SBI証券では、投資信託の保有状況に合わせてポイント還元する 投資信託マイレージ というサービスがあります。年率0.1%(最大0.24%)のポイント還元がうけられます。
このサービスを使うことで、さらにお得にインデックスファンドなどの投資信託を保有することでます。コストは投資家の確実なマイナスリターンとなります。SBI証券のポイント還元率は業界最高水準なので、このサービスを使わない手はありません。
本記事では、SBI証券の投信マイレージサービスの特徴、他証券のポイント還元との比較、また投信マイレージためたポイントの使い方などを徹底解説します。
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目次
SBI証券投信マイレージとは?
はじめに、SBI証券の投信マイレージとはどのようなサービスか?また、他証券会社と比べておトクなのかどうかを解説します。
投信マイレージの特徴
SBI証券では、投資信託保有時に投資信託マイレージというシステムでSBIポイントが貰えます。投資信託の月平均保有額に対して、平常時で年率0.1%、最大時で0.24%のポイント還元がうけられます。
最大時のポイント還元率の内訳:
0.24% = 0.1%(平常時)× 2(保有額1,000万円以上)× 1.2(SBIカードの所有)
*投信保有額が1,000万円以上でポイント2倍
*SBIカードの保有でポイント1.2倍
保有金額とSBIカードの条件は単体でも適用可能です。保有額が1,000万円に届いていなくても、SBIカードを保有していれば還元率は、0.1×1.2 = 0.12%となります。またSBIカードを持っていなくても保有金額が1,000万円以上であれば、0.1×2 = 0.2%の還元率となります。
SBIポイントの使い道
SBIポイントの使い道には、以下のような方法があります。ポイントに応じて商品に交換できる他、現金や電子マネーに変えることができるので、非常に利便性が高いと言えます。
- 現金に交換
- 他のポイントに交換:Suica、ANAマイレージ、Tポイント、nanacoなど
- 商品に交換
下表は、提携ポイントと還元率をまとめたものです。
交換先と交換率 | |
---|---|
高還元率 | 住信SBIネット銀行(SBIカード保有)で、SBIポイントを現金に交換 (10,000ポイント→12,000円) ポイントオンのポン (500ポイント→600ポイント) |
Tポイント、nanaco、suica、ネットプライスポイント (500ポイント→500ポイント) |
|
低還元率 | ANAマイル(700→300) JALマイル(900→300) JTBトラベルポイント(500→400) PeXポイント(500→4,000) |
還元率が最も高いのは、SBIカード保有者が住信SBIネット銀行で現金に変える場合の10,000ポイント⇒12,000円の場合です。その他、nanaco、Tポイント、Suicaは500→500円相当に交換できます。
以下の表のように、SBI証券以外に、カブドットコム証券・マネックス証券・楽天証券で同様のポイント還元サービスを実施しています。
上表からわかるように、最大還元率・通常還元率のいずれにおいても、マネックス証券・楽天証券よりSBI証券・カブドットコム証券がお得ということがわかります。 カブドットコム証券も魅力的に感じますが、カブドットコム証券では、ニッセイシリーズなど、ほとんどのインデックスファンドがポイント付与対象外となってしまっています。
そのため、インデックスファンドの保有はSBI証券が最もおトクということなります。(EXE-iシリーズのみ例外的に楽天証券が一番おトクです。) 参考 各証券会社のポイント還元の比較・詳細は、以下をご参照ください。
次に、SBI証券の投信マイレージで貯めたポイントをSBIポイントに変える方法を紹介します。一度SBIポイントに変えてしまえば、そこから自由に現金やマイル、電子マネーに交換することができます。 ステップ1:SBI証券の口座開設を行う(口座をまだお持ちでない方のみ) まず口座をお持ちでない方は、SBI証券の口座開設をしましょう。SBI証券の口座で投資信託を保有した方だけが、投信マイレージサービスを受けられます。 参考 SBI証券の無料口座開設は、以下の公式ページから行えます。今なら口座開設キャンペーンで最大10万円の現金がもらえます(9月30日まで)。 また、本ブログでのSBI証券の評価・解説は、以下をご参照ください。
ステップ2:SBIポイント利用開始の手続きを行う。 ステップ1でSBI証券の口座開設後、以下のリンクページから、SBIポイントの利用手続きを行います。 上のリンククリック後、以下のような画面に移ります。『「SBIポイント」ご利用お手続きをする』をクリックして先に進みます。
ステップ3:保有ポイント・同意書を確認後、利用開始申請へ ステップ2後、以下のような画面に移ります。まずは、ご自身の保有ポイントをご確認ください。ポイント確認後、画面下の方へ移動(スクロール)してください。
画面下の方へ移動(スクロール)後、以下のような画面となります。承諾事項を確認後、下図赤線内の「ご利用開始の手続きへ進み、ポイントを振り返る」をクリックし、先へ進みます。
ステップ4:SBIポイントへのアクセスコードをメールで受け取る。 ステップ3で、「ご利用開始の手続きへ進み、ポイントを振り返る」をクリックすると以下のような画面に移動します。口座開設時に登録したメールアドレスが出てきます。「選択したメールアドレスに送信する」をクリックし、今後必要となるアクアセスコードを取得してください。
ステップ5:アクセスコードを入力。 ステップ4で、「選択したメールアドレスに送信する」をクリックすると、以下のような画面へ移ります。メールで送られてきたアクセスコードを入力し、「このアクセスコードで承認する」をクリックして、先に進みます。
ステップ6:ポイント確認後、登録する。 ステップ5で、「このアクセスコードで承認する」をクリックすると、以下のような画面に移動します。投信マイレージで貯めたポイントを確認し、「このメールアドレスで登録する」をクリックし、先に進みましょう。
ステップ7:SBIポイントのログイン情報を登録する。 ステップ6で、「このメールアドレスで登録する」クリック後、以下のような画面に移動します。SBIポイントのログイン情報を作成するため、ログインIDとパスワードを入力し、先へ進みます。
ステップ8:ログイン情報を確認し、登録する。 以下のような画面が出てきますので、ログイン情報を確認後、「上の内容で登録する」をクリックしましょう。これで、SBI証券投信マイレージで貯めたポイントがSBIポイントに交換できるようになりました。
このような方法で、SBI証券投信マイレージサービスで貯めたポイントをSBIポイントに交換することができます。高還元率のSBI証券でインデックスファンドなどの投資信託を保有し、たくさんのポイントを貯めましょう。
他証券会社ポイント還元サービスとの比較
項目 SBI証券 カブドットコム証券 マネックス証券 楽天証券
名称 Tポイント 毎月投信ポイント マネックスポイント 楽天スーパーポイント
レート 1ポイント=1円 1ポイント=100円 1ポイント=5円 1ポイント=1円
還元率(年率) 月平均保有額の0.1% 月平均保有額100万円につき1ポイント 月平均保有額の0.08% 月平均保有額10万円につき1ポイント
ポイントアップ条件 月平均保有額が1000万円以上で還元率2倍。
SBIカードで還元率1.2倍。月平均保有額が3000万円以上でポイント2倍 なし なし
最大ポイント還元率 0.24% 0.24% 0.08% 0.04%
最大還元率をもらうための条件 月平均保有額1,000万円以上
SBIカードの所有月平均保有額3,000万円以上 なし なし
ポイント還元のための最低保有残高 なし 100万円 なし 10万円
ポイント有効期限 最低2年間
(ポイント獲得日の翌々年度末(1月31日))3年間 最低2年間
(ポイント獲得日の翌々年度末(3月31日))実質なし
(ポイント付与時に1年間自動延長される)
対象外の投資信託 EXE-iシリーズ、MMF、中国F、MRF、外貨建MMF、ETF、REIT、ニッセイ外国株式インデックスファンド、ニッセイ国内債券インデックスファンド、ニッセイ外国債券インデックスファンド
たわらノーロード先進国株式
たわらノーロード先進国債券
たわらノーロード国内債券
三井住友・DC年金バランスシリーズ
三井住友・日本債券インデックスファンド
三井住友・DC全海外株式インデックスファンド
三井住友・DC外国債券インデックスファンドポイント集計除外ファンド MRF、MMF(※一部ポイント付与対象) / eMAXISシリーズ / ニッセイインデックスファンドシリーズ
たわらノーロードシリーズ
三井住友旧DCシリーズMRF/外貨建てMMF
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