ニッセイアセットマネジメントからのビックニュースです。低コストのニッセイインデックスファンドシリーズが信託報酬のさらなる大幅値下げを発表しました。
三井住友・旧DCインデックスファンドシリーズの一般販売の開始で、国内債券・外国債券で最安コストの座を奪われていたニッセイですが、今回の値下げにより業界最安を奪還しました。また、先進国株式クラスのファンドもさらに大幅値下げを行いました。
本記事では、この度のニッセイインデックスシリーズのコスト変更の内容を解説します。また、今後のさらなる値下げやコスト競争についても解説します。
目次
ニッセイインデックスシリーズの3ファンド大幅値下げ!
冒頭でもお伝えしたように、ニッセイインデックスファンドシリーズの3ファンドの信託報酬が大幅に安くなります。値下げが行われたファンドの変更前、変更後のコストは、下表のようになります。
ファンド名 | 変更前 | 変更後 | これまでの最安ファンドとその信託報酬 |
---|---|---|---|
ニッセイ外国株式インデックスファンド | 0.39% | 0.25% | EXE-i先進国株式ファンド (0.35%) |
ニッセイ国内債券インデックスファンド | 0.31% | 0.15% | 三井住友・日本債券インデックスファンド (0.15%) |
ニッセイ外国債券インデックスファンド | 0.38% | 0.20% | 三井住友・DC外国債券インデックスファンド (0.21%) |
*表中の信託報酬は、年率(税抜)の数字です。
今回の値下げは、2015年9月に一般販売が開始された三井住友・旧DCインデックスシリーズを明らかに意識したものです。三井住友・旧DCインデックスシリーズの登場で海外株式・国内債券・外国債券の最安の座を、今回の引き下げで奪い返す形となりました。
参考 三井住友・旧DCインデックスシリーズの詳細は、以下をご参照ください。
先進国株式クラスは、もともとニッセイ外国株式インデックスファンドが最安でしたが、三井住友・DC全海外株式インデックスファンド(新興国も含む)の信託報酬0.26%を意識した値下げとなりました。
今後は、一般販売が噂されている三井住友・DCシリーズの国内株式・先進国株式とのコスト競争がさらに激化することに注目があつまります。コスト競争となれば、両投資クラスでコストが0.1%台のインデックスファンドが生まれることになります。
参考 国内株式・先進国株式クラスの三井住友・DCシリーズの詳細は、以下をご参照ください。
ニッセイインデックスシリーズの全ファンド紹介・一覧
以下、ニッセイインデックスファンドシリーズの商品を紹介します。9つのインデックスファンドの提供で、日本株式・先進国株式・債券・リート(REIT)など、さまざまな投資先(アセットクラス)に低コストでインデックス投資できます。
投資先 | ファンド名 | 信託報酬 | 実質コスト | ベンチマーク |
---|---|---|---|---|
日本株式 | ニッセイ日経225インデックスファンド | 0.25% | 0.26% | 日経平均株価(配当込み) |
日本株式 | ニッセイTOPIXインデックスファンド | 0.29% | 初回決算待ち (2月20日) | TOPIX(配当込み) |
日本株式 | ニッセイJPX日経400インデックスファンド | 0.31% | 初回決算待ち (11月20日) | JPX日経インデックス400(配当込み) |
先進国株式 | ニッセイ外国株式インデックスファンド | 0.25% | 0.49% | MSCIコクサイ(配当込み、円換算) |
日本債券 | ニッセイ国内債券インデックスファンド | 0.15% | 初回決算待ち (11月20日) | NOMURA-BPI指数 |
先進国債券 | ニッセイ外国債券インデックスファンド | 0.20% | 0.47% | シティ世界国債インデックス(除く日本、円換算) |
日本リート | ニッセイJリートインデックスファンド | 0.335% | 0.35% | 東証REIT指数(配当込み) |
外国リート | ニッセイグローバルリートインデックスファンド | 0.45% | 初回決算待ち (11月20日) | S&Pグローバルリートインデックス(除く日本、配当込み、円換算) |
バランス型 | ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型) | 0.34% | 0.76% | TOPIX(配当込み)、NOMURA-BPI総合、MSCIコクサイ・インデックス(配当込)、シティ世界国債インデックス(除く日本)を25%ずつからの合成指数 |
今回の信託報酬的用語、全ての投資クラスでコスト最安となります。上表から皆様のお好きな投資クラス商品をお選びください。商品リンクをクリックすると各商品の詳細解説がご覧いただけます。
今回の3ファンドの値下げで、それらのファンドの集合体であるニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)のコスト引き下げも期待されますね。
参考 ニッセイインデックスシリーズの詳細は、以下をご参照ください。
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