MSCIパシフィック(除く日本)インデックスは、日本を除く太平洋地域の先進国株式市場への投資を目的とした株価指数です。UBS ETF MSCIアジア太平洋株(1390)など、低コストETFのベンチマークに採用されています。
本記事では、MSCIパシフィック(除く日本)インデックスの特徴・評価、構成比、他株価指数との違い、また本指数をベンチマークとする金融商品やそのオススメ購入先などを紹介・解説します。
MSCIパシフィック(除く日本)インデックスの特徴・評価
MSCIパシフィック(除く日本)インデックスとは、日本を除く太平洋地域の先進国(5カ国)株式市場の大型・中型株式から構成される時価総額加重平均型の株価指数です。145銘柄から構成されており、太平洋先進国株式市場の時価総額、約85%をカバーしています。
以下、本指数の各種構成比、他指数との比較、また評価などを解説します。
国別構成比
以下の表・グラフは、MSCIパシフィック(除く日本)インデックスの国別構成比を表したものです。オーストラリアの構成比が約6割と大部分を占めています。
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業種別構成比
以下の表・グラフは、MSCIパシフィック(除く日本)インデックスの業種別構成比を表したものです。金融の割合が半分以上と高めです。素材関連が高い点も特徴と言えます。
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組み入れ上位10銘柄
本ETFの組入上位10銘柄は、下表のようになります。オーストラリア・香港の金融銘柄が上位を独占しています。上位10銘柄の全体に対する割合は39.27%となっています。
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評価・他インデックスとの比較
太平洋地域の先進国株価指数には、本指数の他に、FTSEアジアパシフィック先進国オールキャップ・インデックスがあります。FTSEアジアパシフィック先進国オールキャップ・インデックスは、本指数には含まれていない小型株式、また日本・韓国の銘柄も含む指数です。構成銘柄数が本指数の10倍程度あり分散性に優れた指数です。
また実際の投資商品もFTSEアジアパシフィック先進国オールキャップ・インデックスをベンチマークとするバンガード・FTSE・パシフィックETF(VPL)は信託報酬0.12%と超低コストです。
参考 FTSEアジアパシフィック先進国オールキャップ・インデックスの詳細は、以下をご参照ください。
http://investment-by-index-invest.com/ftse-developed-asia-pacific-all-cap/
ただし、日本を除いた太平洋地域への投資を目的とする場合、本指数「MSCIパシフィック(除く日本)インデックス」が、オススメとなります。
MSCIパシフィック(除く日本)インデックスをベンチマークとするETF
MSCIパシフィック(除く日本)インデックスをベンチマークとする低コスト金融商品には、UBS ETF MSCIアジア太平洋株(1390)があります。信託報酬0.30%(年率)と低コストで、本指数と同等の投資成果が得られます。
UBS ETF MSCIアジア太平洋株の特徴:
- ベンチマーク:MSCIパシフィック(除く日本)インデックス(ネットリターン)
- 売買手数料:証券会社毎(GMOクリック証券ならNISA口座で無料。優待で実質無料。)
- 信託報酬(税抜):0.3%
- 売買単位:1株毎
- 最低購入金額:4,555円(2015年12月3日現在)
- 決算:年2回(1月、7月)
- 信託期間:無期限(設定日:2009年10月2日)
- 純資産総額:約205億円
参考 UBS ETF MSCIアジア太平洋株(1390)の詳細は、以下をご参照ください。
http://investment-by-index-invest.com/ubs-etf-msci-asia-pacific-1390/
ただし、先に紹介したように分散性の良さや商品の低コスト性を考えると、バンガード・FTSE・パシフィックETF(信託報酬:0.12%)がオススメです。こちらをお使いの際は、構成国に日本が入ってる点にご注意ください。
参考 バンガード・FTSE・パシフィックETFの詳細は、以下をご参照ください。
http://investment-by-index-invest.com/vanguard-ftse-pacific-etf-vpl/
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