インデックス投資家育成塾シリーズ、本日はアセットアロケーション構築の実例ということで、私のアセットアロケーションと各資産の主な保有銘柄を例に実際のアセットアロケーションの金融商品について紹介します。
最新の保有商品については、以下の記事をご参照ください。
目次
20代サラリーマンのアセットアロケーション例(管理人の現在)
インデックス投資家育成塾シリーズの前回記事では、資産運用の肝「資産配分(アセットアロケーション)」というタイトルでアセットアロケーションの決定について説明しました。
今回は、実例をもとに、アセットアロケーション決定とそれに当てはまる金融商品のイメージをもっていただけたらと思います。以下は私のアセットアロケーションです。
ポイント1:無リスク資産
国内債券を約10%保有しております。私はまだ20代ということもあるので、人的資本が豊富にあるという考えのもと、無リスク資産は10%のみの保有となっています。40代になる頃までには30%付近まで、国内債券の保有割合を20%→30%と徐々に増やしていく予定です。
ポイント2:リスク資産
次にリスク資産ですが、国内外の株式を保有しております。
大きく分けると日本株、先進国株、新興国株の3つのアセットクラスに投資しております。分散効果を出すためREITやその他のアセットクラスにも少量投資を行っております。
外国債券は入れていません。理由としては、外国債券は為替リスクを取らなくてはいけないので、無リスク資産としてはリスクがありすぎる点と同様の為替リスクを取るのであればリスク資産である外国株式に投資しようという考えです。もちろん株と相関の低い債券をいれることで分散効果を出すために入れても良いと思います。
保有金融商品・保有銘柄例
それぞれのアセットクラス毎の主な保有商品を紹介します。
各アセット毎の保有商品を決める際に参考にしていただけたらと思います。商品の選定理由としては、基本的にはコストです。ある程度パフォーマンスも意識しながら、最終的には売買手数料や信託報酬料が安いものを購入しています。もちろんなるべく分配金を出さないファンドを選びます。(分配金を出した分、税金で目減りしてしますので。。)
分配金に関しては、以下の記事をご参照ください。
アセットアロケーション毎の適正金融商品を探す手順
以下、私が実際に行っている、アセットアロケーション毎の適正金融商品の探し方を紹介します。
ファンドやETF選びのポイントは、以下の記事もご参照ください。
実際に購入・保有してる商品と選んだ理由
国内債券クラス
- 個人向け国債変動10年
国内株式クラス
日本株クラスの代表的インデックスである日経平均株価とTOPIXに連動するファンドとETFを保有中。
- ニッセイ日経225インデックスファンド ←信託報酬が日本株インデックスファンドで最安。
- MAXIS トピックス上場投信(1348) ←カブドットコム証券で売買手数料無料のフリーETF。
日経平均株価とTOPIXの違いについては、以下のの記事をご参照ください。
先進国株式クラス
日本を除く先進国から構成されるインデックス、MSCI KOKUSAIに連動するファンドおよびETFを保有中。今後数年はアメリカが世界経済を牽引すると見込んで、S&P 500に連動するETFも保有中。
- ニッセイ 外国株式インデックスファンド←ファンドとしては最安
- MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信(1550)←カブドットコム証券でフリーETF。
- SPDR S&P500 ETF←カブドットコム証券でフリーETF
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カブドットコム証券の詳細は、以下の記事をご参照ください。
新興国株式クラス
MSCIの新興国とフロンティアインデックスに連動するファンドとETFを保有中。
- eMAXIS 新興国株式インデックス ←インデックスファンドで積み立て中、バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツ ETFへリレー投資の予定
- iシェアーズフロンティア株ETF
その他さまざまな国のファンドやETFを少量保有中
(アジア全体、中国、インド、トルコ、ブラジル、メキシコ等)
REIT
低金利下のため、J-REITやグローバルREITを保有中。
- ニッセイ Jリートインデックスファンド
- ニッセイ Gリートインデックスファンド
- SMT グローバルREITインデックス ← ニッセイGリートが出る以前は信託手数料が最安であったため。
以上のような金融商品を保有中です。皆さんもアセットアロケーションを決める際、またアセット毎の金融商品を決める際には、参考にしてみてください。上であげた商品は基本的にコストは最安レベルになっていると思います。(2015年1月現在)
参考文献:
- 内藤忍の資産設計塾(第4版)
→第4章には、保有資産毎のおすすめアセットアロケーションや銘柄が載っております。また、2015年5月末に新刊(第4版が発売されました)。以下詳細です。 - 超簡単お金の運用術
→こちらにもおすすめアセットアロケーションと銘柄が載っております。
参考 現在行われている、お得な口座開設キャンペーンは、以下をご参照ください。