12/24クリスマスイブの世界の市況です。
(24日の日本市場に関してはこちら)
クリスマス期間にて全体的に薄商い。
1. アジア市場
・中国本土: 続落。先物でも下落しているので、中国勢の勢いが低下しているかもしれません。
・香港: 小反発。クリスマス中につき薄商い。(25・26日は休場)。
・東南アジア: 米GDPの大幅な上ブレ修正をうけ、全体的に値を上げました。
米GDPの上ブレ修正による影響で、全体的にアジア市場のインデックスは値を上げました。しかし、このリスクオン相場の流れに逆行し、中国本土のインデックスが続落している流れが気になります。
中国株の値動きに関しては以下の記事も参考にしてみください。
なぜ中国株は世界経済の影響を受けにくいか?
2. 欧州市場
クリスマス休暇につき薄商い。(ドイツ、イタリア市場休場。)
為替: 利益確定によるドル売りが入りました。昨日の米GDP確報値の上ブレ修正により、ドル高が進んだためです。利益確定売りが一巡した後は、クリスマス休暇中ということもあり、横ばい推移しました。
株価: 欧州ほとんどのインデックスで横ばいとなりました。
クリスマス期間により、取引・売買は非常に少なく、落ち着いた相場です。
ところで、ニュース等でよく「クリスマス休暇につき売買は伸びなかった、薄商いだった」とよく聞くことがあります。日本のクリスマスに慣れ親しんでいる方はこのような現象は、少々不思議に感じると思います。日本のクリスマスは気分は浮かれますが、普通に会社に通います。これは世界で非常に稀です。私は仕事で海外に行くことがよくあり、クリスマスを海外で過ごすことがあります。そこで日本と欧米のクリスマス期間の生活について気付いた点(投資に役立てる?点)を以下のような記事にまとめました。
日本は変わってる!世界標準のクリスマス!
クリスマス期間は、世界の株価・インデックスが大幅上昇することが少なくありません。そのような相場になる背景は、クリスマス期間の欧米の方々の生活スタイルがあると思います。上の記事を通して、皆様に、その背景を理解し少しでも皆様の相場観の構築に活かしてもらえたらと思います。
3. 米国市場
為替: 欧州同様、利益確定によるドル売りが優勢となった。しかし売り一巡後は横ばい。
株式: ほぼ横ばい。米株インデックスであるNYダウは最高値を更新したが、上げ幅は限定的であった。(クリスマスイブにて午後は休場。)
米原油先物: 反落して始まり、軟調に推移しました。前日に発表された米原油在庫が予想を上回る積み増しとなったこと、また米エネルギー情報局が発表した週間の石油在庫統計を受けて、相場は売り込まれた。原油価格は足下で、大きなリスクの一つであるため、本ブログでも注視していく予定である。
以上、12/24日相場点検でした。
皆様のインデックス投資に少しでも本ブログの情報がお役立ちできたらと思います。
*免責事項: 投資判断は自己責任でお願いいたします。管理人は皆様の投資の責任は一切負いません。
参考 現在行われている、お得な口座開設キャンペーンは、以下をご参照ください。