読者の皆様は、海外旅行・出張・留学先のお支払いは何で行っているでしょうか?日本で発行したクレジットカードでしょうか?
クレジットカードを利用する場合、為替・事務手数料として1.6%程度の手数料が取られていることをご存知でしょうか?例えば、10万円の買い物をした場合、商品とは別に1,600円程度が取られていることになります。
本記事では、マネパカードという海外用プリペイドカードを使って、手数料を最大50%カットする方法を解説します。また、マネパカードの詳細な利用方法・手順を解説いたします。
目次
マネパカード利用メリット・デメリット
マネパカード利用方法の説明の前に、マネパカードの特徴、メリット・デメリットを説明します。
マネパカードを使用するメリットは、以下の3点です。
メリット1:為替・事務手数料が、クレジットカードの約半分
マネパカード最大の特徴が、為替・事務手数料の安さです。クレジットカードを海外で使用した場合、為替・事務手数料に購入金額の約1.6%がかかります。しかし、マネパカードの場合、その為替・事務手数料が約0.8%と半額(50%カット)ですみます。
クレジットカード支払いや外貨両替でかかる手数料に関する詳細は、以下の記事をご参照ください。
メリット2:自分の好きなときに外貨両替しておくことができる
クレジットカードを海外で使った場合、円換算の支払い金額が決定するのは数日後です。つまり支払いから数日後の円と他通貨のレートで、円換算の支払い金額がきまります。それに対して、マネパカードは、自分で好きなタイミングで円を外貨に両替することができます。自分で為替レートが良いと思うときに、あらかじめ円を外貨に両替できます。クレジットカードではできません。
マネパカードとクレジットカードの比較は、以下の記事をご参照ください。
メリット3:プリペイド式なので、海外での無駄遣いを防ぐことができる
後に述べるように、マネパカードはプリペイド式カードです。自分が使いたい金額を使いたい通貨として、カードにいれておきます。つまり、入れておいた金額しか使えません。
あらかじめ決めた金額までしか使えないのは一見デメリットです。しかし、決めた金額以上は買えないので、無駄遣いを防ぐメリットにもなります。思わぬ出費が出てしまった場合は、クレジットカードで支払いを済ませれば良いだけです。
私の場合、決めた金額をマネパカードにいれておき、マネパカードの金額内で海外で買い物を行います。けがやアクシデントにあった時の備えとして、現金とクレジットカードを用意しています。
メリット4:お店でのショッピング、ATMからの現金引き落としが可能
マネパカードは、マスターカードと提携しているため、マスターカードが使えるお店やATMであれば、どこでも使うことができます。ATMからカードからお金をおろすこともできます。
マネパカードの詳細確認・無料お申し込みは、以下の公式ページから行えます。
ご興味を持たれた方は、ぜひご覧ください。
⇒ マネパカード
マネパカードの利用手順
以下、マネパカードの利用方法(外貨両替、カードに)を説明していきます。
手順1. マネパカードを申し込む
まだマネパカードをお持ちでない方は、マネパカードを申し込んでください。
以下のマネパカード公式ページから、カード発行手続きができます。
⇒マネパカード
マネパカードは、プリペイドカードですので、原則的に16歳以上の方であれば、どなたでも審査なしでお申し込みできます。申込も非常に簡単です。
手順2. マネパカード管理画面にログインする
マネパカードログイン画面から、「カード口座番号」と「パスワード」を入力し、マネパカードの管理画面にログインします。
下図は、マネパカードのログイン画面です。赤枠で囲まれた場所に「カード口座番号」とパスワード」を入力し、マネパカードの管理画面にログインしてください。
⇒マネパカードログインページ
手順3. マネパカード口座に日本円を入金する
マネパカードを使うために、一番はじめに行うことは、マネパカード口座に日本円を入金することです。
手順2. の方法でログインすると、下図のような画面が現れます。
ページの中央付近に「カード専用振込口座(入金)」というところがあります。そこに口座情報が記載されていますので、その口座に日本円の入金を行ってください。
私は、毎月最大5回まで他行振込手数料無料の楽天銀行を利用して、こちらの口座に入金しています。
楽天銀行の特徴(メリット・デメリット等)は、以下の記事をご参照ください。
手順4. 日本円を外貨へ両替する
次に、日本円を外貨両替します。以下、4つのステップで外貨への両替を行います。
ステップ1:両替画面へ移動する
はじめに、ログイン画面の「両替」タブ(下図の上の赤い部分)ボタンをクリックしてください。その後は通貨を選択してください。クリック後、左図のような画面が現れますので、下部(左図赤ボックス内)から通貨を選択してください。
ステップ2:両替金額を指定する
手順4. ステップ1で通貨を指定すると、左図のような金額指定ボックスがでてきます。(下図はユーロを選択した際の例)全額指定ボタン、もしくは手入力で両替金額を指定してください。金額指定後は「確認」ボタンを選択し、次に進みます。
ステップ3:両替を実行する
ステップ2で確認ボタンを選択すると、下図下部中央のような画面が現れます。両替レートを確認後、両替レートのパネルをクリックしてください。これで両替が実行されます。
ステップ4:両替を確認し、カードへの外貨チャージ申請画面に移動する
ステップ3の操作のようにして両替を実行すると、下図下部右側のような画面がでてきます。その画面で実行した両替内容が確認できます。
確認後、右下の「カードにチャージする」をクリックしてください。両替した外貨をカードにチャージするための画面に移動できます。
手順5:外貨をカードにチャージする
次に、手順4で両替した外貨をカードにチャージします。以下の4ステップで、外貨をカードにチャージすることができます。
ステップ1:カードにチャージ金額を指定する
手順4. ステップ1の操作後、下図のような画面が現れます。この画面上でカードにチャージする金額をしています。ここでは、チャージする金額は外貨となっています(左図はユーロの例)。
金額は「最大額」指定のボタン、または手入力で指定できます。金額を指定し終えたら、左下の「確認」ボタンを教えて、次に進みます。
ステップ2:チャージ金額の確認
ステップ1の操作後、左図のような画面になります。画面中央のチャージ金額を確認してください。確認完了後、「確定」ボタンを押すことで、カードへのチャージが完了します。
ステップ3:ホーム画面に戻って、チャージ完了を確認する
ステップ2完了後、左図のような画面が現れます。チャージは、ステップ2までで完了していますので、画面右の「閉じる」ボタンをクリックし、ホーム画面に戻ります。
ステップ4:チャージ完了の確認をする
ステップ3完了後、下のような画面(ホーム画面)にいきます。ここで、両替した外貨がちゃんとチャージされているかを確認してください。
下図の例では、今回行った7.05ユーロのチャージが行われいることが確認できます。
ここまでで全ての操作は完了です。あとは、チャージされた金額の範囲で、海外での買い物やATMでの現金引き落としなどを行ってください。以下、マネパカードの利用行程を確認しておきます。
- マネパカードの申込をする。
- マネパカード管理画面へログインする。
- マネパカード管理口座に日本円を入金する。
- 日本円を外貨へ両替する。
- 外貨をマネパカードにチャージする。
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マネーパートナーズの口座も、マネーフォワードに登録できます。マネーフォワードは、銀行・証券・FX口座、およびクレジットカード、電子マネーなどありとあらゆるマネーを一括管理できる便利ツールです。一度登録すれば、口座にわざわざログインせずとも、口座管理ができます。
マネーフォワードの特徴・評価については、以下の記事をご参照ください。
本記事でのまとめ
- マネパカードは、海外カード利用時にかかる手数料を最大50%程度カットできる。
- マネパカードを使えば、好きなときに外貨を両替できる。
- 利用手順は少々複雑であるが、マスターすればその恩恵は大きい。
- マネパカードの申込後、管理画面にログイン→入金→両替→チャージの手順を行う。
- マネーパートナーズも、マネーフォワードで一括管理できる。
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