ひふみ投信とひふみプラスの違い・比較の解説 | インデックス投資で資産運用

ひふみ投信とひふみプラスの違い・比較の解説

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ひふみ投信とひふみプラスの違い・比較の解説

ひふみ投信とひふみプラスの違い・比較の解説



レオスキャピタルワークスの運用する「ひふみ投信」は、低コストアクティブファンドとして評価の高いファンドです。

そして、ひふみ投信に対してよくある質問に「ひふみプラスとの違いは?」というものがあります。本記事では、この2つのファンドの違いを解説していきます。

参考 各ファンドの個別の解説に関しては、以下をご参照ください。

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目次

ひふみ投信とひふみプラスの比較

ひふみ投信とひふみプラスを比較する上で重要となるのが、以下の3点です。基本的に、どちらのファンドを購入しても大きなパフォーマンスに違いはありませんが、販売先および料金体系が違うため、手数料込みのパフォーマンスに微妙な差が出てきます。

  • 運用の中身(ひふみマザーファンド)は同じ
  • 販売先が違う
  • 料金体系(コスト)が違う

以下、それぞれのポイントを解説していきます。

ひふみ投信・ひふみプラスのファンドの中身は同じ!

「ひふみ投信」と「ひふみプラス」は、同じマザーファンドに投資する投資信託です。つまり、どちらのファンドを選んでも、基本的に同じ投資成績となります(後述するように、コストの影響でパフォーマンスに違いは出る)。

どういうことかというと、我々が、ひふみ投信またはひふみプラスのいずれかに投資しても、最終的には同じマザーファンドに投資され、投資対象の株式等に投資・運用します。運用する母体が同じなので、成績自体も全く同じです。

このように、ひふみ投信やひふみプラスなど各ファンド(ベビーファンド)で集めたお金を、さらに大きな受け皿(マザーファンド)で運用する方式をファミリーファンド方式と言います。大きなバスケットで一括管理することで効率的な運用が行えます。

ひふみ投信は直販。ひふみプラスはネット証券等で販売

「ひふみ投信」と「ひふみプラス」は、販売先に違いがあります。ひふみ投信は、運用会社であるレオスキャピタルワークスでのみ販売(直販)しています。それに対して、ひふみプラスは、SBI証券楽天証券などのネット証券で購入できます。

ファンド名販売先
ひふみ投信レオスキャピタルワークス
ひふみプラスSBI証券楽天証券など

この販売先の違いにより、運用コストの違いが発生します。以下、各ファンドのコストを比較していきます。

料金体系(コスト)の違い・比較

下表は、両ファンドの購入手数料および運用期間中にかかるコスト「信託報酬」を比べたものです。ひふみプラスは、購入手数料が最大3%となっていますが、SBI証券などネット証券では無料となってので、基本的に同じ料金体系となっています。

項目ひふみ投信ひふみプラス
購入手数料なし最大3%
SBI証券などは無料
信託報酬(税抜)年率0.98%
保有期間による割引あり
年率0.98%
純資産総額による割引あり

両者の違いは、信託報酬に対する割引の方式です。

ひふみ投信の場合

ひふみ投信の場合、我々購入者のファンド保有期間によって、信託報酬が割引されます(<資産形成応援団システム)。保有期間5年で年率0.2%分が還元され、10年以上で0.4%が還元されます。つまり、ひふみ投信の場合、長期投資を行えば行う程、コストが安くなります。

ひふみ投信の信託報酬の割引(保有期間別):

  • 保有期間5年以上:-0.2%
  • 保有期間10年以上:-0.4%

ひふみプラスの場合

ひふみプラスの場合は、資産形成応援団による割引還元はありません。しかし、ファンドの純資産総額が増えれば、信託報酬が割り引かれます。つまり、たくさんのお金がファンドに集まり成長すれば、コストが安くなります。割引は以下のような基準となっています。

ひふみプラスの信託報酬(税抜):

  • 純資産総額500億円まで:年率0.98% ← 現在
  • 純資産総額500億円を超える部分:年率0.88%
  • 純資産総額1,000億円を超える部分:年率0.78%

また、ひふみプラスは、証券会社のポイント還元プログラムも利用できます。ポイント還元率は、SBI証券が最も高く年率0.1%~0.24%です。楽天証券は、最大年率0.048%です。

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また、SBI証券のポイントプログラムについては、以下をご参照ください。

SBI証券の投信マイレージサービスで獲得したポイントを使う方法
SBI証券では、投資信託の保有状況に合わせてポイント還元する 投資信託マイレージ というサービスがあります。年率0.1%(最...

まとめ

ここまで解説してきたように、ひふみ投信とひふみプラスの基本的な違いは、各ファンドの料金体系(コスト)です。コストは、投資家への確実なマイナスリターンとなり、投資パフォーマンスを悪化させるので、この点に注意してファンドを選ぶと良いでしょう。

基本的には、数十年に渡る長期投資を行う方は資産形成応援団システムのあるひふみ投信、数年~10年程度の短中期投資を行う予定の方は、証券会社のポイント還元(SBI証券が最大還元率)があるひふみプラスが良いかと思われます。

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また、本記事でのSBI証券の解説・評価は、以下の記事をご参照ください。

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