先日「SMTシリーズからSMT米国株配当貴族インデックス・オープンとSMT日本株配当貴族インデックス・オープンのスマートベータ型インデックスファンドが登場(8/30から)!」で紹介した2つの新規設定ファンドの販売が開始されました。
販売先は現在のところSBI証券のみのようです。SBI証券で手数料無料(ノーロード)で購入できます。また、必要に応じて毎月積み立てなども行えます。
本記事では、SMT米国株配当貴族インデックス・オープンおよびSMT日本株配当貴族インデックス・オープンを簡単に解説します。ご興味のある方は、ご覧になってみてください。
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目次
SMTシリーズから配当貴族指数の日本・米国株式ファンドが登場!
今回、低コストインデックスファンドを提供するSMTインデックスシリーズから新規設定されるファンドは、下表の2種類のファンドです。
ファンド名 | SMT日本株配当貴族インデックス・オープン | SMT米国株配当貴族インデックス・オープン |
---|---|---|
ベンチマーク | S&P/JPX配当貴族指数(配当込み) | S&P500配当貴族指数(税引後配当込み) |
信託報酬 | 0.42% | 0.55% |
決算(分配方針) | 年2回 | 年2回 |
信託財産留保額 | なし | なし |
信託期間 | 無期限 | 無期限 |
設定日 | 2016年8月30日 | 2016年8月30日 |
配当貴族とは?
新規設定ファンドで気になるのが、ファンド名にも指数(ベンチマーク)にも登場する「配当貴族」という単語です。
>配当貴族指数とは、数十年連続で増配(配当が増え続けている)を行っている企業から構成される株価指数です。今回の指数では、日本が10年以上連続増配の銘柄群、米国が25年連続増配の銘柄群となっています。
指数名 | S&P/JPX配当貴族指数 | S&P500配当貴族指数 |
---|---|---|
概要 | TOPIX構成銘柄のうち10年以上連続して増配している株式を対象とした均等加重型の株価指数 | S&P500指数構成銘柄のうち25年以上連続して増配している株式を対象とした均等加重型の株価指数 |
銘柄数 | 50銘柄 | 50銘柄 |
10~25年以上連続して増配を行っている企業というのは、長期で安定した収益を実現している企業です。国際競争力やブランド力のある企業もたくさん含まれています。
このような企業への投資は、世界最強の投資家バフェット氏の投資スタイル(長期で安定した収益を出す企業への投資)と似ている部分があります。実際にバフェット氏の運営するバークシャーハザウェイの保有銘柄も本指数に含まれています。
参考 バフェット氏の投資成功学と個人投資家の応用例は、以下をご参照ください。
SMT米国株配当貴族インデックス・オープン
SMT米国株配当貴族インデックス・オープンは、S&P500配当貴族指数をベンチマークとするインデックスファンドです。S&P500配当貴族指数とは、S&P500指数構成銘柄のうち25年以上連続して増配している株式(全50銘柄)を対象とした、均等加重型の株価指数です。
SMT米国株配当貴族インデックス・オープンの特徴:
- ベンチマーク:S&P500配当貴族指数
- 信託報酬(税抜):0.55%(保管費用なども含めた実質コスト:初回決算待ち)
- 決算:年2回
- 信託期間:無期限(設定日:2016年8月30日)
- 信託財産留保額:なし
S&P500配当貴族指数をベンチマークとするファンドとしては、これまでNEXT NOTES S&P500配当貴族(ネットリターン)ETNがありましたが、それより低コストのインデックスファンドとして、本ファンドが登場しました。
参考 SMT米国株配当貴族インデックス・オープンの詳細は、以下をご参照ください。
http://investment-by-index-invest.com/smt-us-dividend-aristocrat-index-open
SMT日本株配当貴族インデックス・オープン
SMT日本株配当貴族インデックス・オープンは、S&P/JPX配当貴族指数をベンチマークとするインデックスファンドです。S&P/JPX配当貴族指数とは、TOPIX構成銘柄のうち10年以上連続して増配している株式(全50銘柄)を対象とした、均等加重型の株価指数です。
SMT日本株配当貴族インデックス・オープンの特徴:
- ベンチマーク:S&P/JPX配当貴族指数
- 信託報酬(税抜):0.42%(保管費用なども含めた実質コスト:初回決算待ち)
- 決算:年2回
- 信託期間:無期限(設定日:2016年8月30日)
- 信託財産留保額:なし
国内株式市場への投資を目的としたスマートベータ型ファンドとしては、たわらノーロードplus国内株式高配当最小分散戦略やeMAXIS JAPANクオリティ150インデックスがありましたが、これらよりも低コストのファンドとして今後注目ですね!
参考 SMTに本株配当貴族インデックス・オープンの詳細は、以下をご参照ください。
http://investment-by-index-invest.com/smt-japan-dividend-aristocrat-index-open
本ファンドやたわらノーロードプラスなど、伝統的なインデックスだけなく、スマートベータ型の低コストインデックスファンドが増えています。このように、投資商品が多様になることは我々個人投資家の選択肢が増えることなので、非常にうれしい限りです。
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また、本ブログでのSBI証券の評価・解説は、以下をご参照ください。
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