日経新聞によれば、公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が環境や企業統治を重視した企業を選別して資金を流すESG投資に乗り出すとのことです。
ESG投資とは、いったいどんな投資手法なのでしょうか?本記事では、ESG投資について解説を行います。企業が社会的な責任や役割を果たすという意味で、欧米でも注目が集まっている銘柄選別法・投資法とはどんなものでしょうか?
ESG投資とは?
ESG投資とは、投資先の企業を評価する際に財務情報の分析だけでなく、財務情報には現れない情報を基に投資方法の一つです。以下の3要素の頭文字をとって「ESG」投資と呼ばれています。
ESG投資の3要素:
- E:Environment(環境)
- S:Social(社会)
- G:Governance(企業統治)
各要素の具体例には、以下のようなものがあります。
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アメリカやヨーロッパでは、これらの情報により、企業が社会的な課題解決と投資収益を同時に追求する手法として普及しています。
また、これらのESG要素・情報は財務情報ではないのですが、非財務情報の中でも企業価値に影響すると考えられており、将来的に財務要因として企業価値に影響を与える可能性があると言えます。
日本では、なでしこ銘柄など女性登用に積極的な企業への投資も注目されており、今後他の要素を含めたESG投資によって、社会課題の解決および投資収益の向上を投資家・企業が一体となって行われるようになるかもしれませんね。
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