マネックス証券ではUBS ETF東証シリーズの買付手数料キャッシュバックキャンペーンを開始しました。UBS ETF東証シリーズは、先進国を中心に様々な国のETFを提供しています。現地配当金の課税などにもメリットがあり、人気のあるETFブランドの一つです。
本記事では、マネックス証券の本キャンペーンの詳細、およびUBS ETF東証シリーズの特徴や銘柄の解説をします。買付手数料無料を活用し、UBS国内ETFをうまく利用しましょう。
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目次
マネックス証券のUBS ETF東証シリーズ買付手数料キャッシュバックキャンペーン
マネックス証券の簡単な紹介を行い、その後UBS ETF東証シリーズ買付手数料キャッシュバックキャンペーンの詳細を解説します。
マネックス証券の特徴
はじめに、本キャンペーンを提供するマネックス証券の簡単な紹介を行います。すでにご存知の方は、読み飛ばしてください。
マネックス証券は、常に最新の商品やサービスを導入するという経営方針で知られている先進的な証券会社です。国内株式・ETF、海外株式・ETF、投資信託など、基本的な取引は、マネックス証券の口座を開設していれば、全て可能です。
マネックス証券のメリットは、海外ETF・株式売買手数料が業界最安である点やマネックスポイントで投資信託をおトクに運用できる点です。実際、私も海外ETFなどはマネックス証券で売買しています。
参考 本キャンペーンの参加には、マネックス証券の口座開設(無料)が必要です。無料口座開設は、以下の公式ページから行えます。今なら、口座開設キャンペーンで最大71,000円がもらえます(9月29日まで)。
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キャンペーン概要・内容
次に、本キャンペーンの概要・内容を紹介します。
キャンペーン期間:
2015年11月27日(金)~2015年12月30日(水) ※約定日ベースキャンペーン内容:
上記キャンペーン期間中に、以下のUBS ETF東証シリーズ10銘柄を買付(信用取引は除く)をした場合の取引手数料(税込)をキャッシュバック。
- UBS ETFユーロ圏大型株50(1385)
- UBS ETF欧州株(1386)
- UBS ETF欧州通貨圏株(1387)
- UBS ETF欧州通貨圏小型株(1388)
- UBS ETF英国大型株100(1389)
- UBS ETF MSCIアジア太平洋株(1390)
- UBS ETFスイス株(1391)
- UBS ETF英国株(1392)
- UBS ETF米国株(1393)
- UBS ETF先進国株(1394)
先進国、米国、欧州、またスイス・イギリス単一国への投資を目的とした多種多様なETFが対象です。
キャッシュバック上限:
1人あたり10万円のキャッシュバックまでキャッシュバックの時期:
2016年1月下旬頃に証券総合取引口座へ入金。注意事項:
- キャンペーンは自動エントリーですので、別途お申込みの必要なし。
- キャッシュバック時に証券総合取引口座を閉鎖されている場合は対象外。
- マネックスポイントでの株式手数料充当分については、キャッシュバックの対象外。
- 「一日定額手数料コース」の場合、対象商品の約定がボックス(1日の売買代金のうち、約定金額300万円ごとの売買を「ボックス」という単位で呼びます)の最初のお取引であった場合にキャッシュバックの対象となります。そのため、約定の順番によってはキャッシュバックの対象とならない場合があります。
- NISA口座、株式らくらく口座でのお取引はキャッシュバックの対象外。
- 各キャンペーンの内容は、予告なく変更又は中止となる場合がございますので予めご了承ください。
参照元:マネックス証券
このような内容のキャンペーンとなっています。キャッシュバック上限が10万円となっていますが、億単位の買付をしない限り手数料10万円にはならないので、個人投資家の方であれば、ほとんどの方が上限を超えることはないと思われます。
また、NISA口座での買付手数料はキャッシュバック対象外とありますが、マネックス証券の場合NISA口座での国内株式売買手数料は無料なので、そもそもキャッシュバックするものが無いということです。
参考 マネックス証券NISA口座での売買手数料に関しては、以下をご参照ください。
このように、本キャンペーンを利用することで、UBS国内ETFを初期費用なしで購入・保有することができます。ぜひ、この機会にUBS ETFで資産運用を始めてみましょう。以下、UBS ETF東証シリーズの解説を行いますので、銘柄選びのご参考にしてみてください。
UBS ETF東証シリーズの特徴・銘柄一覧
UBS ETFは、スイス・チューリッヒに拠点をおき、強固な財務基盤と質の高い金融サービスを提供する世界最大級の金融グループ「UBS」が提供するETFです。
東証に上場しているUBSのETF(UBS国内ETF)を用いることで、我々日本人投資家は、日本円で日本株同様に、世界の株式市場に分散投資を行うことができます。国内ETFのため、海外ETFと比べて、安価な売買手数料で利便性良く、売買することができます。
参考 ETFの基本事項、特徴などは、以下をご参照ください。
ルクセンブルク籍ETFのため分配金の課税がおトク!?
本ETFは、ルクセンブルク籍ETFをJDR形式で東証に上場しています。一般に、JDR形式ETFの分配金への課税は、現地課税と国内課税の2重課税となりますが、ルクセンブルク籍ETFのため、現地分は非課税の可能性があります。(初回分配金で要チェック)
JDRとは、外国に上場するETFを信託財産として日本国内で発行される受益証券発行信託の受益証券で、海外ETFを国内にも重複上場できる仕組みです(特定口座にも対応)。
現地課税分が非課税であれば、米国籍ETFとしてJDR形式で東証に上場しているiシェアーズETFよりも税制面でおトクになります。iシェアーズETFは、SBI証券やGMOクリック証券などで、現地課税の軽減税率を適用できますが、10%課税されます。
参考 iシェアーズETFの特徴、軽減税率の詳細は、以下をご参照ください。
UBS ETF東証シリーズの銘柄一覧
下表は、UBS ETF東証シリーズの銘柄と信託報酬、ベンチマーク一覧です。これらのETFを保有することで、先進国をはじめ、米国・欧州の各国に分散投資が可能です。
コード | 銘柄名 | 信託報酬 (年率) | ベンチマーク |
---|---|---|---|
1385 | UBS ETFユーロ圏大型株50 | 0.15% | ユーロ・ストックス50指数 |
1386 | UBS ETF欧州株 | 0.20% | MSCIヨーロッパ指数 |
1387 | UBS ETF欧州通貨圏株 | 0.23% | MSCI EMUインデックス(ネットリターン) |
1388 | UBS ETF欧州通貨圏小型株 | 0.33% | MSCI EMU小型株インデックス(ネットリターン) |
1389 | UBS ETF英国大型株100 | 0.20% | FTSE100インデックス(トータルリターン) |
1390 | UBS ETF MSCIアジア太平洋株(除く日本) | 0.30% | MSCIパシフィック(除く日本)インデックス(ネットリターン) |
1391 | UBS ETFスイス株 | 0.20% | MSCIスイス20/35インデックス(ネットリターン) |
1392 | UBS ETF英国株 | 0.20% | MSCI英国インデックス(トータルリターン) |
1393 | UBS ETF米国株 | 0.20% | MSCI米国インデックス(ネットリターン) |
1394 | UBS ETF先進国株 | 0.30% | MSCIワールドインデックス(ネットリターン) |
*ネットリターンは必要経費控除後のインデックスのリターン、トータルリターンは、分配金などインカムゲインも加えたリターンです。
参考 UBS ETF東証シリーズの特徴・銘柄の詳細は、以下をご参照ください。
GMOクリック証券なら、買付だけでなく売買手数料も実質無料
以上紹介したUBS ETF東証シリーズの国内ETFは、今回のマネックス証券のキャンペーンを使わない場合、買付投資コスト削減のため国内株式売買手数料が安い証券会社で売買することがが重要です。下表は、各証券会社の国内株式・ETFの売買手数料比較です。
証券会社名 \ 約定代金 | 10万円 | 20万円 | 30万円 | 50万円 | 100万円 | 200万円 | 300万円 | 500万円 | 1000万円 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
SBI証券 | 90 | 105 | 250 | 250 | 487 | 921 | 1152 | 1152 | 1152 |
GMOクリック証券 | 88 | 98 | 241 | 241 | 436 | 834 | 834 | 834 | 834 |
カブドットコム証券 | 90 | 180 | 250 | 250 | 990 | 1890 | 2790 | 3690 | 3690 |
ライブスター証券 | 80 | 97 | 180 | 180 | 340 | 600 | 600 | 800 | 800 |
松井証券 | 0 | 300 | 300 | 500 | 1000 | 2000 | 3000 | 5000 | 10000 |
マネックス証券 | 100 | 180 | 250 | 450 | 1500 | 3000 | 4500 | 7500 | 15000 |
楽天証券 | 139 | 185 | 272 | 487 | 921 | 921 | 921 | 921 | 921 |
表からわかるように、投資資金が10万円以下なら松井証券が、10万円以上ならライブスター証券が圧倒的にお得です。皆様の投資資金に合わせてお使い分けください。
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また、本ブログでの松井証券・ライブスター証券の評価・解説は、以下をご参照ください。
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上表でご覧いただいたように、GMOクリック証券は全ての価格帯でNo2.の安さです。しかし、GMOインターネット(9449)などの株主優待を使うことで、売買手数料が実質無料となります。私は本方法を使って、国内ETF・株式を売買しています。
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コストは投資家の確実なマイナスリターンとなります。購入にかかる費用(売買手数料と為替手数料)が安い証券会社を選び、コストお抑えましょう。
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