SBI証券を利用するメリットの一つが、SBIポイントです。SBI証券での取引に応じて付与されるポイントで、現金や各種電子マネーに交換することもできます。
本記事では、SBIポイントの貯め方や使い方を中心に解説します。SBIポイントを有効活用し、お得に取引やお買いものなどを行いましょう。
参考 詳細は、以下の公式ページからもご覧いただけます。
⇒ SBI証券
目次
SBIポイントとは?
SBIポイントとは、SBI証券の各種取引で貯まるポイントです。貯まったポイントは、現金や各種電子マネー・ポイントに交換することができます。
SBIポイント付与のタイミング・獲得日は?
SBIポイントは、前月のSBI証券での取引実績に応じて計算され、当月の15日(夜間)に付与されます。休日の場合は翌営業日にポイントが付与されます。(ただし、国内株式分は、10日に付与)
以下、SBIポイントの貯め方・使い方について、詳しく見て行きます。
SBIポイントの貯め方
SBIポイントは、SBI証券の口座開設や国内株式取引、また投資信託の保有によって付与されます。特に、投資信託の保有時のポイント還元は、他証券会社と比べてお得になっています。インデックスファンドなどで長期運用を行う方は、ぜひ使いたい、おトクなサービスです。
以下、それぞれのポイント付与に関して、詳しく解説していきます。
SBI証券の口座開設でポイント付与
新規でSBI証券の口座開設を行った方には、100ポイント付与されます。
また、本ブログでのSBI証券の評価・解説は、以下をご参照ください。
国内株式売買に応じてポイント付与
2016年4月より、SBI証券の国内株式売買に応じてポイント付与されるようになりました。インターネットコースの方のみですが、株式の現物取引(夜間取引:PTS、REIT、ETF、ETNを含む)の売買手数料に応じて、1.1%分のポイントが付与されます。
参考 本サービスは、2016年4月から始まった新しいサービスです!
投資信託の保有額に応じてポイント付与
投資信託の月間保有平均額に応じても年率0.1~0.2%のポイントをもらうことができます。具体的なポイント付与額は、以下のように決定されます。
- 月間平均保有額 × ポイント還元率(0.1~0.2%)× ポイント付与対象月の日数 ÷ 365
ポイント還元率は、以下の表のように、投資信託の保有合計額によって決まります。1000万円以上保有されている方は、還元率が0.2%となります。また、ポイントは、対象月の翌月の15日に付与されます。
月間平均保有額 | 還元率 |
---|---|
1,000万円以上 | 0.2% |
1,000万円未満 | 0.1% |
ポイント付与対象外の投資信託
以下の投資信託は、ポイント付与対象外ですので、ご注意ください。
- たわらノーロード先進国株式
- たわらノーロード先進国債券
- たわらノーロード国内債券
- ニッセイ外国株式インデックスファンド
- ニッセイ外国債券インデックスファンド
- ニッセイ国内債券インデックスファンド
- 日経225インデックスe
- ひとくふう日本株式ファンド
- 三井住友・日本債券インデックスファンド
- 三井住友・DC外国債券インデックスファンド
- 三井住友・DC全海外株式インデックスファンド
- 三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)
- 三井住友・DC年金バランス50(標準型)
- 三井住友・DC年金バランス70(株式重点型)
- 三井住友・DC年金バランスゼロ(債券型)
- EXE-i先進国株式ファンド
- EXE-i先進国債券ファンド
- EXE-i 新興国株式ファンド
- EXE-iグローバル中小型株式ファンド
- EXE-iグローバルREITファンド
- MMF、中国F、MRF
- ETF、REIT
- 外貨建てMMF
たわらノーロードシリーズ、ニッセイインデックスファンドシリーズ、EXE-iインデックスファンドシリーズ、また三井住友・DCインデックスファンドシリーズなどのファンドがポイント付与対象外となっています。これらのファンドは、楽天証券でポイント付与が受けられます。還元率は0.048%ですが、ポイントをもらえないよりはお得です。
参考 楽天証券の詳細確認・無料口座開設は、以下の公式ページから行えます。今なら口座開設キャンペーンで、最大17万円相当がもらえます(9月30日まで)。
⇒ 楽天証券の詳細確認・無料口座開設(公式ページへ)
また、本ブログでの楽天証券の解説・評価、以下をご参照ください。
このように、各種取引や投資信託の保有によって、お得にポイントを獲得できます。特に投信保有時のポイント還元は、他証券会社と比べて、おトクな条件・還元率となっています。新規口座でもポイントがもらえますので、まだ口座を持っていない方は、口座開設を行うと良いかもしれません。
本ブログでのSBI証券の評価・解説やポイント還元率の比較は、以下をご参照ください。
SBIポイントの使い方
SBIポイントは、大きく分けて、以下の3つの使い方があります。
- 現金に交換する
- 電子マネー・ポイントに交換する
- 商品に交換する
以下、それぞれの使い方・方法について詳しく解説していきます。
電子マネー・各種ポイントに交換する
貯まったSBIポイントは、電子マネーや各種ポイントに交換できます。交換ができる電子マネーやポイント、また交換レートは、下表のようになります。
Tポイント、nanaco、Suicaポイントが最もおトクに交換できます。どのポイントも1ポイント=1円相当の価値がありますので、私もよくこれらのポイントに交換しています。
交換先 | 交換レート |
---|---|
nanacoポイント | 500ポイント→500nanacoポイント |
Tポイント | 500ポイント→500Tポイント |
Suicaポイント | 500ポイント→500Suicaポイント |
JALマイル | 900ポイント→300JALマイル |
JTBトラベルポイント | 500ポイント→400JTBとラベルポイント |
PeXポイント | 500ポイント→400PeXポイント |
ポイントオンのポイント | 500ポイント→1000ポイントオンのポイント |
ネットプライスポイント | 500ポイント→500ネットプライスポイント |
現金に交換する
貯まったSBIポイントは、現金にも替えることができます。個人的には、電子マネーへ交換する方が良いと思いますが(電子マネー利用時もポイント還元されるため)、電子マネーやポイントをあまり使わない方は、こちらの方がよいかもしれません。
現金に替える場合、SBIカードや住信SBIネット銀行を持っているかどうかで、下表のように、現金の交換レートが変わります。
項目 | 内容 |
---|---|
SBIカード (住信SBIネット銀行) | 5000ポイント→5000円 (交換レート:1倍) 10000ポイント→12000円 (交換レート:1.2倍) |
住信SBIネット銀行 | 500ポイント→425円 (交換レート:0.85倍) |
他金融機関 | 500ポイント→400円 (交換レート:0.8倍) |
SBIカードと住信SBIネット銀行口座の両方を保有している場合、1万円単位の交換となりますが、最大1.2倍の交換レートとなります。以下、各交換レートに関して詳しく見ていきます。
SBIカードの場合(着金先:住信SBIネット銀行のみ)
SBIカードをお持ちの方は、手数料無料で、1.0~1.2倍の交換レートになります。ただし、現金の交換先は住信SBIネット銀行のみとなり、また一回あたりの交換ポイントが大きくなります。
5,000ポイント交換の場合:交換レート1倍
項目 | 内容 |
---|---|
最低交換ポイント | 5000ポイント |
交換単位 | 5000ポイント |
手数料 | 0円(無料) |
交換レート | 1倍 |
最大交換ポイント | 1回あたり5000ポイント |
振込返却手数料 | 51ポイント |
組戻手数料 | 864ポイント |
10,000ポイント交換の場合:交換レート1.2倍
項目 | 内容 |
---|---|
最低交換ポイント | 10,000ポイント |
交換単位 | 10,000ポイント |
手数料 | 0円(無料) |
交換レート | 1.2倍 |
最大交換ポイント | 1回あたり50,000ポイント |
振込返却手数料 | 51ポイント |
組戻手数料 | 864ポイント |
住信SBIネット銀行を現金交換先とした場合
現金の交換先に住信SBIネット銀行を選んだ場合、交換レート0.85倍でSBIポイントを交換することができます。最低500ポイントから50ポイント単位で交換できる上に、交換手数料が無料となります。
項目 | 内容 |
---|---|
最低交換ポイント | 500ポイント |
交換単位 | 50ポイント |
手数料 | 0円(無料) |
交換レート | 0.85倍 |
最大交換ポイント | 1回あたり5万ポイント |
振込返却手数料 | 51ポイント |
組戻手数料 | 864ポイント |
他金融機関を現金交換先とした場合
現金の交換先に住信SBIネット銀行以外の金融機関を選んだ場合、交換レート0.8倍でSBIポイントを交換することが可能です。ただし、手数料が160円かかります。
項目 | 内容 |
---|---|
最低交換ポイント | 1,000ポイント |
交換単位 | 100ポイント |
手数料 | 165円 |
交換レート | 0.8倍 |
最大交換ポイント | 1回あたり3万ポイント |
振込返却手数料 | 165ポイント |
組戻手数料 | 864ポイント |
このように、SBIポイントは現金にも交換できます。交換レートを最大にするためには、年会費が900円(初年度のみ無料)かかるSBIカードを保有し、一回あたりの交換ポイントを1万ポイントにしなければいけないので、なかなかハードルが高いかもしれません。
個人的には、電子マネーへの交換が好きですが、現金へ交換したい方は、少なくとも住信SBIネット銀行の口座を保有するのが良いでしょう。
住信SBIネット銀行の口座開設は、SBI証券の口座開設時に同時に行えます。いずれも口座開設費・維持費無料になっています。たくさんのSBIポイントが貯まるSBI証券の口座開設を行う予定の方は、同時に口座開設すると良いでしょう。
商品に交換する
貯まったSBIポイントは、SBIポイントパークで、商品にも交換することもできます。必要ポイント数や交換できる商品に関しては、以下のページをご参照ください。
⇒ SBIポイントパーク
このように、SBIポイントには、たくさんの使い道があります。個人的には、電子マネーへの交換を一番多く活用しています。
まとめ
- 株式・投資信託の購入手数料に対してポイントがもらえる。
- 投資信託保有時に保有額に応じて年率0.1~0.2%の高ポイント還元が魅力!
- 現金に交換できる。住信SBIネット銀行の口座を持っているとおトク!
- 電子マネーや各種ポイント、商品にも交換できる
ここまで紹介したように、SBI証券で貯まるSBIポイントは、他証券会社で貯まるポイントと比べて高還元率を誇ります。また、現金やたくさんの電子マネーに交換できるなど、利便性も極めて高いポイントです。そのため、株式やファンドの購入を考えている方は、SBIポイントがお得に貯まるSBI証券がオススメです。
参考 SBI証券の詳細確認・無料口座開設は、以下の公式ページから行えます。
本ブログでのSBI証券の評価・解説は、以下をご参照ください。
参考 現在行われている、お得な口座開設キャンペーンは、以下をご参照ください。