投資先の中身を今一度確認しましょう! | インデックス投資で資産運用

投資先の中身を今一度確認しましょう!

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投資先の中身を今一度確認しましょう!

本日モーニングスターさんの記事でファンド(特に新興国)の再考の重要性についての記事がありました。内容は本文中で触れますが、インデックス投資家にとっても重要な視点が取り上げられていました。もう一度現在のポートフォリオ、または将来のポートフォリオ像を見つめ直してみようと気分になりました。

 
いきなりですが、皆さんは自分が行っている投資の内容、ファンドの中身等をしっかり理解しているでしょうか?もし理解してないとするのであれば、無用なリスクを自ら課している恐れがあります。
 
インデックス投資は、1つのインデックスに投資するだけで、さまざまな国・銘柄に分散投資できる優れた投資法です。しかし、その便利さ故に、インデックスの中身を理解せずに投資を行ってしまう方も多いようです。

本記事では、投資先の中身(我々インデックス投資家の場合、インデックス)の確認をすることの大切に関して紹介いたします。

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まずは中身を理解する

まず始めに重要なことは、自分の投資している先のインデックスの構成国や銘柄を調べることです。これを怠ると実は分散効果の薄いインデックスに投資している可能性もあります。

例えば、インデックスの構成国にロシア、ブラジル、メキシコなどがあり、構成比率が高いとします。3国に投資しているため分散効果があるように感じられますが、上の3つの国はすべて資源国(資源の輸出がGDP比で大きい国)です。構成銘柄も資源関連が多いと想定されます。この場合、今回のような逆オイルショックによって資源価値が急落した場合、このインデックスも急落します。全く分散が効いていないことになります。

このように、投資先の中身を理解していない場合、知らず知らずのうちに膨大なリスクを取っている可能性があります。今回のケースの場合、インデックスの中に中国、インドなどの資源輸入国も同じような比率で入っていることがポイントになります。

さまざまな国のつながりも考えてみる

上の例のように、構成国毎に経済の特徴が異なります。構成国や銘柄を調べた後は、それぞれの国の特徴を理解し、各国の関係を理解することが重要になります。例えば、上の例のように資源価格の急落がおきた場合、資源国輸出国の株価は急落することが多いですが、逆に資源輸入国の株価は上昇することが多いです。資源価格の下落は資源輸入国にとってはコスト削減になり利益が増えると考えられるためです。実際、今回の逆オイルショックの局面において、資源大量輸入国であるインドのインデックスは上昇を続けています。そのため、資源価格下落が起きても、資源輸出国と資源輸入国がバランスよく配分されていれば、そのインデックスは安定することになります。

他にもさまざまな国の関わりを理解しておくことは重要です。本日のでは、新興国の輸出先について取り上げられています。

たしかに、この記事にあるように、投資国の輸出相手国の確認は重要です。私もこの記事同様、アメリカの経済発展により、輸出相手国としてアメリカの比率が高いメキシコが経済成長を遂げると考えています。そのため、メキシコ単独のETFを少量もっています。さまざまな国の輸出入の関係をきっちり抑えておくことで、さらなる分散効果や良いパフォーマンスを上げることが可能となります。

本記事のまとめ

  • インデックスの中身を見て投資することは重要。
  • インデックスの構成国、または銘柄がどういった特徴のあるものかを理解する。
  • 国同士、銘柄同士の関わりに関しても考えてみる。
  • インデックスの中身を理解することで、無用なリスクを取る心配がなくなる。

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