皆様は、資産運用や投資で最も重要なことは、何だと思いますか?家計を把握し、リスク許容度の範囲内で投資をすることでしょうか?それとも家族に何かあっときのための資金として生活防衛金を用意しておくことでしょうか?
私はどれも違うと思います。最も重要なことは、自分にもしものことがあったとき(急死など)に家族が困らないための準備です。大好き家族と離れることは考えたくありません。しかし、大切な家族を守るためにしっかりと準備する必要があります。
本記事では、資産運用・投資を行っている方にもしものことがあった場合、家族を守るために今からしておくべき準備を紹介します。
目次
家族を守るために最も重要なこととは?
資産運用を行っている投資家が、家族を守るをために重要にすべき点は何でしょうか?それは、生活防衛金を用意して置くことでもなければ、リスク許容度内で投資を行うことでもありません。もちろん、これらのことは、大切な家族を守るために確実に行うべきことです。
しかし、さらに重要なことがあります。それは自分の身に何かおきたとき(急死など)の準備です。
例えば口座管理などです。資産運用・投資を行っている方の中には、(私も含め)たくさんの証券口座・銀行口座をお持ちの方がいるでしょう。これらの口座情報を家族と共有されているでしょうか?
生活防衛金や資産を口座に貯めておいても、その口座を家族が知らないと口座の意味がありませんし、家族も経済的に途方に暮れてしまいます。
自分が急死してしまったときのための準備
以下、考えたくもありませんが、自分にもしものことが起った時のための準備を紹介します。
銀行・証券口座のリストとID・パスワードのメモ
銀行・証券口座は、家族が死亡届を出した時点で口座を凍結し、相続税などの各種手続きが始まります。しかし、家族が銀行・証券口座の存在を知らなければ、手続きができません。
そのため、自分が使っている口座のリストを作っておくと良いでしょう。
また、証券口座だと、死亡届から相続税関連の手続きが終わり、実際に家族が現金を手にできるまで、1ヶ月程度かかるそうです。その期間、現金でこまらないためにも、口座のリストにID・パスワードをつけておくと良いでしょう。
むろん、口座リストの取り扱いには、最新の注意が必要となります。
資産管理ツールの共有
また、私の家庭では、私と妻のマネーに関する情報(銀行・証券口座、クレジットカード、電子マネー、ポイント、年金情報など)は、マネーフォワードで一括管理しています。つまり、マネーフォワードを見れば、銀行・証券口座など全てのマネー情報が分かります。
そのため、マネーフォワードまたは同様のツールをお使いの方は、相方にID・パスワード、最低限の見方などを教えておくと良いでしょう。
十分な資産がなければ、生命保険に入る
私は、社会暦・結婚歴とも短く、資産の形成はまだまだです。そのため、個人的には、親からの支援に頼れない若い夫婦の方々は、生命保険に入ることも1つの手です。
ネット保険を活用し、契約者の方が健康であれば、死亡保障のシンプルなも保険は、月々数千円で加入できます。
うちの家庭はまだ資産の形成が十分ではないので、月々数千円で生命保険に加入しています。
本記事のまとめ:
- 資産運用・投資で最も重要なことは、自分にもしものことがあったときでも、家族が経済的に困らないようにしておくこと。
- 自分が保有している銀行口座・証券口座のリスト(ID・パスワード)を用意する。
- 資産管理ツールを共有したり、使い方を教えてあげたり。
- 普段からコミュニケーションを取り、家族が困らない環境作りが重要。
以上、自分にもしものことがあった時のために、私の家族が行っている準備に関して、紹介しました。家族や家計によって金銭面の方針は違ってくることはあります。しかし、家計・資産運用などを任されている方は、こういった準備も怠らないようしましょう。
私事ですが、子供も生まれ、より一層家族と幸せに長生きしていきたいという気持ちが湧いてきました。家族と離れることは想像したくもありません。しかし、その大切な家族を守るため、本日記事で述べたようなことも考えておく必要があると思います。
参考 現在行われている、お得な口座開設キャンペーンは、以下をご参照ください。
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[…] そして、そのとき紹介していただいた記事がこちらです。 資産運用や投資で、大切な家族を守るために最も重要なこととは?「リスク管理」「生活防衛金」よりも重要な”備え”とは? […]