JASDAQ TOP20上場投信(1551)の解説・評価 | インデックス投資で資産運用

JASDAQ TOP20上場投信(1551)の解説・評価

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JASDAQ TOP20上場投信(1551)の解説・評価

JASDAQ TOP20上場投信(1551)の解説・評価



JASDAQ TOP20上場投信(証券コード:1551)は、日本の小型株式市場への投資を目的としたETFです。本ETFを1本保有することで、信託報酬0.5%で、今後高い成長が期待される日本の小型株式銘柄に分散投資が行えます。

本記事では、JASDAQ TOP20上場投信の評価・解説を行います。ETFの特徴、構成比、コスト、分配金、他ETFとの比較を解説し、本ETFをおトクに購入できる証券会社も紹介します。

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目次

JASDAQ TOP20上場投信(1551)の特徴・評価

JASDAQ TOP20上場投信(コード:1551)は、JASDAQ-TOP20指数をベンチマークとするETFです。JASDAQ-TOP20とは、JASDAQを代表する20銘柄から構成される株価指数です。銘柄を絞り込むことで、ETFのリバランスなどの利便性を高めています。

参考 JASDAQ-TOP20指数の詳細は、以下をご参照ください。

JASDAQ(ジャスダック)-TOP20指数とは?
JASDAQ-TOP20指数 とは、JASDAQ指数の構成銘柄上位20銘柄から構成される株価指数です。JASDAQ TOP2...

JASDAQ TOP20上場投信(1551)の特徴:

  • ベンチマーク:JASDAQ-TOP20指数
  • 売買手数料:証券会社毎(GMOクリック証券ならNISA口座で無料。優待で実質無料。)
  • 信託報酬(税抜):0.50%
  • 売買単位:10株毎
  • 最低購入金額:35,750円(2016年1月12日現在)
  • 決算:年1回(毎年7月8日。休日の場合、翌営業日。)
  • 信託期間:無期限(設定日:2010年12月3日)
  • 純資産総額:約12.7億円

以下、本ETFのコスト、他ETFとの比較、また売買手数料を無料、もしくは安くすることができるお得な証券会社を解説します(Simplex社のデータを基に作成)。

組入上位10銘柄

下表は、本ETFの組入上位10銘柄です。スマホゲームで有名なガンホーやその他IT企業、また第一興商やマクドナルドなど老舗が、上位を占めています。

銘柄構成比率
ガンホー42.35%
セリア7.56%
第一興商6.18%
Dガレージ5.59%
メッセージ4.44%
クルーズ3.78%
インフォコム3.71%
エムティーアイ3.51%
ハーモニック3.39%
マクドナルド3.37%

コスト(売買手数料・信託報酬)

本ETFの売買手数料は、国内株式同様の手数料がかかります。売買手数料最安の証券会社は、約定代金が10万円以下なら松井証券それ以上ならライブスター証券です。また、GMOインターネット(9449)などの株主優待を使えば、GMOクリック証券売買手数料実質無料となります。(詳細後述)

本ETFの保有時にかかる手数料「信託報酬」は、年率0.5%と低コストです。JASDAQ市場への投資を目的としたETFは、本ETFのみとなります。

配当金・分配金

決算は年1回(7月)です。直近の分配金は、1口あたり14円で、配当金・分配金利回りは1%を切る低水準となっています。小型株式は、一般的に安定した収益よりも、高い企業成長を重視した経営をしているためです。そのため、本ETFは、分配金よりもキャピタルゲインを得ることを目的とした投資として利用しましょう。

分配金の推移

決算日分配金
(一口当たり)
2015年7月8日14円
2014年7月8日0円
2013年7月8日0円
2012年7月8日13.3円
2011年7月8日5.8円

効率的な資産形成のため、分配金が発生した場合は再投資しましょう。GMOクリック証券などで購入手数料を抑えて再投資しましょう。

ETFの配当金(分配金)を再投資する方法
長期投資において、インデックスファンドやETFの分配金・配当金を再投資することは、複利効果を最大限活かするためにに重要です。...

評価・他ETFとの比較

今後高い成長が期待される小型株式への株式投資は、ボラティリティ(値動きのばらつき)が高く、各銘柄への投資はリスクが伴います(銘柄の選別も難しい)。ただし、銘柄や業種を分散することでリスクを抑えることができます。

本ETFは、日本の小型株式の中でも、JSADAQの20銘柄から構成されています。本ETFを保有することで、JASDAQをリードする小型株式に分散投資することができます。運用コスト(信託報酬)も0.5%と低水準です。

ただし、下表にあるように、本指数に連動するJASDAQ-TOP20指数ファンド(インデックスファンド)もあるので、小資金を定期的に投資に回したい方は、そちらの方がオススメです。

銘柄信託報酬種類コメント
JASDAQ TOP20上場投信(1551)0.50%ETFそれなりの資金で不定期で投資する方に有効
JASDAQ-TOP20指数ファンド0.76%インデックスファンド小資金で定期的に投資する方に有効

参考 インデックスファンドとETFの違いは、以下をご参照ください。

ETFとインデックスファンドの違い・比較
皆さんはどのような金融商品を利用して投資を行っているでしょうか? インデックス投資では、インデックスファンドまたはET...

また、日本の新興株式市場には、JASDAQの他に、東証マザーズがあります。東証マザーズ市場への投資を目的としたETF・ETFに、NEXT NOTES東証マザーズETN(信託報酬:0.5%)やマザーズ・コア上場投信(同:0.5%)があります。合わせてご検討ください。

参考 JASDAQとマザーズの違いや、それらの市場への投資を目的とした投資の詳細・比較は、以下をご参照ください。

国内新興株式市場(ジャスダック・マザーズ)への投資を目的としたファンド・ETFの解説
日本国内には、成長著しい、または今後大きな成長が期待できるベンチャー(新興)企業が多く存在します。そのような成長新興企業が上...

ただし、日本の株式市場へ広く分散投資をしたいという方は、日本の株式市場の8割〜9割をカバーするTOPIXに連動するニッセイTOPIXインデックスファンド(信託報酬:0.29%)やiシェアーズTOPIX ETF(同:0.06%)、MAXISトピックス上場投信(同:0.078%)などを用いて、投資を行うことをオススメします。

参考 日本株式への投資を目的としたファンド・ETFの詳細は、以下をご参照ください。

日本(国内)株式クラスのインデックスファンド・ETF一覧。おすすめファンド・比較など
我々日本人が投資先(投資クラス)として抑えておくべき資産に、日本株式クラスがあります。本記事では、その日本株式クラスのインデ...

コストを抑えたオススメ購入先

コストは投資家への確実なマイナスリターンとなり、投資パフォーマンスを悪化させます。投資コスト(売買手数料)の安い証券会社を選び、パフォーマンス向上に努めましょう。

JASDAQ TOP20上場投信(1551)は国内ETFのため、国内株式売買手数料が安い証券会社での売買が重要です。下表は、各証券会社の国内株式・ETFの売買手数料比較です。

証券会社名 \ 約定代金10万円20万円30万円50万円100万円200万円300万円500万円1000万円
SBI証券90105250250487921115211521152
GMOクリック証券8898241241436834834834834
カブドットコム証券901802502509901890279036903690
ライブスター証券8097180180340600600800800
松井証券0300300500100020003000500010000
マネックス証券100180250450150030004500750015000
楽天証券139185272487921921921921921
*表上の「+」を押すと、各約定代金別の手数料(税抜)が表示できます。

表からわかるように、投資資金が10万円以下なら松井証券が、10万円以上ならライブスター証券が圧倒的にお得です。皆様の投資資金に合わせてお使い分けください。

参考 手数料最安の松井証券・ライブスター証券の詳細確認・無料口座開設は、以下の公式ページから行えます。ご興味をもたれた方は、ぜひご覧ください。
ライブスター証券
松井証券

また、本ブログでの松井証券・ライブスター証券の評価・解説は、以下をご参照ください。

松井証券のメリット・デメリット。10万円以下の売買手数料は最安!
松井証券 は、大正7年に創業した歴史ある証券会社です。1日の約定代金の合計10万円以下は、売買手数料が無料など独自のお得なサ...
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GMOクリック証券なら全ての価格帯で売買手数料実質無料に!

上表でご覧いただいたように、GMOクリック証券は全ての価格帯でNo2.の安さです。しかし、GMOインターネット(9449)などの株主優待を使うことで、売買手数料が実質無料となります。私は本方法を使って、国内ETF・株式を売買しています。

GMOクリック証券で売買手数料を実質無料にする方法は、以下をご参照ください。

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株式やETFの売買手数料は、コストとして投資家の確実なマイナスリターンとなります。売買手数料分を投資で取り返す分のリターンが...

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また、本ブログのGMOクリック証券の評価・解説は、以下をご参照ください。

GMOクリック証券の評価・解説(メリット・デメリットなど)
現在、人気急上昇中の証券会社がGMOクリック証券です。株式の売買手数料の安さ、ツールの使いやすさ、株主優待との併用で売買手数料無...

コストは投資家の確実なマイナスリターンとなります。購入にかかる費用(売買手数料と為替手数料)が安い証券会社を選び、コストお抑えましょう。

参考 国内ETF購入のための証券会社で迷った方は、以下もご参照ください。

おすすめ証券会社【国内ETF編】
国内ETFは、インデックスファンドと比べて割安な商品であり、また海外ETFと比べて為替や税金面での煩わしさがないため、国内投...

参考 本記事で紹介した証券会社やサービスは、以下の公式ページから無料口座開設・無料登録が行えます。

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