世界同時株安の中、暢気にもクロアチア(主にザグレブとドブロブニク)に家族旅行に行きました。このような相場の中、投資をほったらかして旅行にいけるのはインデックス投資家の特権かもしれません。。
さて、本記事では、クロアチアでの観光で感じた点・フロンティア国の底力などを、簡単ではありますが、紹介させていただきます。一応、投資ブログなので、投資・経済などの観点も交えながら解説いたします。
目次
クロアチアってどんな国?
クロアチアというイメージが湧きにくい方もいるかと思いますが、近年では、サッカーで日本に馴染みがあるのではないでしょうか?ワールドカップでは、日本代表と二度対戦していますし、三浦カズ選手・柳沢選手などがクロアチアのクラブチームで活躍していました。
また、私が今回観光したドブロブニクは、スタジオジブリの有名作「魔女の宅急便」「紅の豚」の舞台となっており、日本人にとてもなじみ深い地です。
フロンティア諸国に区分けされる
クロアチアは、MSCIの区分でフロンティア諸国に区分けされています。サッカーが強く観光資源に恵まれるためなど、日本で何かと話題になるため新興国かと思っていましたが、実はフロンティアでした。私自身、ETFを用いてフロンティア諸国に投資をしているため、感慨深いものがあります。
参考 フロンティア諸国に区分けされる国々は、以下をご参照ください。
通貨はクーナ
2013年にEUに加盟したクロアチアですが、通貨はユーロではなく独自通貨「クーナ(HRK)」を利用しています。レートは、1クーナ=17.6円程度です。レストランやホテルによっては、ユーロ決済を行えるところもありましたが、基本的にはユーロは使えないと思っていた方が良いでしょう。
また、クレジットカードが日本ほど普及していないので、現金を持ち歩く必要もあります。ただし、観光地であればそこら中にATMが設置してあるので、カードを持っていれば必要に応じて下ろすことができます。
参考 海外でお得なクレジットカードは、以下をご参照ください。
世界遺産など多くの観光資源をもつ国
クロアチアには、多くの美しい世界遺産、またアドリア海の真珠といわれる美しい海などの豊富な観光資源があります。実際、私の訪れた二つの世界遺産(プリトヴィッツェ湖群国立公園・ドブロブニク旧市街)は多くの観光客で溢れかえっていました。毎年観光客数は増えているようで20年前と比べると10倍程度に伸びているようです。
アドリア海の玄関口として海運・造船が発達。
その海に面した地形を活かし、海運や造船業が輸出の牽引役となっているようです。実際に、港には観光用・物流用の中・大型の船が多く並んでいました。今後インフラ整備が整えば、東欧の玄関口として発展する可能性もあるそうです。
韓国製品が多い
クロアチアを観光してみて、他のヨーロッパ諸国と違うなと感じた点は、韓国製品(特にサムスン製品)の多さです。まず、スマートフォンですが、iPhoneも持っている人は観光客、サムソンを持っている人は現地の人と分かるくらい、クロアチア人のサムソン保有率は高いように感じました。
私はiPhoneの充電器の充電ケーブルを忘れてしまったので、レストランやホテルの方にチャージできなか?聞き回りましたが、ほとんどの人がサムスンで困りました。iPhoneを持っていると町でも有名になれるらしく、「○○レストランの○○がiPhone持ってるから借りといい。」と提案される程、iPhone保有者は珍しいようです。
また、フランス・スイスなどの建築現場では、クボタやコマツのショベルカーをよく見ますが、クロアチアではサムスン製のショベルカーをよく見かけました。私自身始めてサムソン製のショベルカーを見たような気がします。。さらに車も滅多に日本製やドイツ製を見ませんでした。
このように、国民性なのか経済の発展段階における必然性なのかはわかりませんが、クロアチアの方はコストの安い製品を好む傾向にあるようです。
ちなみに、私がクロアチア滞在中に宿泊していたアパートメントの大家は、マツダのスポーツカーにのり、iPhoneを保有していました。観光客用の大家業を行っている人は、だいぶハブりが良いそうです。。
たばこの分煙やバリアフリーはまだまだ
大変充実し楽しんだクロアチア旅行でしたが、2点気になった点がありました。たばこの分煙とバリアフリーです。
私が見た限り、たばこの分煙が行われている設備は一つもありませんでした。また、階段横のスロープなどがあまり充実していなかったので、車いすの方や私達のような子供連れの方には、少々大変かなと感じました。
人々の心が豊
バリアフリーやたばこ分煙は気になりましたが、人々の心が非常に豊で大変楽しむことができました。バスやトラムにのる際は、必ず誰かがベビーカーを持ち上げるのを喜んで手伝ってくれましたし、みんなニコニコしながら席やベビーカーのスペースをあけてくれました。
日本でもこのくらいの雰囲気があれば、子育てしやすいのになぁとつくづく感じました。クロアチアの方の心の豊かさは、欧米先進国の方々と変わらないと感じさせられました。
人々の心の豊かさや勤勉性(カフェで勉強してる学生をよく見かけました)などから、今後もクロアチアは発展していくのではないか?と勝手に思いました。
クロアチア観光便利情報
豊かな自然溢れる世界遺産などの観光資源、またアドリア海でとれる新鮮な海の幸など、クロアチアは大変魅力のある国です。以下、私がクロアチア観光のホテルやレストラン、航空券を探す際に使ったサイトを紹介しますので、ぜひ観光に行ってみたいと思った方は、参考にしてみてください。
Booking.com
すでに利用されている方も多いと思いますが、世界最大の宿泊サイトです。私の宿泊先はBooking.comで見つけて予約まで行いました。クロアチアでもほとんどの宿泊施設がこちらに登録しているようです。コミッションも最安水準です。
Booking.comは以下の公式ページよりご覧いただけます。
⇒ Booking.com
Trip Adviser(トリップアドバイザー)
世界最大の旅行口コミサイトです。ホテルやレストランの口コミは非常に参考になります。私もレストランやホテルを決める際は、必ずここの口コミを確認します。
トリップアドバイザーは、以下の公式ページからご覧いただけます。
⇒ TripAdvisor (トリップアドバイザー)
参考 現在行われている、お得な口座開設キャンペーンは、以下をご参照ください。
コメント
クロアチアは、フロンティアなんですね、意外でした。
プリトヴィツェ国立公園いいですよね。
以前、CMに出ていましたよ。
以前から旅はしていましたが、今年から投資信託のデビューを
したので、新興国やフロンティアに出掛けたら、より楽しくなりそうです。
本ブログを見てくださりありがとうございます!また、コメントまで大変嬉しいです。
私もクロアチアがフロンティアなのは、驚きました。
私が行った場所が首都やリゾート地だったからかもしれませんが、まったくフロンティアのイメージとはかけ離れていました。
治安も良く、フランス・イタリアなどより安心して観光できました!観光客も少ないのも良い点です!
プリトヴィツェ国立公園は癒されました^^
機会があればぜひ!
投信デビューおめでとうございます。
本サイトもなるべく有用な記事を書いていこうと思いますので、お時間のあるときは、また遊びにきてください!