コロンビアへの投資方法!日本とのEPA早期妥結が期待されるコロンビアの経済・株価指数を解説! | インデックス投資で資産運用

コロンビアへの投資方法!日本とのEPA早期妥結が期待されるコロンビアの経済・株価指数を解説!

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コロンビアへの投資方法!日本とのEPA早期妥結が期待されるコロンビアの経済・株価指数を解説!

日本とのEPA早期妥結が期待されるコロンビアの経済・株価指数を解説。



みなさまは、コロンビア と聞いてどのようなイメージを抱くでしょうか?

私は、2014年のサッカーワールドカップを思い出します。日本が予選リーグ最終戦で対戦し、負けてしまった相手です。ワールドカップの得点王もコロンビアの選手でした。サッカーの他には、映画などの印象が強いのか、治安の悪いイメージを抱きます。

そのようなイメージを持つコロンビアですが、日経新聞によれば、日本との経済連携協定(EPA)早期妥結が期待されています。また、株価指数では、2003年からの10年間のトータルリターンは1896%(円換算)を遂げている発展目覚ましい国です。

本記事では、今後日本との関係も親密になり、ますますの発展が来されるコロンビアの株式市場・経済・投資方法などを解説します。

参考 コロンビア、日本とのEPA早期妥結を期待 (日本経済新聞電子版)

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目次

コロンビアはどんな国?



冒頭で述べたように、サッカー以外のコロンビアのイメージは、薬物・犯罪などのネガティブなイメージが先行する方が多いかもしれません。しかし、世界遺産のカルタナ港をもつカリブ海に面する観光名所「カルタナ」を中心に目覚まし発展を遂げています。

以下、コロンビアの人口・経済データをご覧ください。

コロンビアの特徴(経済指標など)

  • 首都:ボゴタ
  • 公用語:スペイン語
  • 人口:47.7百万人(2012年世銀)
  • 通貨:コロンビアペソ(COP)
  • GDP:3965億米ドル
  • GDP成長率(予測):4.3%(2013年〜2018年)
  • インフレ率(予測):2.9%(2013年〜2018年)
  • 格付け:Baa3(ムーディーズ)BBB(S&P)
  • 主な産業:農業、鉱業

【参考資料】

豊富な資源



コロンビアは豊富な資源をもつ国として有名です。例えば、コロンビアの輸出全体に占める石油関連の割合は2~3割です(石油生産は世界20位)。その埋蔵量は南米5位ともいわれています。海外から石油インフラの直接投資とコロンビア政府の方針で、2020年までには、現在の一日あたりの生産量の2倍(150万バレル)まで増加する見込みです。

また、先の直接投資により、石油業界だけではなく、天然ガス、鉱山業界、また国内のインフラ整備も進められる予定で、その資金は2020年までに、420億ドルとなる見通しです。

ビジネス・投資のしやすさ、GDP成長率と投資格付け

世界銀行の調査によれば、コロンビアのビジネスのしやすさは、2007年の79位から2013年に45位となりました。さらに、同調査の投資家保護が進んでいる国では、世界6位となっています。

コロンビアのGDP成長率は、2003年〜2012年の10年間、年平均4.67%を達成し、同時期のブラジルを上回りました。これらの結果、2011年3月に米有力格付け会社のS&P社が、コロンビアのソブリン格付けを投資適格級に引き上げました。

コロンビアの株式市場とETF

コロンビアの株式市場とETF

コロンビアの株式市場とETF



このように発展を遂げたコロンビアですが、冒頭で紹介したように、コロンビアの代表的な株価指数「MSCIコロンビアインデックス」は、2003年からのトータルリターンは、なんと1896%となりました。世界の株式市場の中で最も大きい成長を遂げました。

この成長は、経済発展の他に、コロンビア年金ファンドが国内株の買い手になったことも要因として上げられます。

新興国株式市場全体に投資するETFに含まれる

新興国株式市場全体への投資を目的としたインデックスに、以下の二つがあります。いずれもコロンビアを全体の約0.7%含みます。新興国一国への投資はリスクが大きくなるため、一般投資家の方は新興国全体への投資を通してコロンビアに投資する方法をおすすめします。

特に、FTSEエマージング・インデックスに連動するETF、インデックスファンドは低コストで、日本の証券会社で売買できるためおすすめです。

FTSEエマージング・インデックスをベンチーマークとするファンド:

以下、コロンビアへ集中投資するためのETFも紹介します。

コロンビア株式市場へ投資するためのETF

コロンビア株式市場へ投資するETFは、以下の2つがあります。いずれもニューヨーク証券取引所に上場しています。

  • グローバルX FTSE コロンビア20 ETF(GXG)
  • マーケット・ベクトル・コロンビアETF(COLX)

グローバルX FTSE コロンビア20 ETF(GXG)

グローバルX FTSE コロンビア20 ETF(GXG)は、「FTSEコロンビア20指数」をベンチーマークとしたETFです。FTSEコロンビア20指数は、コロンビア株式市場で最も流動性の高い24銘柄から構成される株価指数です。

マーケット・ベクトル・コロンビアETF(COLX)

マーケット・ベクトル・コロンビアETF(COLX)のベンチーマークを構成する銘柄は27銘柄で、コロンビア企業だけでなく、売り上げの半分以上をコロンビアで上げている企業も含まれます。

GXGとCOLXの違い

業種(セクター)別の構成比が異なります。GXGの金融セクターの割合が28%であるのに対し、COLXのそれは37%と少し高めになっています。また、GXGはCOLXと比べて、エネルギーセクターの割合が低い一方、素材セクターの割合が高くなっています。

コロンビア投資のまとめ

  • コロンビアは、近年急速に栄えている新興国の1つ。
  • 2003年からの10年間で、MSCIコロンビア指数は円換算で1836%上昇。
  • 日本の証券会社からは新興国株式市場全体へ投資するETFを用いて、コロンビアに投資できる。
  • 海外の証券会社を使えば、コロンビア1国のETFや銘柄に直接投資できる。

【参考文献】本記事執筆に際して、以下の書籍を参考にしました。

日本人が知らない海外投資の儲け方—1000円からできる成長国投資、ETF・ADR徹底活用法

外国株一筋26年のプロがコッソリ教える 日本人が知らない海外投資の儲け方

新興国・フロンティア諸国への投資方法や注意点、また各国の詳細(国柄、経済、投資方法)が説明されています。新興国・フロンティア諸国へ投資を行う方は、一読の価値があります。
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