i-mizuhoインデックスシリーズが、カブドットコム証券に続き、楽天証券(2015/7/31より)、およびSBI証券(2015年8月6日より)で取り扱いが開始されます。
追記 2015年8月7日より、マネックス証券でも取り扱いを開始しました。
本記事では、i-mizuhoインデックスシリーズの特徴を振り返り、取り扱い証券会社の中でどの証券会社が、おトクに購入・保有ができるのかを解説します。
目次
i-mizuhoインデックスシリーズとは?
i-mizuhoインデックスシリーズは、株式・債券・リート・コモディティなどを投資対象とする21種類の低コストインデックスファンドです。本シリーズを使って、さまざまな投資クラスに低コストで投資することがきます。
参考 i-mizuhoインデックスシリーズのファンド一覧は、以下の記事をご参照ください。
http://investment-by-index-invest.com/i-mizuho-indexfunds/
本シリーズ最大の特徴は、中国、東南アジア株式市場などの他社にはないインデックスファンドを提供している点です。以下、i-mizuhoシリーズで特徴的な中国・東南アジア株式市場のインデックスファンドを紹介します。
i-mizuho東南アジア株式インデックス
i-mizuho東南アジア株式インデックス は、東南アジアの主要40銘柄から構成されるFTSEアセアン40インデックスをベンチマークとするインデックスファンドです。信託報酬は年率0.63%(実質0.90%)と東南アジアへの投資を目的としたファンドとしては最安です。
新興国全体への投資を目的とするFTSEエマージング・インデックスやMSCIエマージング・マーケット・インデックスでは、東南アジアの組入比率は10%程度と低いため、本ファンドを利用して、アセットアロケーション内の東南アジアの比率を高めることができます。
以下の表は、東南アジアへの投資を目的とするインデックスファンドのベンチマークとコストの比較です。表からもわかるように東南アジアへの投資を目的としたインデックスファンドでは、i-mizuho東南アジア株式インデックスが最安コストとなります。
ファンド名 | ベンチマーク | 購入 手数料 | 信託報酬(税抜) |
---|---|---|---|
i-mizuho 東南アジア株式インデックス | FTSEアセアン40インデックス | 無料 | 0.63 % |
朝日ライフ・MSCI・グローイング・アセアン株式ファンド | MSCI東南アジアGDPアロケーション指数 | 無料 | 1.35 % |
参考 i-mizuho東南アジア株式インデックスの詳細は、以下の記事をご参照ください。
http://investment-by-index-invest.com/imizuho-asean-stocks-index-fund/
i-mizuho中国株式インデックス
i-mizuho中国株式インデックスは、香港証券取引所の時価総額および流動性が高い中国の大型株式50銘柄から構成されるFTSE中国50インデックスをベンチマークとするインデックスファンドです。信託報酬は年率0.63%(実質:1.47%)です。
先に紹介した新興国全体のインデックスに中国は20%程度含まれていますが、アセットアロケーション内の中国の比率を高めたい方は、購入を考えても良いかもしれません。
以下の表は、中国への投資を目的とする低コストインデックスファンドの比較です。ベンチマークのパフォーマンスやコストは、ほぼ同じですが、直近の実質コストは香港ハンセン指数ファンドのコストが安くなっています。
ファンド名 | ベンチマーク | 購入 手数料 | 信託報酬(税抜) |
---|---|---|---|
i-mizuho中国株式インデックス | FTSE中国50インデックス | 無料 | 0.63 % |
香港ハンセン指数ファンド | 香港ハンセン指数 | 無料 | 0.78 % |
参考 i-mizuho中国株式インデックスの詳細は、以下の記事をご参照ください。
http://investment-by-index-invest.com/imizuho-china-stocks-index-fund/
i-mizuhoインデックスシリーズのおすすめ購入先
今回の取り扱い先拡充により、以下のネット証券3社でi-mizuhoインデックスシリーズの売買が可能となりました。
どの証券会社での購入・保有がおトクで利便性がよいでしょうか?以下、インデックスファンド購入可能な主要ネット証券を比較し、最適なi-mizuhoシリーズ購入先を紹介します。
最低積立金額 | 国内ETF | 海外ETF | 特徴 | 口座開設・キャンペーン等 | |
---|---|---|---|---|---|
SBI証券 | 100円 | ○ | ○ |
| 口座開設等で最大10万円プレゼント 口座開設はこちら ⇒ SBI証券 |
カブドットコム証券 | 100円 | ○ | × |
| 口座開設等で500円プレゼント 口座開設はこちら ⇒ カブドットコム証券 |
マネックス証券 | 100円 | ○ | ○ |
| 口座開設で最大31,000円プレゼント 口座開設はこちら ⇒ マネックス証券 |
楽天証券 | 100円 | ○ | ○ |
| 口座開設で最大75,200円相当のポイントプレゼント 口座開設はこちら ⇒ 楽天証券 |
上の表は、インデックスファンド購入可能な主要ネット証券の特徴の比較です。利便性などは、積立最低金額(SBI証券・カブドットコム証券は500円から、楽天証券・マネックス証券は1,000円から)と口座開設キャンペーン以外、ほぼ変わりません。
そのため、インデックスファンド保有時のポイント還元率が重要となります。ポイント還元率でみると、SBI証券でのi-mizuhoシリーズの購入・保有が最もオススメ です。ポイント還元率が他証券会社よりも高水準(最大年率0.24%還元)です。
カブドットコム証券も同率の還元がありますが、i-mizuhoシリーズはポイント還元対象外です。また、楽天証券はi-mizuhoシリーズもポイント還元率対象ですが、還元率が低水準(年率0.048%)となります。
参考 SBI証券やその他証券会社のポイント還元の詳細は、以下の記事をご参照ください。
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また、本ブログのSBI証券の評価・解説は、以下の記事をご参照ください。
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