東証配当フォーカス100指数は、日本国内の高配当利回り企業や不動産市場の動向を示す指数(インデックス)です。高配当利回り企業90社、および高配当利回りの不動産投資信託(REIT)10銘柄から構成されています。
本記事では、東証配当フォーカス100指数の特徴、組入銘柄、他高配当利回り指数との違い、また本指数をベンチマークとする金融商品やそのオススメ購入先などを紹介・解説します。
東証配当フォーカス100指数の特徴・評価
東証配当フォーカス100指数とは、TOPIX1000および東証REIT指数の構成銘柄のうち時価総額および予想配当利回りを基に選定された100銘柄(株式90銘柄、REIT10銘柄)をから構成される指数(インデックス)です。
市場動向を適格により反映するため、年2回(1月・7月)の銘柄入れ替えを行っています。2015/7/31現在組み入れ銘柄の予想配当利回りは、2.56%となっています。
組入上位10銘柄
下表は、本指数の組み入れ上位10銘柄です。日経平均株価やTOPIXなどでおなじみのトヨタ、日本たばこ産業などが入っています。その他も有名優良企業が並んでいます。
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*組み入れ全銘柄はこちら
評価・他高配当利回り指数との比較
本指数は、予想配当利回りの高い企業、および不動産投資信託(REIT)の100銘柄に分散投資できる点が特徴です。高配当指数は一般的に相場急落局面の下げ幅が小さい点が特徴です。
他高配当利回り指数との比較
下表は、日高配当利回り企業への投資を目的とした指数の構成銘柄・配当利回りの比較です。
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配当利回りは、ほぼ同水準ですがMSCIジャパン高配当利回りインデックスが若干高い傾向にあります。また、本指数の構成銘柄数は、他指数と比べて、多いため分散性に優れていると言えます。
ただし、次に紹介するように、実際の金融商品においては、MSCIジャパン高配当利回りインデックスをベンチマークとするETFが最安コストとなっているため、日本の高配当企業への投資を行いたい場合、本指数「MSCIジャパン高配当利回り」が最もオススメです。
参考 MSCIジャパン高配当利回りとその指数をベンチマークとするETFは、以下をご参照ください。
http://investment-by-index-invest.com/msci-japan-high-dividend-yield-index/
http://investment-by-index-invest.com/ishares-msci-japan-high-dividend-yield-etf-1478/
東証配当フォーカス100指数をベンチマークとする金融商品
東証配当フォーカス100指数をベンチマークとする金融商品は、上場インデックスファンド日本高配当(コード:1698)のみです。以下、上場インデックスファンド日本高配当ETFの特徴を紹介します。
上場インデックスファンド日本高配当ETF(1698)
上場インデックスファンド日本高配当(コード:1698)は、本記事で紹介した東証配当フォーカス100指数をベンチマークとする国内ETFです。
上場インデックスファンド日本高配当ETF(1698)の特徴:
- ベンチマーク:東証配当フォーカス100指数
- 売買手数料:証券会社毎(GMOクリック証券ならNISA口座で無料。優待で実質無料。)
- 信託報酬(税抜):0.28%
- 売買単位:10株毎
- 最低購入金額:17,220円(2015年11月21日現在)
- 決算:年4回(1月、4月、7月、10月)
- 信託期間:無期限(設定日:2010年5月13日)
- 純資産総額:約65.4億円
参考 上場インデックスファンド日本高配当ETF(1698)の詳細は、以下をご参照ください。
http://investment-by-index-invest.com/index-fund-japan-high-dividend-etf-1698/
また、下表は高配当利回り指数をベンチマークとするETFのコスト比較です。iシェアーズMSCIジャパン高配当利回りETF(1478)が最安コストです。コストは投資家へ確実なマイナスリターンとなり、投資パフォーマンスを悪化させるため、コストの安いiシェアーズMSCIジャパン高配当利回りETFがオススメです。
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参考 高配当利回り銘柄への投資を目的としたETFの詳細・比較は、以下をご参照ください。
http://investment-by-index-invest.com/high-dividended-yeild-stock-funds-etf/
お得なオススメ購入先
上場インデックスファンド日本高配当ETF(1698)やiシェアーズMSCIジャパン高配当利回りETF(1478)は国内ETFのため、国内株式売買手数料が安い証券会社での売買が重要です。下表は、各証券会社の国内株式・ETFの売買手数料比較です。
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また、本ブログでの松井証券・ライブスター証券の評価・解説は、以下をご参照ください。
http://investment-by-index-invest.com/matsui-merit-demerit/
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