本ブログでもお伝えたように、iシェアーズETF東証上場シリーズの分配金に対して、米国課税分が軽減税率が適用されることがSBI証券・松井証券から発表されています。米国籍の国内ETF分配金の米国課税分が30%から10%へ大幅軽減される投資家にとってうれしいニュースです。
参考 各証券会社の詳細は、以下をご参照ください。
SBI証券、iシェアーズETF分配金の軽減税率適用!気になる適用サービスの手続き方法は?
松井証券、iシェアーズETF東証上場シリーズ分配金の軽減税率適用!
そして、この度、国内株式・ETFを実質無料で売買できるGMOクリック証券が、iシェアーズETF東証上場シリーズ分配金の軽減税率適用を発表しました。本記事では、GMOクリック証券の軽減税率サービスに関して紹介・解説します。
参考 GMOクリック証券の詳細は、以下をご参照ください。
GMOクリック証券、iシェアーズETF東証上場シリーズ分配金へ軽減税率適用
iシェアーズETF東証上場シリーズ(以下、iシェアーズ国内ETF)は、JDR形式で国内上場しているため日米の両国で課税されます。米国で30%の課税後、日本でも20.315%の課税がされるため、実質44.2%程度分課税されることになります。
JDRとは、外国に上場するETFを信託財産として日本国内で発行される受益証券発行信託の受益証券で、海外ETFを国内にも重複上場できる仕組みです(特定口座にも対応)。
しかし、この度の軽減税率の適用により米国での課税が30%から10%へと大幅に軽減されます。SBI証券、松井証券に加えてGMOクリック証券でも軽減税率適用サービスを開始するとお知らせされました。
コストは投資家への確実なマイナスリターンとなるので、iシェアーズ国内ETFを購入する場合、軽減税率適用サービスが受けられる証券会社を利用するようにしましょう。ちなみに、売買手数料の安さを考慮すると、ETFの購入(約定)代金が10万円以下なら松井証券、それ以上ならGMOクリック証券がお得になります。
参考 松井証券・GMOクリック証券の詳細確認・無料口座開設は、以下の公式ページから行えます。
また、GMOクリック証券ならGMOインターネット(9449)やGMOクリックホールディングス(7177)などの株主優待で手数料を実質無料にすることができます。その場合、全ての価格帯でGMOクリック証券がおトクとなります。
参考 GMOクリック証券で実質手数料を無料とする方法の詳細は、以下をご参照ください。
東証iシェアーズ軽減税率適用対象銘柄一覧
今回の軽減税率の適用は、以下のiシェアーズ国内ETF7銘柄が対象となっています。
コード | 銘柄名 | 信託報酬 (年率) | ベンチマーク |
---|---|---|---|
1581 | iシェアーズ先進国株ETF | 0.25% | MSCIコクサイ |
1582 | iシェアーズエマージング株ETF | 0.18% | MSCI エマージングIMI |
1583 | iシェアーズフロンティア株ETF | 0.79% | MSCIフロンティア100 |
1587 | iシェアーズ米国超大型株ETF | 0.2% | S&P100 |
1588 | iシェアーズ米国小型株ETF | 0.2% | ラッセル2000 |
1589 | iシェアーズ米国高配当株ETF | 0.12% | モーニングスター配当フォーカス |
1590 | iシェアーズ米国リート・不動産株ETF | 0.45% | ダウ・ジョーンズ米国不動産 |
個人的には、iシェアーズフロンティア株ETF(1583)を保有しています。また今回の軽減税率適用で、低コストで新興国へ分散投資ができるiシェアーズエマージング株ETF(MSCIエマージングIMI)1582にも注目しています。
参考 iシェアーズエマージング株ETFの詳細は、以下をご参照ください。
http://investment-by-index-invest.com/i-shares-mcsi-emerging-market-etf-1582/
本ブログで紹介したGMOクリック証券・SBI証券・松井証券の詳細確認・無料口座開設は、以下の公式ページから行えます。今ならSBI証券の口座開設キャンペーンで最大7万円がもらえます。
⇒ GMOクリック証券
⇒ SBI証券
⇒ 松井証券
また、本ブログでのGMOクリック証券・SBI証券・松井証券の評価・解説は、以下をご参照ください。
参考 現在行われている、お得な口座開設キャンペーンは、以下をご参照ください。