生活防衛金の運用方法と配分(ロケーション) | インデックス投資で資産運用

生活防衛金の運用方法と配分(ロケーション)

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生活防衛金の運用方法と配分(ロケーション)
資産運用・投資を始める前に行うべき重要なことは、生活防衛金の確保です。生活防衛金とは、いざという時に家族や自分を守るための資金です。資産運用・投資を行う際、家族の金銭的・精神的支えとなります。

本記事では、生活防衛金の位置づけの確認とその最適運用方法について、私が考え得るベストな方法をご紹介いたします。

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目次

生活防衛金とは?

生活防衛資金という言葉が始めて登場したのは、木村剛氏の書籍「投資戦略の発想法(2008)」です。本文では、生活防衛金の定義を

世の中で何が起きようが、会社が倒産しようが、クビになろうが、絶対に自分と家族の生活を守るための資金

としています。我々投資家は、不測の事態が置きたときに家族を守るため、投資資金とは別に、銀行普通預金などの流動性の高い資金を保有しておく必要があります。

木村剛氏の「投資戦略の発想法」の最新盤の詳細は、以下からご覧になれます。木村剛氏は残念でしたが、本自体は良著です。ご興味のある方はご覧ください。

生活防衛金に関しては、以下のインデックス投資家育成塾の記事でも取り扱っております。
ご興味のある方は、ご参照ください。

家計のチェックと生活防衛金


生活防衛金はどの程度用意しておく必要があるか?

この問いに関する普遍的な回答はありません。家族構成・扶養家族などによって異なります。私の知る限り、生活防衛金として生活費の2年分を割り当てている方が多いです。

生活費の2年分が貯金としてない人は?

あくまで私の個人的な見解ですが、自分の定めた生活防衛金を優先的に貯めつつ、小額で投資を始めることのをおすすめします。理由は以下の2点です。

  • 投資を実際に行うことで、勉強だけではわからない面を体験的に学習できる。
  • 資産形成は時間を見方につけること(複利効果)が重要なため

投資はとにかく始めてみることが重要です。実際の投資・運用を始めてみると、投資や資産運用の勉強では学べない点を数多く実体験から学ぶことができます。SBI証券カブドットコム証券は500円から、楽天証券マネックス証券は1,000円から毎月積立ができますので、小額からでも始めてみると良いでしょう。

証券口座選び基本や各証券会社の特徴は、以下の記事をご参照ください。
証券会社選びに迷われている方におすすめです。

投資を始める第一歩「証券口座の開設」〜インデックス投資家のための証券会社〜


また、資産形成において時間(複利効果)は重要です。投資を早くはじめることで、複利効果を最大限活かすことができます。

資産運用全般、複利効果についての詳細や重要ポイントは、以下の記事をご参照ください。

資産運用とは? 〜資産を築くためのたった3つの方法〜

【注意】生活防衛金や投資の方針は、個人の責任の範囲でお願いいたします。
【参考】本節で取り上げた証券会社は、以下の公式ページから、詳細確認・無料口座等が行えます。

生活防衛金の配分(ロケーション)

私は、生活防衛金を国内外の銀行普通口座に預金しています。またMRFや個人向け国債(変動10年)などの無リスク資産も保有しており、これらは生活防衛金とは考えず、アセットアロケーションの一部と考えて運用をしています。

なぜ生活防衛金を銀行普通預金に預けるのか?

生活防衛金の運用先を銀行普通預金に選んだ理由は、その流動性にあります。何か不測の事態になった場合(急にお金が必要になった場合)コンビニやその他ATMですぐに引き出すことができます。また、ネット経由で必要に応じて振込みなどを即座に行うことができるためです。

それに対して、無リスク資産の個人向け国債やMRFは、解約や銀行送金など現金や振込みを行うために数日以上かかってしまいます。そのため、すぐに手元に現金がほしい時、振込を行わなくていけない時に、役に立ちません。生活防衛金を預けておく、運用するには不適切でしょう。

なぜ国内外の銀行に預けるのか?

国内外の両方の銀行普通口座に生活防衛金を預けておく理由は、私が出張などで一年の半分は、海外にいるためです。生活防衛金は、何かあったらすぐに取り出せないと意味がないので、海外の銀行口座にも生活防衛金を預けています。それぞれの口座で、生活費の1年分(国内外合わせて2年分)を預けています。

日本国内にお住まいの方は、日本の銀行口座のみに、生活防衛金を預けていれば、問題ないでしょう。生活防衛金は、家族や自分に何かあったときにすぐに取り出せないと行けないので、生活拠点の口座のみで良いでしょう。

生活防衛金の運用方法

日本国内の生活防衛金の預け先として、楽天銀行の普通口座を採用しております。理由は、以下のようなメリットがあるためです。

  • 普通金利が最高水準:年率0.10%(楽天証券口座開設が必要)
  • 金利が最高水準の1・2週間の短期定期預金(過去最高は年率0.5%)
  • 各種楽天市場・証券などのサービスと連携することで、楽天ポイントのキャッシュバックが受けられる。
  • 給料振り込みなどで、他行への振込・ATMからの現金引き出し手数料が無料。

楽天銀行の詳細確認や口座開設は、以下の楽天銀行公式ページから行えます。
ご興味のある方はご覧ください。

他にも、各種キャンペーンの応募で、楽天ポイントのキャッシュバックなどがあります。楽天ポイントを良く使う生活を送っている私にとっては、他の銀行と比べると圧倒的にお得な銀行です。

楽天銀行活用法やメリット・デメリットに関しては、以下の記事をご参照ください。

楽天銀行の評価(メリット・デメリットなど)


本記事のまとめ

  • 生活防衛金とは、何かあった時に家族・生活を守るためのお金。投資資金とは別。
  • 生活防衛金は、銀行預金
  • 楽天銀行が生活防衛金の預け先として最も良い。

本記事で取り上げた、各種サービスの詳細確認や各種お申し込みは、以下から行うことができます。
ご興味のある方は、ぜひご覧になってみてください。

参考 現在行われている、お得な口座開設キャンペーンは、以下をご参照ください。

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