SMBC日興証券が、お得な個人向け国債キャッシュバックキャンペーンを行っています。個人向け国債の購入金額に応じて、SBI証券やマネックス証券、楽天証券よりも高額の現金キャッシュバックを受けることができます。
本記事では、マイナス金利以来、相対的に有利な金融商品として注目を浴びている、個人向け国債のキャンペーンについて解説します。キャンペーンを有効に使い、運用効率アップを狙っていきましょう!
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目次
個人向け国債の特徴と2016年9月の募集内容
はじめに個人向け国債を復習します。個人向け国債とは、個人が国にお金を貸して、年2回金利が得られる金融商品です。満期には元本が返ってきます。以下、個人向け国債の特徴です。
- 一万円単位で始められる。
- 満期前でも、購入から1年後以降、過去1年分の利子を払うことで元本で償還できる。
- 毎月購入可能 → 積立に便利。
また、個人向け国債には、以下の3種類があります。
- 個人向け利付国庫債券(変動・10年)
- 個人向け利付国庫債券(固定・5年)
- 個人向け利付国庫債券(固定・3年)
2016年9月の国債募集は、各種国債、以下のような内容になっています。利率は、最低保証の0.05%となっています。大手メガバンクやゆうちょ銀行の普通・定期預金と比べれば、大分高い水準ですね。ただし、普通預金金利最高水準のイオン銀行と比べると、物足りなさを感じます(参照:イオン銀行普通預金金利を0.12%(国内最高水準)にする方法)。
項目 | 変動10年 | 固定5年 | 固定3年 |
---|---|---|---|
募集期間 | 2018年7月5日~31日 | ||
利率 | 年率0.05% | ||
発行日 | 2018年8月15日 | ||
利払い日 | 年2回(2月15日・8月15日) | ||
償還日 | 2028年8月15日 | 2023年8月15日 | 2021年8月15日 |
申込単位 | 額面1万円単位 |
個人的には、個人向け利付国庫債券(変動・10年)がオススメです。変動金利なので、長期金利の変動にもついてこれます。また上述のように必要なら購入から1年後以降元本保証がされます。私自身アセットアロケーションの10%を本国債に充てています。
参考 マイナス金利導入による普通預金金利の低下により、国債の優位性が高まっています。マイナス金利の資産運用に関しては、以下をご参照ください。
SMBC日興証券の個人向け国債の購入キャンペーン・他証券比較
はじめに、本キャンペーンを開催するSMBC日興証券についての特徴を簡単に解説します。その後、この度のキャンペーンの内容やキャッシュバック額の他社比較を行います。
SMBC日興証券とは?特徴・解説
SMBC日興証券は、国内・海外株式、投資信託、債券、IPO、年金・保険など数多くの金融商品を取り扱っている総合証券です。そのため、SMBC日興証券の口座を開設していれば、基本的な取引は全て行うことができます。
他証券会社と比べた場合、SMBC日興証券の強み・メリットは、以下のような点があります。個人向け国債の購入、信用取引、IPO、また株主優待などを取引予定の方は、口座を開設しておくと良いでしょう。もちろん、口座開設費・維持費は無料です。
- 個人向け国債がおトクに購入できる
- 信用取引の手数料が0円(無料)
- 金額指定で株式の売買ができる!(キンカブ)
- 株主優待をお得に取引できる
- 手数料無料の投資信託を最低10,000円から積立可能
- 全国に100以上の実店舗を持つ
- IPO完全平等抽選&主幹事として数多くの実績
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また、本ブログでのSMBC日興証券の評価・解説は、以下をご参照ください。
SMBC日興証券の個人向け国債キャッシュバック内容
SMBC日興証券のキャンペーンでは、個人向け国債の購入額に応じて、現金のキャッシュバックがもらえます。現在の低金利世界の中、金利水準同等のキャッシュバックを受けることができます。
また、他証券会社の同様のキャンペーンと比べて、還元率が格段に良く、キャッシュバックの上限がない点で、個人向け国債キャッシュバックキャンペーンの中では、かなりおトクな部類となります。
キャンペーン概要
項目 | 内容 |
---|---|
対象期間 | 2016/9/30(金)まで |
対象債券 | 個人向け国債 変動10年(第78回) 個人向け国債 固定5年(第66回) |
対象者 | 上記の対象期間中に、対象債券を合計100万円以上(約定金額)購入した方 |
下表は、SMBC日興証券の国債購入額とキャッシュバック金額をまとめた表(他証券との比較)です。国債の買付金額が100万円以上の場合は、SMBC日興証券の現金還元が他社よりも多いことがわかります。(楽天証券はポイントバック)
購入額 [円] | SMBC日興証券 | SBI証券 | 楽天証券 |
---|---|---|---|
10万 | - | - | 200pt 100万円未満は、買付金額の0.2% |
50万 | - | 1,000円 | 1,000pt |
100万 | 3,000円 | 2,000円 | 3,000pt |
200万 | 6,000円 | 4,000円 | 6,000pt |
300万 | 9,000円 | 6,000円 | 9,000pt |
400万 | 12,000円 | 8,000円 | 12,000pt |
500万 | 20,000円 | 10,000円 | 20,000pt |
600万 | 24,000円 | 12,000円 | 24,000pt |
700万 | 28,000円 | 14,000円 | 28,000pt |
800万 | 32,000円 | 16,000円 | 32,000pt |
900万 | 36,000円 | 18,000円 | 36,000pt |
1000万 | 50,000円 以降、100万円増額ごとに+5,000円 (上限なし) | 20,000円 以降、購入金額が100万円増える毎に+2,000円 (最大50万円まで) | 40,000pt 500万円以上は、買付金額の0.4%をポイントバック |
このように、100万円以上の資金で個人向け国債を購入する場合、SMBC日興証券での購入が、おトクになります。キャッシュバック還元率は、0.3%と国債の利率を大きく超える水準です。マイナス金利で銀行預金・国債の利率が低下する中、かなり大きなキャッシュバックと言えます。
ただし、小額(10万円から)買付を行う方、または楽天スーパーポイントによるキャッシュバックが良いという方は、楽天証券の個人向け国債キャンペーンを利用すると良いでしょう。
また、SMBC日興証券では3年債は取引対象外となりますので、3年債の購入で、ポイントよりも現金が良いという方は、SBI証券で購入を行うのが良いでしょう。
私も国債など無リスク資産への割合を高めたい時は、SMBC日興証券を活用して、おトクに国債を購入しています。小額しか購入しない時は、SBI証券を利用しています。
SMBC日興証券は、本記事で紹介した個人向け国債購入時のキャッシュバック還元率以外にも、金額指定で株式購入できる「キンカブ」、信用取引手数料が0円(無料)であったり、IPOの取り扱いが多い点、が高いなど、たくさんのメリットが証券会社です。この機会に口座開設を行ってみるのも良いでしょう。
SMBC日興証券の特徴【早見表】 | |
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