2015年5月のインデックス投資の運用結果をご報告いたします。また、5月の相場を振り返り、投資結果と相場感を反省し、今後の投資方針を考えます。
過去の運用成果と相場のまとめは以下をご覧ください。
⇒運用結果と相場のまとめ(月別)
目次
2015年5月のインデックス投資の運用パフォーマンス
ポートフォリオ全体で、5月は3.1%の上昇でした。アセットクラス別で見てみると、上昇率トップ3は以下のようになりました。
2015年5月の上昇ランキング(アセットクラス別)
第1位 日本株式クラス 4.96%
第2位 先進国株式クラス 4.51%
第3位 REITクラス 0.01%
2015年5月の運用結果と相場のまとめ図
以下、各アセットクラス毎に、相場の振り返り・投資パフォーマンスと相場の関係などを解説していきます。
管理人のアセットクラス毎の保有金融商品は、以下をご参照ください。
2015年5月相場の振り返りと投資パフォーマンス
海外資産は円安進行により大幅上昇
5月前半の先進国株式は、4月発表の3月米国指標が冴えなかったことや、FRB理事長が現在の米国株が割高と発言したこと等から、米国株を中心に下落しました。しかし、5月に発表された米国指標が回復に転じたこと、中国の追加利下げなどにより、先進国株式はその後堅調に推移しました。
米国指標の改善による米利上げ再観測や欧州の金利上昇などにより、5月中旬から為替相場は円安方向にふれました。5月中旬に120円を切っていた円ドルも、5月下旬には124円を突破しました。(6月5日雇用統計発表後は円ドル125円後半となっています。)
株式市場自体の上昇と円相場の下落により、私の保有する以下の先進国株式クラスファンド・ETFは、円換算で大きく上昇しました。
保有中の先進国株式クラスインデックスファンド・ETF
- SPDR S&P 500 ETF:売買手数料無料のフリーETF
- ニッセイ 外国株式インデックスファンド←ノーロードインデックスファンド
為替変動と金融資産(ファンド・ETFなど)の関係は、以下の記事をご参照ください。
円安とGDP速報値の上ブレで日経平均株価は11連騰
5月上旬の日本株式インデックスは、こいのぼり天井というアノマリーを思い起こさせる、下落・調整局面を迎えました。しかし、為替相場が円安に一気に転じたこと(上述)、5/20に発表されたGDP速報値が市場予想を上ブレしたことにより、中旬から日経平均11連騰という、怒濤の上昇を成し遂げました。
5/20に発表された1-3月期GDP速報値は、GDP実質成長率が前期比年率+2.4%(予想値+1.5%)と予想を上ブレしました。円安の進展とGDP速報値の予想上ぶれで、五月の日経平均株価は+5.3%、TOPIXは+5.1%の上昇を見せ、私が保有している以下の日本株式クラスファンドも大きく上昇しました。
保有中の日本株式クラスインデックスファンドとETF
本記事のまとめ
- 5月はポートフォリオ全体で3.1%の上昇。
- 日本株式クラス、先進国株式クラスが上昇を牽引。
- 先進国株式クラスの上昇要因は、米国経済指標の改善による円安・ドル高の進行
- 日本株式クラスの上昇要因は、円安とGDP速報値の上ブレ。
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