株取引の一つに「信用取引」というものがあります。証券会社によって変わりますが、投資資金を約3倍程度まで増やし、投資を行うことができます。株取引に慣れ、投資余力をあげたい方に有効な取引です。
本記事では、信用取引向けの証券会社の選び方、またオススメの証券会社を紹介・解説します。各証券会社で異なるポイントを整理し、皆様に合った証券会社をお選びください。
信用取引とは?
信用取引向けの証券会社を紹介する前に、簡単に信用取引について解説します。既にご存知の方は、読みとばしてください。
信用取引の特徴・メリット
信用取引とは、我々の投資資金や株式などを担保として、証券会社からお金を借りて投資することです。信用取引を活用することで、主に以下のメリットが得られます。
- 投資資金以上の株式の取引を行うことができる。
- 株式を売ることで、株価下落時も利益を上げることができる。(信用売り)
- 現物買いと信用売りを組み合わせて株主優待や配当金をお得に得ることができる。
⇒ クロス取引・つなぎ売り
投資資金の余力を多くし、たくさんの取引を行うことで、投資の機会損失を抑え、投資効率を向上することができます。また、信用売りを活用し投資益を出せるなど、投資のバリエーションを増やすことができます。
デメリット・注意点
信用取引特有の注意点として、以下の点が上げられます。
- 清算の義務がある。
- 追い証(おいしょう)が発生することがある
借りたものを返す義務があります。そのため、制度信用取引であれば、6ヶ月以内に返すことが原則です。一般信用取引という返済期限なしの信用取引もありますが、信用取引はお金を借りているため、毎日金利(買い:2~3%程度、売り:0%)が発生しています。
信用取引を行う際は、これらの点に注意して取引を行いましょう。
参考 信用取引の詳細は、以下をご参照ください。
http://investment-by-index-invest.com/rule-dealings-on-credit-and-merit/
信用取引向け証券会社
以下、信用取引のための証券会社について解説します。選び方のポイントを解説し、さらにオススメの証券会社についても紹介します。
選び方
信用取引用の証券会社を選ぶ上で、重要な点は、以下の2点です。
- 信用取引の売買手数料
- 金利・貸株料
証券会社によって、各種手数料が大きく違ういます。コストは、投資家への確実なマイナスリターンとなるため、コストの安い証券会社を選ぶことが重要です。
おすすめ証券会社
下表は、各証券会社の信用取引手数料、および金利を比較した表です。
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表を見るとわかるように、SMBC日興証券の取引手数料が最安であることがわかります。取引の回数などに関わらず、信用取引の手数料が0円(無料)です。また、金利水準は、GMOクリック証券が、他証券と比べて若干安くなっています。
そのため、基本的にはSMBC日興証券を利用することで、コストを抑えた投資が行えます。ただし、運用期間が長期となる場合は、GMOクリック証券で、金利を抑えて投資を行うのも良いでしょう。
SMBC日興証券は、金額ベースで株式の取引ができる「キンカブ」やIPOの取り扱い数などが他社と比べたときのメリットです。GMOクリック証券は、売買手数料の安さです。株主優待を利用すれば、手数料実質無料にすることも可能です(無料にする方法)。
参考 SMBC日興証券やGMOクリック証券の詳細確認・無料口座開設は、以下の公式ページから行えます。
⇒ SMBC日興証券
⇒ GMOクリック証券
また、各証券会社の評価・解説は、以下をご参照ください。
http://investment-by-index-invest.com/smbc-nikko-securities/
http://investment-by-index-invest.com/gmo-click-merit-demerit/
参考本記事で紹介した証券会社の詳細・無料口座開設は、以下から行えます。
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