野村日本株高配当70とは?

野村日本株高配当70とは? 国内ETF
野村日本株高配当70とは?

野村日本株高配当70とは?

野村日本株高配当70とは?



野村日本株高配当70 は、日本国内の高配当利回り企業の動向を示す指数(インデックス)です。予想配当利回り70銘柄から構成されており、野村日本株高配当70連動型ETF(1577)のベンチマークに採用されています。

本記事では、野村日本株高配当70の特徴、組入銘柄、他高配当利回り指数との違い、また本指数をベンチマークとする金融商品やそのオススメ購入先などを紹介・解説します。

野村日本株高配当70の特徴・評価

野村日本株高配当70とは、予想配当利回りの高い70銘柄から構成される指数(インデックス)です。単純に配当利回りが高いだけでなく、配当の継続性も配慮し、過去3年間に経常利益がマイナスとなったことのある銘柄は除外しています。

本指数に連動する金融商品を考慮し、決算期を3、6、9、12月の企業のみを採用しています。常時銘柄のモニタリングを行い、予想配当利回りが0になった銘柄は指数から除外し、新たに配当利回りの高い銘柄に入れ替えています。

業種別構成比

下表は、本指数の組入上位業種とその比率を表したものです。日経平均株価TOPIXで高い割合を占める輸送用機器などと比べて、銀行業や医薬品が高い割合です。

野村日本株高配当70の業種別構成比

野村日本株高配当70の業種別構成比

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組入上位10銘柄(全70銘柄中)

下表は、本指数の組み入れ上位10銘柄です。日経平均株価TOPIXなどでおなじみの銘柄は登場しません。上位10銘柄が占める割合は、18.7%となっています。

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評価・他高配当利回り指数との比較

本指数は、予想配当利回りの高い企業70銘柄に分散投資できる点が特徴です。

高配当指数は一般的に相場急落局面の下げ幅が小さい点が特徴です。以下のグラフは、TOPIXと本指数の2000年からのパフォーマンス比較です。2000年前半のITバブル崩壊や2008年のリーマンショックなどの相場急落局面での本指数のパフォーマンスが良いことが分かります。

野村日本株高配当70とTOPIXのパフォーマンス比較

野村日本株高配当70とTOPIXのパフォーマンス比較
出典:金融工学研究センター|野村証券

他高配当利回り指数との比較

下表は、日高配当利回り企業への投資を目的とした指数の構成銘柄・配当利回りの比較です。

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配当利回りは、ほぼ同水準ですがMSCIジャパン高配当利回りインデックスが若干高い傾向にあります。銘柄や業種の分散性という観点では、東証配当フォーカス100指数が優れていると言えます。

ただし、次に紹介するように、実際の金融商品においては、MSCIジャパン高配当利回りインデックスをベンチマークとするETFが最安コストとなっているため、日本の高配当企業への投資を行いたい場合、本指数「MSCIジャパン高配当利回り」が最もオススメです。

参考 MSCIジャパン高配当利回りをベンチマークとするETFは、以下をご参照ください。
http://investment-by-index-invest.com/ishares-msci-japan-high-dividend-yield-etf-1478/

野村日本株高配当70をベンチマークとする金融商品

野村日本株高配当70をベンチマークとする金融商品は、野村日本株高配当70連動型ETF(コード:1577)があります。以下、野村日本株高配当70連動型ETFの特徴を紹介します。

野村日本株高配当70連動型ETF(1577)

野村日本株高配当70連動型ETF(コード:1577)は、本記事で紹介した東証配当フォーカス100指数をベンチマークとする国内ETFです。

野村日本株高配当70連動型ETF(1577)の特徴:

  • ベンチマーク:野村日本株高配当70
  • 売買手数料:証券会社毎(GMOクリック証券ならNISA口座で無料。優待で実質無料。)
  • 信託報酬(税抜):0.32%
  • 売買単位:1株毎
  • 最低購入金額:23,370円(2015年11月26日現在)
  • 決算:年4回(1月、4月、7月、10月の各7日。休日の場合、翌営業日。)
  • 信託期間:無期限(設定日:2013年3月5日)
  • 純資産総額:約464.5億円

参考 野村日本株高配当70連動型ETF(1577)の詳細は、以下をご参照ください。
http://investment-by-index-invest.com/nomura-high-dividend-70-etf-1577/

下表は高配当利回り指数をベンチマークとするETFのコスト比較です。iシェアーズMSCIジャパン高配当利回りETF(1478)が最安コストです。コストは投資家へ確実なマイナスリターンとなり、投資パフォーマンスを悪化させるため、コストの安いiシェアーズMSCIジャパン高配当利回りETFがオススメです。

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参考 高配当利回り銘柄への投資を目的としたETFの詳細・比較は、以下をご参照ください。
http://investment-by-index-invest.com/high-dividended-yeild-stock-funds-etf/

コストを抑えたオススメ購入先

野村日本株高配当70連動型ETF(1577)やiシェアーズMSCIジャパン高配当利回りETF(1478)は国内ETFのため、国内株式売買手数料が安い証券会社での売買が重要です。下表は、各証券会社の国内株式・ETFの売買手数料比較です。

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また、本ブログでの松井証券・ライブスター証券の評価・解説は、以下をご参照ください。
http://investment-by-index-invest.com/matsui-merit-demerit/
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コストは投資家の確実なマイナスリターンとなります。購入にかかる費用(売買手数料と為替手数料)が安い証券会社を選び、コストお抑えましょう。

参考 国内ETF購入のための証券会社で迷った方は、以下もご参照ください。
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