SBIボンド-SBI-PIMCOジャパン・ベターインカム・ファンド(愛称:ベタイン)は、日系優良企業の外国債券に為替ヘッジをした投資を行うための投資信託(ファンド)です。マイナス金利下でも安定した利回りを狙うために設計されたファンドです。
本記事では、SBIボンド-SBI-PIMCOジャパン・ベターインカム・ファンドの評価・解説を行います。ファンドの特徴、構成比、コスト、分配金、他ファンドとの比較を解説します。
目次
SBIボンド-SBI-PIMCOジャパン・ベターインカム・ファンドの特徴・評価
SBIボンド-SBI-PIMCOジャパン・ベターインカム・ファンド(以下、ベタイン)は、は、日系の優良企業が発行する社債への投資により、安定した利回りを得ることを目標としたファンドです。日系企業とは、日本企業もしくはその子会社(海外現地法人を含む)のことです。
ベタインの特徴:
- 購入手数料:無料(ノーロード)
- 信託報酬(税抜):0.53%
- 売買単位:1万円から1円単位(SBI証券で最低500円から積立投資可能)
- 決算:年1回(決算日は6月29日。休日の場合、翌営業日。)
- 信託期間:無期限(設定日:2016年6月30日)
- 信託財産留保額:なし
- 販売会社:SBI証券のみ
以下、本ファンドのコスト、配当金・分配金、また評価などを解説します(SBI証券のデータを基に作成)
ベタインの特徴・魅力
ベタインの魅力は、マイナス金利導入後の低金利の中、日系優良企業の外貨建て債券を組み入れることで、安定した利回りを狙える点です。以下、ベタインの魅力を1つずつ解説していきます。
魅力1:高い信用力をもつ日系企業の社債
社債へ投資する場合、その企業の信用力が問われます。ベタインでは、信用格付けがAランク以上の社債から構成されています。そのため、財務状況などが健全で信用リスクを抑ることができます。
実際には、下図のように、格付けAランク以上の日産自動車、三菱商事などがあります。
魅力2:相対的に高い利回り
本ファンドは、海外市場への投資を通じて、日系優良企業の社債へ投資を行っているため、円建て市場と比較して相対的に高い利回りが期待できます。
下図は、国内市場と海外市場の利回りを比較したグラフです。円建てよりもドル建て社債の方が、利回りが高いことがわかります(2016年4月現在)。実際、モデルポートフォリオであれば、平均クーポン3%弱となります。
魅力3:為替変動リスクを低減
外貨建て社債へ投資する場合のデメリットは、為替リスクです。円・ドルレートなどの変動により、円換算の資産が変動してしまいます。しかし、本ファンドでは、対円での為替ヘッジを行っており、為替変動リスクの低減が期待できます。
ただし、下図のように、金利差程度の為替ヘッジコストも発生します。
コスト:購入手数料・信託報酬
購入手数料は、無料(ノーロード)です。信託報酬は年率0.53%(税抜)と低コストです。
コストを抑えたオススメ購入先
本ファンド「ベタイン」が購入可能なのは、SBI証券のみとなっています。
SBI証券は、各種投資信託や米国株・海外ETFの品揃えが良く、IPOやファンド保有時のポイントなど、様々な独自のメリットがあります。口座開設費・維持費は無料ですので、口座を持っていない方は、この機会に口座を開設してみると良いかもしれません。
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