目的としたファンドへ投資することが重要です。
低コストで全世界の不動産市場へ分散投資できるファンドには、たわらノーロード先進国リート(信託報酬:0.35%)やニッセイグローバルリートインデックスファンド(同:0.40%)があります。より分散効果を高めて海外不動産投資を行いたいという方は、これらがオススメとなります。
- 先進国リート:たわらノーロード先進国リート(信託報酬:0.35%)
- 先進国&新興国リート:ニッセイグローバルリートインデックスファンド(同:0.40%)
参考 海外不動産市場を投資目的とするファンド・ETFは、以下をご参照ください。
http://investment-by-index-invest.com/greit-indexfunds-etf/
コストを抑えたオススメ購入先
コストは投資家の確実なマイナスリターンとなります。売買手数料が安い、またはポイント還元などでお得にファンドを保有できる証券会社を選び、コストをお抑え、投資パフォーマンスの向上を目指しましょう。
本記事で紹介したインデックスファンドは、以下の大手ネット証券会社で手数料無料で購入可能ですが、利便性が良く、投資信託保有時のポイント還元率が最も高いSBI証券での購入・保有がオススメです。今なら無料口座開設で最大10万円がもらえます。(9月30日まで)
参考 SBI証券の詳細確認・無料口座開設は、以下の公式ページから行えます。ご興味をもたれた方は、ぜひご覧ください。
⇒ SBI証券の詳細確認・無料口座開設
また、本記事でのSBI証券の解説・評価は、以下の記事をご参照ください。
http://investment-by-index-invest.com/sbi-merit-demerit/
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SBI証券やその他証券会社のポイント還元の詳細は、以下の記事をご参照ください。
http://investment-by-index-invest.com/comparison-point-program-of-securities/
私の場合、ファンド保有用にSBI証券・楽天証券、フリーETF用にカブドットコム証券、また海外ETF用としてマネックス証券を使用中です。他GMOクリック証券を株主優待銘柄用に口座開設しています。
参考 本ブログの運営者の投資商品や活用証券会社などは、以下をご参照ください。
http://investment-by-index-invest.com/investment-policy-2016/
本記事で紹介した証券会社やサービスは、以下の公式ページから無料口座開設・無料登録が行えます。ご興味をもたれた方は、ぜひご覧ください。
参考 現在行われている、お得な口座開設キャンペーンは、以下をご参照ください。
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