ネット銀行は、利便性・各種サービスに優れ、金利面も普通・定期預金と高水準です。中でも、楽天銀行 は、利便性・金利面で、魅力的な銀行です。
本記事では、私がメインバンクとして使っている楽天銀行の特徴や評価(メリット・デメリット)、お得な使い方などを紹介します。
目次
楽天銀行とは?
楽天銀行は、楽天市場や楽天ブックスでおなじみの楽天が運営する銀行です。楽天証券・楽天市場でのショッピングなど、様々なサービスと連携することで、お得にお金の運用ができたり、楽天スーパーポイントを獲得することができます。
楽天スーパーポイントは、楽天サービスで1ポイント1円使えるポイントです。楽天の一連のサービスは、人が生活する上で必要なほぼ全てのサービスがあります。そのため、楽天スーパーポイントの獲得は、その流動性から、現金のキャッシュバック並みの効力があります。
本記事で紹介する楽天銀行のメリット・デメリットを正しく理解し、生活費などの効率的な運用やキャッシュバックされた楽天ポイントなどを通じて、おトクに生活しましょう。
楽天銀行のメリット
楽天銀行では、各種お得なサービスを提供していますが、特に以下の3点が魅力的です。
- 普通預金の金利が0.1%(楽天証券との連携で)
- 短期(1・2週間)定期預金の金利が最大0.5%
- ファンドの保有および国債の購入等で、楽天スーパーポイントが貰える
以上3点のメリットの解説とその他のお得なサービスの提供をしていきます。
魅力1. 楽天銀行の普通預金金利が0.1%(楽天証券との連携で)
楽天銀行の普通預金の金利は0.02%です。しかし、楽天証券と連携(マネーブリッジ)をすることで、5倍の0.1%になります。以下の表のように、ゆうちょ銀行・大手メガバンク普通預金の金利は低水準なので、楽天銀行の金利の良さは大変魅力的です。
銀行名 | 普通預金金利 |
---|---|
イオン銀行 (イオンカードセレクト) | 0.02% (0.12%) |
楽天銀行 (マネーブリッジ) | 0.02% (0.1%) |
SBJ銀行 | 0.02% |
東京スター銀行 | 0.02% |
オリックス銀行 | 0.02% |
じぶん銀行 | 0.001% |
ソニー銀行 | 0.001% |
セブン銀行 | 0.001% |
住信SBIネット銀行 (SBIハイブリッド預金) | 0.015% (0.001%) |
ゆうちょ銀行 | 0.001% |
三菱東京UFJ銀行 | 0.001% |
三井住友銀行 | 0.001% |
みずほ銀行 | 0.001% |
SBI証券・住信SBIネット銀行も同様に(両口座を開き連携するSBIハイブリッド預金)で普通預金金利は0.02%となりますが、楽天銀行マネーブリッジ後の金利の方が高水準となります。
普通預金の金利は、高ければ高いほど、おトクに運用することができます。生活費(人によっては無リスク資産、生活防衛金など)を金利の高い楽天銀行に預け入れしましょう。
参考 楽天銀行・楽天証券のマネーブリッジの提携方法などは、以下をご参照ください。
魅力2:短期定期預金金利が最大0.5%
楽天銀行の特徴の1つに、預入期間が1・2週間の超短期定期預金があります。金利は、0.05%〜0.5%と時期によって異なります。
長期の定期預金は、一旦預け入れしてしまうと長期間その預入金を取り出せないデメリットがあるため、当分使わないお金を預け入れることになります。そのため、普段頻繁に使う生活費や生活防衛金などは、中長期の定期預金には預け入れできません。
そこで便利なのが、楽天銀行の超短期定期預金です。預入期間が1〜2週間と超短期なので、生活費や生活防衛金も効率的かつ安心して運用することができます。
参考 生活防衛金の運用方法やその配分に関しては、以下の記事をご参照ください。
しかも、金利は最大で0.5%と超高金利です。東京スター銀行も、同様の1週間短期定期を行っていますが、その金利水準は0.1%と楽天銀行に及びません。また、超短期ならではの節税方法が使えます。
参考 楽天銀行超短期預金の節税方法は、以下をご参照ください。
実際に、私も生活費や生活防衛金の一部を、楽天銀行の1週間短期定期預金で運用しております。時期によって金利に違いがありますが、楽天銀行の普通預金金利(0.1%)よりも、金利水準が高い場合は、積極的に1・2週間の短期預金を利用することをおすすめします。
参考 楽天銀行短期定期預金の申込方法と注意点は、以下をご参照下さい。
魅力3:国債の買付金額、ファンドの保有金額に応じて、楽天スーパーポイントが貰える
投資・資産運用を行っている方へのサービスですが、ハッピープログラム(楽天銀行・楽天証券の口座開設が必要)にエントリーすることで、以下のように楽天ポイントが貰えます。
- 国債の買付金額に応じて楽天スーパーポイントが貰える
⇒3万円毎に1ポイント。 - 投資信託の保有残高に応じて楽天スーパーポイントが貰える
⇒10万円毎に4ポイント。(毎月) - 国内外株式などの売買手数料に応じて楽天スーパーポイントが貰える
⇒100円毎に1ポイント。
インデックス投資家にとって、インデックスファンドの保有金額に応じて、毎月ポイントが貰える点(10万円毎に4ポイント)や国債買付毎に楽天スーパーポイントが使える点は、非常に魅力的です。
参考 各証券会社のポイントキャッシュバックの比較は、以下をご参照ください。
このように、たくさんのおトクなサービスを提供する楽天銀行の詳細確認・無料口座開設は、以下の公式ページから、行えます。ご興味を持たれた方は、ぜひご覧ください。
⇒ 楽天銀行
また、楽天銀行と連携することで、おトクなサービスを受けられる楽天証券の詳細確認・無料口座開設も、以下の公式ページから行えます。今なら、無料口座開設で最大47,200円相当の楽天ポイントがもらえる口座開設キャンペーンを行っています。
⇒ 楽天証券
楽天銀行その他のサービス
上で紹介した以外にも、楽天銀行はたくさんのお得なサービスを提供しています。例えば、楽天銀行を給料振り込み口座にすることで、以下の特典が得られます。
他金融機関への振込手数料が3~5回無料。
楽天銀行に給料振込月は、他金融機関への振込手数料が3回まで無料となります。無料枠は、次の月に2回分繰り越しも可能です。そのため、最大5回振込手数料が無料になります。
給料が振り込まれる度に楽天スーパーポイントがもらえる。
ハッピープログラムにエントリーすることで、給料振込がある度に楽天スーパーポイントが1~3ポイント貰えます。
抽選で最大3,000円がもらえる(毎月実施)
給料振込があった方の中から抽選で最大3,000円もらえる抽選会を不定期で実施しています。
給料受取で様々な優待が受けられる楽天銀行は、以下から無料口座開設が行えます。
⇒ 楽天銀行
楽天銀行の活用方法(私の楽天銀行活用法)
私は、メインバンクとして楽天銀行を使っており、生活防衛金および生活費は楽天銀行に預けています。また、インデックスファンドの買付は楽天証券を使っており、マネーブリッジやハッピープログラムを登録することで、上に紹介した優待を受けています。また、給料振込口座にも指定しています。
これらにより、メガバンク、ゆうちょ銀行、地方銀行利用時に生じていた様々な手数料を無料することができました。また、様々な優待により毎月500ポイント程度(多い時は数千ポイント)を得ております。
様々な優待が受けられる楽天銀行は、以下から無料口座開設が行えます。
⇒ 楽天銀行
楽天銀行のデメリット
すばらしいサービスを提供する楽天銀行ですが、あえてデメリットを上げるとすれば、以下の2点があります。
- 実店舗がないため、震災などのトラブル時に資金の流動性を欠く可能性がある。
- キャンペーンをチェックする必要がある。
大災害時などの対応
ネット銀行全体に言える問題点です。普段のトラブル時の対応は、電話やメールなどで迅速に対応してくれます。しかし、大震災のようにネットや電話が使えない環境に陥った際は、銀行からお金がおろせないなどのトラブルが発生する可能性があります。テールリスク(ほぼ起こらないが、起こると厄介なリスク)に備えて対処しておくとなお安心です。
対処法
生活防衛金の一部は、ゆうちょ銀行などに預けておくとなお安心です。実際私も生活防衛金や生活資金のほとんどを楽天銀行に預けていますが、一部ゆうちょ銀行に預けています。
各種サービスを受ける場合は、キャンペーンエントリーが必要
楽天銀行は各種すばらしいサービスを提供しています。しかし、それらのサービスを受けるためには、キャンペーンのエントリーが必要です。そのため、実施中のキャンペーンの確認やエントリーが必要になります。少々面倒に感じるかもしれません。
対処法
各種キャンペーン情報はメールで口座所有者に連絡されます。また、私や他の方のブログでも紹介されます。それらを平日の隙間時間、または休日に数分チェックすれば、各種キャンペーン情報は、網羅できます。
楽天銀行の無料口座開設
楽天銀行は、口座開設費・口座維持費ともに無料です。以下のリンクから無料口座開設できますので、ご興味のある方は、ご覧下さい。ぜひ、この機会に、便利かつお得な楽天銀行の活用を考えてみてください。
⇒ 楽天銀行
また、楽天銀行と合わせて口座開設することでお得な楽天証券は、以下の公式ページから無料口座開設できます。口座開設費・維持費ともに無料なので、株式投資などをやらない方でも、マネーブリッジを提携するためだけに口座開設することで、普通預金金利が飛躍的に上がります。
⇒ 楽天証券
参考 現在行われている、お得な口座開設キャンペーンは、以下をご参照ください。