MSCIエマージングマーケットIMIとは? | インデックス投資で資産運用

MSCIエマージングマーケットIMIとは?

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MSCIエマージングマーケットIMIとは?

MSCIエマージングマーケットIMIとは?



皆様は、新興国市場の株価指数(インデックス)と聞いて、どんなインデックスを思い起こしますか?MSCIエマージング・マーケット・インデックスなどを思い起こすでしょうか?

実は、MSCIエマージング・マーケット・インデックスよりも、より広範囲をカバーするインデックスに「MSCIエマージングマーケット Investable Market Index(IMI)」があります。

本記事では、そのMSCIエマージングマーケットIMIの特徴・魅力、構成比、他新興国株価指数との違い、また連動金融商品やそのオススメ購入先などを紹介・解説します。

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MSCIエマージングマーケットIMIの特徴

MSCIエマージングマーケット Investable Market Index(IMI)とは、全23カ国の、新興国株式市場への投資を行うことを目的とした指数(インデックス)です。MSCIエマージング・マーケット・インデックスとの違いは、指数に小型株を含むか含まないかの違いです。

指数に小型株式も含むため、新興国株式市場時価総額の約99%をカバーしています。
(MSCIエマージング・マーケット・インデックスは85%程度)

参考 MSCIエマージング・マーケット・インデックスの詳細は、以下をご参照ください。
http://investment-by-index-invest.com/index-msci-emerging/

国別構成比

以下の表・グラフは、MSCIエマージングマーケットIMIの国別構成比を表したものです。アジア地域に占める割合が約70.2%とかなり高い割合になっています。

MSCIエマージングマーケットIMIの国別構成比

MSCIエマージングマーケットIMIの国別構成比

国名構成比
ETF(VXMU)
中国22.11%
韓国15.94%
台湾12.82%
インド8.89%
南アフリカ7.66%
ブラジル5.84%
メキシコ4.48%
ロシア3.39%
マレーシア3.2%
タイ2.43%
インドネシア2.32%
ポーランド1.45%
フィリピン1.43%
トルコ1.42%
チリ1.23&
香港1.06%
カタール1.02%
その他2.70%

業種別構成比

以下の表・グラフは、MSCIエマージングマーケットIMIの業種構成比を表したものです。各業種バランスの良い配分です。MSCIコクサイなどの先進国株価指数の業種別構成比と比べると、金融の割合が多く、ヘルスケアの割合が少なくなっています。

MSCIエマージングマーケットIMIの業種別構成比

MSCIエマージングマーケットIMIの業種別構成比

 構成比
(ETF)
金融27.18%
情報技術17.72%
消費者サービス10.54%
資本財・サービス8.66%
生活必需品8.72%
エネルギー6.66%
電気通信サービス6.45%
ヘルスケア3.60%
公益事業3.31%

組み入れ上位10銘柄

以下の表・グラフは、MSCIエマージングマーケットIMIの組み入れ上位10銘柄を表したものです。東アジアのハイテク産業が上位を占めます。また中国の金融系の銘柄も組み入れ上位となっています。組入上位10銘柄の構成割合は、16.01%です。

企業名業種構成比
サムソン電子韓国情報技術2.76%
台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング
カンパニー
台湾情報技術2.54%
テンセント中国情報技術2.25%
チャイナモバイル中国電気通信サービス1.90%
中国建設銀行中国金融1.46%
ナスパーズ南アフリカ一般消費財・サービス1.30%
中国工商銀行中国金融1.11%
鴻海精密工業台湾情報技術0.95%
中国銀行中国金融0.89%
インフォシスインド情報技術0.85%

参考 組み入れ上位企業の概要は、以下からご覧いただけます。

新興国株式インデックスの上位企業の紹介
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評価・他インデックスとの比較

MSCIエマージングマーケットIMIは、大・中型だけでなく、小型株を含み新興国株式時価総額の約99%をカバーする点が魅力的です。そのため、大中型株式だけからなるMSCIエマージングマーケット・インデックスよりも魅力的です。

小型株を含むことで、分散性を高めるだけでなく、小型株効果を取り込むこともできます。小型株効果とは、学術的にも優位性が認められている株式市場の3大アノマリーの1つで、長期的に見て、大中型株よりも、小型株のパフォーマンスが良い確率が高いというものです。

参考 小型株効果(アノマリー)に関しては、以下をご参照ください。

バンガードETFの新ベンチマーク移行!低コストのまま、小型株を組み入れ分散性を強化!
インデックスファンド・ETFのオールキャップ・インデックス(小型株も含む)への移行、大歓迎です!(梅屋敷商店街のランダム・ウ...

アジア・韓国の比率を落としたいなら

韓国を新興国市場でなく先進国市場へ分類し、構成比率を落としたい方は、FTSEエマージング・マーケッツ・オールキャップ(含む中国A株)インデックスがおすすめです。構成国に韓国を含まず、新興国市場の大中小型株、また中国A株から構成されるインデックスです。

日本から投資できる、このインデックスに連動する金融商品は、バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツ ETF(VWO)があります。経費率0.15%と格安で新興国株式全体に分散投資ができます。

参考 バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツ ETFの詳細は、以下をご参照ください。
http://investment-by-index-invest.com/etf-vanguard-emerging/

MSCIエマージングマーケットIMIをベンチマークとする商品とそのオススメ購入先

MSCIエマージングマーケットIMIをベンチマークとするファンド・ETFは、「iシェアーズエマージング株ETF(1582)」があります。日本から投資できる本指数をベンチマークとする唯一の金融商品です。

iシェアーズエマージング株ETF(1582)

iシェアーズエマージング株ETF(1582)の特徴は、経費率0.18%と格安で、新興国株式市場の大型・中型・小型株に分散投資できる点です。国内ETFなので売買手数料も安いので、日本から新興国株式市場へ投資する際、最もオススメの金融商品です。

  • ベンチマーク:MSCI エマージング・マーケットIMIインデックス
  • 売買手数料:証券会社毎の株式売買手数料(詳細後述)
  • 経費率:0.18%
  • 売買単位:1株(2015年9月12日現在、1株あたり約5,010円)
  • 決算:年2回(6・12月)
  • 償還日:無期限(設定日:2012/10/18)
  • 純資産総額:約920億円
  • 上場市場:東京証券取引所

参考 iシェアーズエマージング株ETF(1582)の詳細は、以下をご参照ください。
http://investment-by-index-invest.com/i-shares-mcsi-emerging-market-etf-1582/

分配金への課税に関して

iシェアーズ国内ETFは、JDR形式で国内上場しているため日米の両国で課税されます。米国で30%の課税後、日本でも20.315%の課税がされるため、実質44.2%程度分、分配金が減ることになります。

JDRとは、外国に上場するETFを信託財産として日本国内で発行される受益証券発行信託の受益証券で、海外ETFを国内にも重複上場できる仕組みです(特定口座にも対応)。

しかし、購入先(証券会社)によっては、分配金の米国課税分を軽減(30%⇒10%)できます。手数料の安いネット証券では、SBI証券やGMOクリック証券などがすでに軽減税率適用サービスを行っています。そのため、軽減税率が適用できる証券会社を選び、課税コストを抑えましょう。

参考 SBI証券・GMOクリック証券の軽減税率適用に関しては、以下をご参照ください。

SBI証券、iシェアーズETF分配金の軽減税率適用!気になる適用サービスの手続き方法は?
先日、「iシェアーズETF分配金の米国源泉課税が30%から10%へ!ネット証券会社の対応は?」でお伝えしたように、東証に上場...
GMOクリック証券、iシェアーズETF東証上場シリーズ分配金の軽減税率適用!
本ブログでもお伝えたように、iシェアーズETF東証上場シリーズの分配金に対して、米国課税分が軽減税率が適用されることがSBI...

コストを抑えたオススメ購入先

コストは投資家への確実なマイナスリターンとなり、投資パフォーマンスを悪化させます。投資コスト(売買手数料)の安い証券会社を選び、パフォーマンス向上に努めましょう。

iシェアーズエマージング株ETFは、各証券会社で国内株式同様に売買できます。そのため、おすすめの購入先(証券会社)は、売買手数料が安い証券会社です。また、先に述べたようにETFの分配金に対して軽減税率を適用できる証券会社であることも重要です。長期投資の場合、初期コスト(購入手数料)よりも分配金課税コストの方が重要になってきます。

これらを考慮すると、GMOクリック証券がオススメです。NISA口座で売買手数料が無料になりますし、普通口座でもGMOインターネット(9449)GMOクリックホールディングス(7177)などの株主優待で、売買手数料をキャッシュバックすることができます(実質手数料無料)。

参考 GMOクリック証券証券の詳細確認・無料口座開設は、以下の公式ページから行えます。
GMOクリック証券

また、本ブログのGMOクリック証券の評価・解説は、以下をご参照ください。

GMOクリック証券の評価・解説(メリット・デメリットなど)
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参考 本記事で紹介した証券会社やサービスは、以下の公式ページから無料口座開設・無料登録が行えます。ご興味をもたれた方は、ぜひご覧ください。

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