EXE-iインデックスファンドシリーズ(以下、EXE-iシリーズ)は、低コストで全世界の株式・債券・不動産市場に投資できるインデックスファンドを多数提供しています。本シリーズ最大の特徴は、多くの投資クラスで他社の運用するインデックスファンドよりも低コストという点です。
コストは投資家の確実なマイナスリターンとなるため、同じ投資対象(アセットクラス)であれば、より低コストのファンドを選ぶことが重要です。
本記事では、EXE-iシリーズの魅力を解説し、本シリーズの全てのインデックスファンドやコストをさらに削減できるお得な購入先(証券会社)をご紹介します。お目当ての投資クラスへ、EXE-iの最安インデックスファンドを用いて投資しましょう。
目次
EXE-iインデックスファンドシリーズとは?
EXE-iシリーズとは、SBIアセットマネジメントが運用する全世界の株式・不動産・債券市場への投資を目的とした低コストインデックスファンドシリーズです。
本シリーズを用いることで、世界(日本を含む先進国・新興国)の株式・債券市場・不動産投資信託(REIT:リート)市場に低コスト分散投資を行うことができます。
特徴・メリット
EXE-iシリーズ最大の特徴はコストの安さです。後述するように、先進国株式ファンド、新興国株式ファンド、グローバルリートファンド、グローバル中小型ファンドの信託報酬および実質コストは、国内最安です。売買手数料も、もちろん無料です。
コストは投資家への確実なマイナスリターンとなるため、自分が投資を行いたい投資先にEXE-iシリーズの商品(後述)がある場合、選択肢として必ず考慮しましょう。
参考 信託報酬(コスト)と投資パフォーマンスの関係は、以下をご参照ください。
また、EXE-iシリーズは、ファンド保有時にポイント還元(キャッシュバック)率が行われる楽天証券で、購入・保有することでさらにお得になります。ポイント還元は、他証券会社でも行っていますが、楽天証券以外は、ポイント付与対象外となっています。
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証券会社毎のファンド保有時のポイント還元の詳細は、以下をご参照ください。
デメリット
EXE-iシリーズは、主要ネット証券の中で、SBI証券のみでしか購入できない、というデメリットがありました。しかし、2015年3月以降、楽天証券、カブドットコム証券などの主要ネット証券でも購入可能となりました(マネックス証券は購入できない)。
ただし、他ネット証券での取り扱いが遅れたため、ファンドの純資産がそれほど大きくありません。今後低コストを理由に純資産の増加が期待されますが、純資産が少ないとファンドのキャッシュ保有率が高くなり、パフォーマンス低下になる場合もあるので、注視が必要です。
購入・保有のためにお得な証券会社は、楽天証券!
EXE-iシリーズは、以下のネット証券会社から購入可能ですが、投資信託保有時にポイント還元を受けることができる楽天証券での保有が最もオススメです。SBI証券・カブドットコム証券では、EXE-iシリーズのファンドはポイント付与対象外となっています。
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証券会社 | 最低積立金額 | 国内ETF | 海外ETF | 特徴 | 口座開設・キャンペーン等 |
---|---|---|---|---|---|
SBI証券 | 500円 | ○ | ○ |
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カブドットコム証券 | 500円 | ○ | × |
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楽天証券 | 1000円 | ○ | ○ |
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参考 本記事での楽天証券の解説・評価は、以下の記事をご参照ください。
EXE-iシリーズのインデックスファンド一覧
以下、EXE-iシリーズの商品を紹介します。5つのインデックスファンドがあり、全世界の株式・債券・リート(REIT)市場にインデックス投資することができます。
ファンド名 | 投資先 | 信託報酬 | 実質コスト | ベンチマーク |
---|---|---|---|---|
EXE-i先進国株式ファンド | 先進国株式(日本を含む) | 0.3574% | 0.39% | FTSE Kaigai・インデックス(円換算ベース) |
EXE-i 新興国株式ファンド | 新興国株式 | 0.3924% | 0.54% | FTSEエマージング・インデックス(円換算ベース) |
EXE-iグローバル中小型株式ファンド | 先進国・新興国の中小型株式 | 0.3764% | 0.52% | MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス・スモールキャップ(円換算ベース) |
EXE-i先進国債券ファンド | 先進国債券(日本を含む) | 0.4364% | 0.63% | シティグループ世界BIG債券インデックス(円換算ベース) |
EXE-iグローバルREITファンド | 日本を含む先進国・新興国のREIT市場 | 0.3984% | 0.69% | S&Pグローバルリート指数(円換算ベース) |
以下、各ファンドについて詳しく見ていきます。
EXE-i先進国株式ファンド
EXE-i先進国株式ファンドは、FTSE Kaigai・インデックス(円換算ベース)をベンチマークとするインデックスファンドです。FTSE Kaigai・インデックスとは、日本を除く先進国株式市場への投資を目的とした株価指数(インデックス)です。
- ベンチマーク:FTSE Kaigai・インデックス(円換算ベース)
- 購入手数料:ネット証券(SBI証券、カブドットコム証券、楽天証券など)で無料(ノーロード)
- 信託報酬(税抜):年率0.3574%(その他諸経費を含めた実質コスト0.39%)
- 売買単位:1万円から1円単位(SBI証券・カブドットコム証券で最低500円、楽天証券で最低1,000円から自動積立設定可能)
- 決算:年1回(5月)
- 償還日:無期限(設定日:2013年5月13日)
- 信託財産留保額:なし
ニッセイ外国株式インデックスファンドよりも低コストの先進国株式への投資を目的としたインデックスファンドです。指数に日本を含む点、また配当を含まない点が、ニッセイ外国株式インデックスファンドとの相違点です。
参考 EXE-i先進国株式ファンドの詳細は、以下をご参照ください。
http://investment-by-index-invest.com/exei-developed-country-stock-fund/
EXE-i新興国株式ファンド
EXE-i 新興国株式ファンドは、新興国株式市場の値動きを表すFTSE・エマージング・インデックスをベンチマークとし、同インデックスの値動きと同等の投資成果をめざす新興国株式インデックスファンドです。
- ベンチマーク:FTSE・エマージング・インデックス(円ベース)
- 購入手数料:ネット証券(SBI証券、マネックス証券、カブドットコム証券、楽天証券など)で無料(ノーロード)
- 信託報酬(税抜):年率0.3924%(管理費用を含めた実質コスト0.54%)
- 売買単位:1万円から1円単位(SBI証券・カブドットコム証券で最低500円、マネックス証券・楽天証券で最低1,000円から自動積立設定可能)
- 決算:年1回(5月)
- 償還日:無期限(設定日:2013年5月13日)
- 信託財産留保額:なし
新興国株式への投資を目的としたインデックスファンドの中で、最安コストです。コストの安さ、またベンチマークに韓国を含まない点を理由に、私も保有しているファンドです。
参考 EXE-i新興国株式ファンドの詳細は、以下をご参照ください。
http://investment-by-index-invest.com/fund-exei-emerging/
EXE-iグローバル中小型株式ファンド
EXE-iグローバル中小型株式ファンドは、日本も含む先進国、新興国全体の中小型株式市場の値動きを表す、MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス・スモールキャップをベンチマークとするインデックスファンドです。
- ベンチマーク:MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス・スモールキャップ
- 購入手数料:ネット証券(SBI証券、マネックス証券、カブドットコム証券、楽天証券など)で無料(ノーロード)
- 信託報酬(税抜):年率0.3764%(その他諸経費を含めた実質コスト0.52%)
- 売買単位:1万円から1円単位(SBI証券・カブドットコム証券で最低500円、マネックス証券・楽天証券で最低1,000円から自動積立設定可能)
- 決算:年1回(5月)
- 償還日:無期限(設定日:2013年5月13日)
- 信託財産留保額:なし
海外の中小型株式市場へ投資を行う場合、コストが割高なアクティブファンドか、売買手数料の高い海外ETFを使わなければいけませんでしたが、本ファンドの登場で、低コストで全世界の中小型株式に分散投資ができるようになりました。
参考 EXE-iグローバル中小型株式ファンドの詳細は、以下をご参照ください。
http://investment-by-index-invest.com/exei-global-mid-small-cap-fund/
EXE-i先進国債券ファンド
EXE-i先進国債券ファンドは、シティグループ世界BIG債券インデックス(円換算ベース)をベンチマークとするインデックスファンドです。シティグループ世界BIG債券インデックスとは、世界の国債、政府・政府系機関債、担保付証券、社債などの投資利回りを時価総額で加重平均した債券指数です。
- ベンチマーク:シティグループ世界BIG債券インデックス(円換算ベース)
- 購入手数料:ネット証券(SBI証券、カブドットコム証券、楽天証券など)で無料(ノーロード)
- 信託報酬(税抜):年率0.4364%(その他諸経費を含めた実質コスト0.63%)
- 売買単位:1万円から1円単位(SBI証券・カブドットコム証券で最低500円、楽天証券で最低1,000円から自動積立設定可能)
- 決算:年1回(5月)
- 償還日:無期限(設定日:2013年5月13日)
- 信託財産留保額:なし
三井住友・DC外国債券インデックスファンド(信託報酬0.21%、実質コスト0.24%)およびニッセイ外国債券インデックスファンド(信託報酬0.38%、実質コスト0.47%)につぐ、割安水準のコストです。
参考 EXE-i先進国債券ファンドの詳細は、以下をご参照ください。
http://investment-by-index-invest.com/exei-developed-country-bonds-fund/
EXE-iグローバルREITファンド
EXE-iグローバルREITファンドは、S&Pグローバルリート指数(円換算ベース)をベンチマークとするインデックスファンドです。S&Pグローバルリート指数(円換算ベース)とは、S&P社が開発した指数で先進国と新興国のREITの動きを表す指数(インデックス)です。
参考 S&Pグローバルリート指数の詳細は、以下をご参照ください。
- ベンチマーク:S&Pグローバルリート指数(円換算ベース)
- 購入手数料:ネット証券(SBI証券、マネックス証券、カブドットコム証券、楽天証券など)で無料(ノーロード)
- 信託報酬(税抜):年率0.3984%(その他諸経費を含めた実質コスト0.69%)
- 売買単位:1万円から1円単位(SBI証券・カブドットコム証券で最低500円、マネックス証券・楽天証券で最低1,000円から自動積立設定可能)
- 決算:年1回(5月)
- 償還日:無期限(設定日:2013年5月13日)
- 信託財産留保額:なし
信託報酬・実質コストともにニッセイグローバルリートインデックスファンドを抜いて、世界のREIT市場を投資目的とするファンドで最安コストとなっています。
参考 EXE-iグローバルREITファンドの詳細は、以下をご参照ください。
http://investment-by-index-invest.com/exei-global-reit-fund/
EXE-iインデックスファンドシリーズのまとめ
- EXE-iシリーズは、低コストで、世界の株式・債券・不動産投資信託(リート)市場への投資を目的としたインデックスファンドを提供。
- ほとんどの投資クラスで、コスト最安のインデックスファンド。
- 購入先は、ファンド保有時にポイント還元を行っている楽天証券がオススメ!(SBI証券・カブドットコム証券では、ポイント対象外)
参考 楽天証券の詳細確認・無料口座開設は、以下の公式ページから行えます。今なら口座開設キャンペーンで最大17万円相当のポイントがもらえます。(9月30日まで)
⇒ 楽天証券の詳細確認・無料口座開設
また、本ブログでの楽天証券の評価・解説は、以下をご参照ください。
本記事で紹介した証券会社は、以下の公式ページから、詳細確認・無料口座開設が行えます。ご興味をもたれた方は、ぜひご覧ください。
参考 現在行われている、お得な口座開設キャンペーンは、以下をご参照ください。