1/13 相場点検(3): 欧州市場 | インデックス投資で資産運用

1/13 相場点検(3): 欧州市場

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為替: ドルが主要通貨に対して上昇するなか、ユーロ/ドルは9年ぶりの安値になりました。欧州中央銀行(ECB)が国債購入を行うという見方が強まったためと考えられます。
株価: クリスマス商戦の好調ぶりからドイツ小売り株が相場を牽引しました。またECBの景気刺激策期待から域内は全体的に株価を上げました。
ギリシャのインデックスも3.26%上昇しました。1/25日の解散総選挙で反緊縮政策の急進左派が勝っても、ユーロ圏から離脱はないという見方が強まったためです。
国債: ECBの刺激策により債券利回りが低下する中、ユーロ圏の国債が発行されました。低利回りの債券はユーロ圏の財政を緩和するため、財政面ではプラスに働きます。
2015年初頭は、ユーロ圏の動き(特にギリシャの総選挙やECBの緩和策等)、そして原油価格が世界経済の動きに大きな影響を与えています。ユーロの構造や為替の動きは複雑ですが、2015年のキーポイントとなるため、今後の相場を正しく理解する上でも一度しっかり理解しておく必要があると思います。
以下に私が、ユーロ圏のことを理解するうえで勉強になった書籍を上げました。興味のあるかたはご覧になってみてください。一度目を通すかどうかで今後の相場の見通し力が飛躍的に向上すると思います。
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