SBI証券では、2015年12月25日より、外国株式の特定口座取り扱いをスタートしました。現在、その記念キャンペーンとして、SBI証券へ外国株式を移管した方を対象に、外国株式の取引手数料キャッシュバックキャンペーンを行っています。
本記事では、本キャンペーンの概要を紹介しつつ、SBI証券での外国株式・ETFの特定口座取引のメリット・デメリットを解説します。
参考 SBI証券の外国株式・ETF特定口座取り扱いについては、以下をご参照ください。
目次
外国株式・ETF特別口座取り扱い開始記念キャンペーン!
SBI証券では、外国株式特定口座取り扱い記念キャンペーンとして、SBI証券へ外国株式を移管した方を対象に、外国株式の手数料キャッシュバックキャンペーンを行っています。以下、本キャンペーンの概要等について解説します。
キャンペーン概要・期間
本キャンペーンの概要は、下表のようになります。2016年3月31日までに外国株式を移管した方の、外国株式売買手数料が、最大3,321円キャッシュバックされます。
項目 | 内容 |
---|---|
移管入庫期間 | 2016/1/4(月)~2016/2/29(月)
|
取引期間 | 2016/1/4(月)~2016/3/28(月)(※国内約定日ベース)
|
キャンペーン特典
各種取引に応じて、最低手数料相当額がキャッシュバックされます。
- 米国株式を取引した場合:3,321円
- 中国株式をお取引した場合:803円
米国株式の最低手数料25米ドル(税込27米ドル)は1ドル=123円と換算し、中国株式の最低手数料47香港ドル(税込50.76香港ドル)は1香港ドル=15.82円と換算しています。キャッシュバックに関わる為替レートは本レートで固定となります。
現在、円高気味のため、上記のレート固定は我々に有利な水準となっています。また、本キャンペーンのキャッシュバック金額は、2016年4月末頃に証券総合口座に入金される予定です。
キャンペーン対象者・条件
インターネットコースの個人のお客さまで、移管入庫期間中に米国株式または中国株式を移管入庫されたお客さまのうち、取引期間中に米国株式または中国株式を1回以上お取引されたお客さまに、各種お取引のいずれかの最低手数料分をキャッシュバックをいたします。
参考 SBI証券の無料口座開設は、以下の公式ページから行えます。今なら口座開設キャンペーンで最大10万円がもらえます(9月30日まで)。
⇒ SBI証券
また、本ブログでのSBI証券の評価・解説は、以下をご参照ください。
注意事項
本キャンペーンは、以下の注意点にご留意ください。
- 外国株式取引口座をお持ちの方が対象
- 注文方法はインターネットでの注文のみ対象
- 移管入庫期間中に出庫された方は、キャンペーン対象外
- キャッシュバックの対象となる取引(米国株式、中国株式)は、先に約定した取引を優先といたしますが、国内受渡日が同日の場合は、米国株式を対象にキャッシュバック。
- NISA口座での取引も対象
- ダイレクトコース、IFAコース、対面コース、および法人口座のお客さまは対象外
本キャンペーンに参加するには、SBI証券の口座開設(無料)が必要です。以下の公式ページから詳細確認・無料口座開設が行えます。口座開設費用・維持費用は無料です。また、今なら口座開設キャンペーンで最大10万円がもらえます(9月30日まで)。
⇒ SBI証券
以下、SBI証券の外国株式・ETF特別対応に関しての解説や外国株式・ETFをSBI証券で保有することのメリット・デメリットを紹介します。
SBI証券の外国株式・ETFの特定口座対応
はじめに、特定口座に関して簡単に解説します。その後、この度のSBI証券の特定口座対応の詳細を解説致します。
そもそも特定口座とは?
特定口座とは、株式・投資信託などの金融商品の売買内容の記録・損益の計算を証券会社が、我々投資家に代わって行ってくれる口座のことです。また、源泉徴収ありを我々が選択すれば、証券会社が納税し、我々得て口座を使う投資家は確定申告不要とすることも可能です。
参考 特定口座の詳細は、以下の記事をご参照ください。
外国株式特定口座対応の詳細
SBI証券が、外国株式・ETFの特定口座対応を2015年12月25日から開始しました。12月25日の国内約定日より、随時外国株式を特定口座にて取引できるようになりました。
以下、具体的な特定口座開始日程となります。すでにベトナム株式が特定口座に対応しています。SBI証券なら9カ国もの株式を特定口座で取り扱うことができます。
各種外国株・ETFの特定口座開始日(約定日):
- 12月25日以降:ベトナム
- 12月28日以降:ロシア、タイ
- 12月29日以降:米国、香港、韓国、インドネシア、シンガポール、マレーシア
これまで、外国株式・ETFを売買する場合、特定口座に対応していないSBI証券は、証券会社選びから除外されていましたが、今回の特定口座対応により海外株式・ETFを売買する際の有力な証券会社となります
参考 SBI証券の詳細確認・無料口座開設は、以下の公式ページから行えます。ご興味のある方はご覧ください。今なら口座開設キャンペーンで最大10万円がもらえます(9月30日まで)。
⇒ SBI証券
取り扱い商品
この度の外国株式の特定口座対応で、米国、中国、韓国、ロシア、ベトナム、インドネシア、シンガポール、タイ、マレーシアの9カ国の株式・ETFが特定口座対応となりました。韓国、ロシア、ベトナムの株式売買ができるのは、SBI証券だけです。
このように、SBI証券では非常に豊富な種類の外国株式を特定口座で売買できるようになりました。以下、解説するように料金体型も他社と比べて割安なので、これを機会にSBI証券で外国株式・ETFの売買を初めてみても良いでしょう。
参考 SBI証券の詳細確認・無料口座開設は、以下の公式ページから行えます。ご興味のある方はご覧ください。今なら口座開設キャンペーンで最大10万円がもらえます(9月30日まで)。
⇒ SBI証券
また、本ブログのSBI証券の評価・解説は、以下の記事をご参照ください。
後述するように、SBI証券は海外株式の売買手数料の割安さや利便性から、今回の特定口座対応を期に、私もSBI証券で海外ETFを売買しようと思います。
海外ETF・外国株式の売買コスト最安の証券会社は?
今回のSBI証券の特定口座対応により、海外ETFなどの外国株式売買をするための証券会社選びは、売買コストの安さがより重要となりました。ここでは、各証券会社毎の米国・中国ETF売買コストの比較を行います。
米国ETFのコスト(売買手数料・為替手数料)比較
海外ETFの売買には、株式・ETF自体の「売買手数料」と現地通貨への両替のための「為替手数料」の二種類のコストがかかります。
以下は、米国ETFが取引可能な証券会社の各手数料を比較したものです。
証券会社 | 売買手数料 | 為替手数料 (1ドル両替あたり) |
---|---|---|
SBI証券 | 約定額の0.45% (最低0ドル、最大20ドル) | 0.25円 住信SBIネット銀行で0.04円 |
マネックス証券 | 0.25円 | |
楽天証券 | 0.25円 |
上の表からわかるように、株式・ETFの売買手数料は、SBI証券とマネックス証券が最安となっています。約定代金の0.45%が手数料としてとられますが、上限が20ドルとなっているため、一律25ドルかかる楽天証券より割安です。
為替手数料に関しては、SBI証券が最安です。提携先の住信SBIネット銀行で両替することで為替手数料を他社よりも節約できます。外貨入出金サービスも充実しており、コスト・利便性の両面から見て、米国ETF・株式の売買は、SBI証券がオススメです。
参考SBI証券の詳細確認・無料口座開設は、以下の公式ページから行えます。今なら口座開設キャンペーンで、最大10万円もらえます(9月30日まで)。
SBI証券では、各種投資信託や米国株・海外ETFの品揃えが良く、IPOやファンド保有時のポイントなど、様々な独自のメリットがあります。口座開設費・維持費は無料ですので、口座を持っていない方は、この機会に口座を開設してみると良いかもしれません。
SBI証券の特徴【早見表】 | |
---|---|
参考 SBI証券の詳細確認・無料口座開設は、以下の公式ページから行えます。今なら口座開設キャンペーンで、最大10万円がもらえます(9月30日まで)。
⇒ SBI証券の詳細確認・無料口座開設(公式ページへ)
中国ETFのコスト(売買手数料・為替手数料)比較
中国ETF売買も米国ETF同様、株式・ETF自体の「売買手数料」と現地通貨への両替のための「為替手数料」の二種類のコストがかかります。(マネックス証券では、2種類のコスト以外に、その他諸経費がかかります。)
以下の表は、証券会社毎の売買および為替手数料です。売買手数料は価格帯によって最安の証券会社が違います。為替手数料最安はSBI証券(SBI証券と連携してる住信SBIネット銀行で換金することが前提)となることがわかります。
マネックス証券 | SBI証券 | 楽天証券 | |
---|---|---|---|
売買 手数料 | 約定代金の0.26% 最低:47香港ドル 最高:470香港ドル | 約定代金の0.26% 最低:47香港ドル 最高:470香港ドル | 10万円以下:500円 10万円以上:約定代金の0.5% 100万円以上:一律5,000円 |
為替 手数料 | 1香港ドルあたり0.15円 | 1香港ドルあたり0.15円 住信SBIネット銀行で、1香港ドルあたり0.07円 | 1香港ドルあたり0.15円 |
重要な中国ETFのトータルコスト(売買手数料+為替手数料)最安の証券会社は、結論から申し上げると「1度に売買する金額が5万円程度以下なら楽天証券、5万円程度以上ならSBI証券がおトク!」となります。
以下のグラフは、証券会社毎の投資資金毎のトータルコストの推移です。グラフからもわかるように5万円付近を境に、楽天証券とSBI証券のトータルコストの優劣が変わります。(マネックス証券は、常にトータルコストが割高になるため比較から除外)
このように、SBI証券で、中国ETF・株式の売買することはコスト面で非常にオススメです。
参考 中国ETFのコスト比較の詳細は、以下の記事をご参照ください。
SBI証券の詳細確認・無料口座開設は、以下の公式ページから行えます。ご興味のある方はご覧ください。今なら口座開設キャンペーンで最大10万円がもらえます(9月30日まで)。
⇒ SBI証券
参考 SBI証券の口座開設手順や申込のポイントは、以下をご参照ください。
定期積立・リバランス・配当金の再投資といった小型資金での中国ETF売買は、楽天証券のトータルコスト最安です。機動的な中国ETFの投資を行う方は楽天証券が良いでしょう。
参考 楽天証券の詳細確認・無料口座開設は、以下の公式ページから行えます。今なら口座開設キャンペーンで、最大17万円相当がもらえます(9月30日まで)。
⇒ 楽天証券の詳細確認・無料口座開設(公式ページへ)
また、本ブログの楽天証券の評価・解説は、以下の記事をご参照ください。
NISAで買い付けるならSBI証券がオススメ!
NISA口座で海外ETFを買い付ける場合、最もコストが安いのはSBI証券です。NISA口座で海外ETFを購入する場合。買付手数料は無料になるため、コストは為替手数料のみです。為替手数料は各社1ドルあたり25銭ですが、SBI証券は住信SBIネット銀行を使うことで、為替手数料を1ドルあたり15銭にすることができます。
そのため、NISA口座で海外ETFを購入する際、コスト最安はSBI証券となります。コストは投資家への確実なマイナスリターンとなり、投資パフォーマンスを低下させます。コストを抑えた投資を心がけましょう。
参考 SBI証券の詳細確認・無料口座開設は、以下の公式ページから行えます。ご興味をもたれた方は、ぜひご覧ください。。
⇒ SBI証券
また、SBI証券と住信SBIネット銀行は、同時に口座開設できます。
手間と時間を省きたい方は、以下をご参照ください。
参考 本記事で紹介した証券会社は、以下の公式ページから、詳細確認・無料口座開設が行えます。ご興味をもたれた方は、ぜひご覧ください。
参考 現在行われている、お得な口座開設キャンペーンは、以下をご参照ください。