楽ラップとは?楽天証券の低コストラップ口座の解説・評価 | インデックス投資で資産運用

楽ラップとは?楽天証券の低コストラップ口座の解説・評価

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楽ラップとは?楽天証券の低コストラップ口座の解説・評価

楽ラップとは?楽天証券の低コストラップ口座の解説・評価



楽天証券が、低コストラップ口座「楽ラップ」サービスを開始しました。手数料が高くなりがちなラップ口座ですが、手数料1%以内で運用できます。そのため、ポートフォリオの作成や管理、ファンドの個別買付が面倒な方に、オススメのサービスです。

本記事では、楽ラップとは何か?特徴や魅力、手数料などを解説していきます。

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目次

楽ラップとは?

楽ラップについて解説していきます。はじめにラップ口座について簡単に解説し、その後、楽ラップの特徴やこれまでのラップ口座との違い・比較を解説します。

ラップ口座とは?

ラップ口座とは、投資する商品選びから商品の管理・運用、そして口座管理に至る全てを証券会社側が行うサービスです。

ラップ(英語:wrap)は、英語で「包む」という意味ですが、ラップ口座は運用に必要なことを全て包みパッケージ化して、証券会社が提供するサービスとなっています。

通常の投資・資産運用の場合、投資する商品を選んだり、買い付けをするときに、その過程の全てを自分で行う必要があります。しかし、それらが手間と感じたり、プロに運用をお任せしたいという方に、ラップ口座サービスが利用されています。

バランスファンドと比べて、よりオーダーメイドの運用が行える点も特徴です。

楽ラップの特徴・他ラップ口座との違い

楽天証券の「楽ラップ」は、これまでのラップ口座とは一味違うラップ口座です。以下の表をご覧ください。下表は、これまでのラップ口座と楽ラップの特徴を比較したものです。

項目楽ラップこれまでのラップ口座
投資金額10万円〜数100万〜数1000万円
運用の管理手数料等
  • 固定報酬型:年0.702%
  • 成功報酬型:0.594%+運用益積上げ額の5.40%
  • 年1~2%程度
  • 成功報酬:運用益の積上げ額の10数%程度
投信運用の費用(信託報酬など)平均0.25%程度年1.5%程度

表からわかるように、楽ラップの一番の特徴は、手数料の安さです。これまでのラップ口座は手数料が高く、手数料を指し引いた投資パフォーマンスが低いという問題がありました。しかし、楽ラップはコストを抑えることで、投資パフォーマンスの確実な向上が見込めます。

また、10万円と小資金から投資を始められるため、これまでのラップ口座よりも手軽に始めることができるなどのメリットもあります。以下、これらの点やその他の楽ラップの特徴・魅力について解説していきます。

魅力1:割安な手数料・コスト

ラップ口座の手数料には、(1)ラップサービスの運営管理費用(2)ファンド費用の2種類の手数料がかかります。(1)はラップ口座内の金融商品の管理・運用のための費用で、(2)はラップ口座内に組み込まれている金融商品(インデックスファンドなど)の信託報酬です。

(1)ラップサービスの運営管理費用(2)ファンド費用
以下の2種類の料金体系から選べる
  • 固定報酬型(税抜):0.65%(運用資産が1,000万円以下の場合、多いとさらに安い)
  • 成功報酬併用型(税抜):0.55%+運用益積上げ額の5.40%

従来のラップ口座よりも手数料が安い!

楽天証券公式のページ

楽ラップは、この2つの手数料を合わせたトータルコストが、これまでのラップ口座と比べて圧倒的に安い点が大きなメリットです。

また、(1)ラップサービスの運営管理費用は「固定報酬型」と「成功報酬併用型」の2つの手数料体系から選ぶことができます。いずれも年率1%以下の低コストです。これまでのラップ口座が年率2%以上の手数料がかかったことを考えると、超低コストです!

楽ラップの手数料体系:

  1. 固定報酬型(税抜):0.65%(運用資産が1,000万円以下の場合、多いとさらに安い)
  2. 成功報酬併用型(税抜):0.55%+運用益積上げ額の5.40%

年率2%以上の利回りが期待できる場合、固定報酬のほうが良いかな?という感じです。ただし、下落相場の年もあるので、「成功報酬併用型が結果的に良い」という年もありそうです。

楽ラップ内の組み入れファンド:

楽ラップは、組み入れファンドに、たわらノーロードシリーズステート・ストリート超低コストのインデックスファンドを利用しています。そのため、低コストで様々な地域、資産クラスに分散投資が行えます。

資産クラス銘柄
国内株ステート・ストリート日本株式インデックス・オープン
先進国株ステート・ストリート先進国株式インデックス・オープン
新興国株ステート・ストリート新興国株式インデックス・オープン
新興国株たわらノーロード新興国株式(ラップ向け)
国内債ステート・ストリート日本債券インデックス・オープン
先進国債ステート・ストリート先進国債券インデックス・オープン
新興国債ステート・ストリート新興国債券インデックス・オープン
国内REITたわらノーロード国内(ラップ向け)
海外REITたわらノーロード先進国リート(ラップ向け)

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魅力2:小資金から手間のかからない運用ができる!

従来のラップ口座は、初期の投資資金に数百万円から数千万円という大きな資金が必要でした。しかし、楽ラップでは、最低10万円から投資が行えるので、大きな投資資金を持っていなくても手軽に始めることができます。

また、最初に無料診断を行うだけで、自分にあった資産配分(アセットアロケーション)をロボットが選んでくれて、その資産配分通りに低コストファンドを運用してくれます。

そのため、手間無く自分にあった世界分散投資を手軽に行うことができます。資産配分の管理や運用はプロにお任せできますし、運用状況を随時チェックすることも可能です。

参考 資産配分の無料診断については、以下をご参照ください。

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楽天証券が、低コストラップ口座「楽ラップ」サービスを開始しました。ラップ口座としては安い手数料が話題となっています。 ...

楽ラップの評価

ラップ口座は、手間をかけたくないけど投資・資産運用を行いたいという方に良いサービスでしたが、手数料が高く、あまりオススメできないサービスばかりでした。

しかし、楽ラップは、従来のラップ口座と比べて、超低コストです。口座管理費は0.65%程度ですし、ファンドの信託報酬は、たわらノーロードシリーズステート・ストリートシリーズのインデックスファンドを利用しているため、超低コストかつ分散性に優れています。

もちろん、自分自身で資産配分を考えて、その配分通りに資産を管理できる方は、自分で行った方がトータルコストは安くなりますが、そういった手間を省いて投資を始めたい方は、楽ラップを使ってみるのも十分アリだと思います。

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このように、楽ラップは、従来のラップ口座のデメリットであった手数料の高さを克服し、手間を省いた低コスト分散投資ができるラップ口座として、使う価値のあるサービスです。

楽ラップの特徴【早見表】
  • 最低10万円から投資ができる!
  • ラップ口座として国内最安水準の手数料!
  • 手間を省いた低コスト分散投資
  • ロボやプロの力を使える

  • 楽天証券の公式ページ

楽ラップの申込みには、楽天証券の口座開設が必要です。口座開設費・維持費はいずれも無料なので、この機会に口座開設をしてみても良いでしょう。

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また、本ブログでの楽天証券の詳細、評価・解説は、以下をご参照ください。

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