皆様、インシュアテック(Insurance×Technology) という言葉をご存知でしょうか?保険(insurance)とテクノロジーの融合分野の総称です。金融とITの融合(フィンテック)が盛り上がる中、インシュアテック市場もジワジワと盛り上がっています。
実は、私も先日、保険の見直しを兼ねて自動車保険を変えましたが、その保険がインシュアテックを用いた保険運営を行っていました。インシュアテックの技術により大幅な保険料の節約も可能です。本記事では、インシュアテックを中心に、保険料の節約について考えます。
目次
インシュアテックで保険料の節約!
インシュアテックの利用による保険業界の変化、また保険料の節約について紹介します。まずは、インシュアテックについて解説し、その後インシュアテックの将来や具体的なサービスについて解説します。
インシュアテックとは?
インシュアテックとは、保険(Insurance)とテクノロジー(Technology)の融合分野です。金融とITの融合分野であるフィンテックにより金融業界が盛り上がる中、インシュアテックもジワジワと注目され始めています。
インシュアテックが、我々個人にどのように影響してくるかというと、ずばり保険料金に影響してきます。我々顧客の情報をITによりテータ蓄積・分析し、保険にフィードバックすることで、保険料の節約やその人にあったプランなどが選択することができるようになるでしょう。
インシュアテックの具体例
インシュアテックの具体的な商品例としては、日経マネー2016年5月号で、いくつか紹介されています。例えば、以下のようなものです。
- 運動頻度や量によって、生命保険や医療保険量を安くする。
- 自動車運転の安全性を数値化し、自動車保険料を決定する。
前者の具体的な商品は日本で販売はされていませんが、後者の自動車保険に関しては、実際にソニー損保が商品化しているようです。
参考 日経マネー5月を読んだ感想。2月12日の暴落時に購入した銘柄|サテライト株式投資
ソニー損保の「やさしい運転キャッシュバック型」
ソニー損保の「やさしい運転キャッシュバック型」では、車に取り付けた測定器のデータにより、走行の安全性を数値化し、数値が高いほど保険料が安くなるという仕組みです。最大で20%安くなるという驚きの保険です。
安全性は、主に運転のスムーズさによって数値化されるようで、急ブレーキ・急発進が少ない程、スコアがよくなるようです。あまりに、お得なシステムなのでソニー損保の収益を心配してしまいますが、このシステムにより交通事故が減ることで、保険料の支払いが減少すれば、ソニー損保側にもメリットがあるようです(日経マネー2016年5月号のインタビューより)。
まずは保険料の見直し・比較を行う
保険料の節約を行う場合、まずは、保険会社毎の見積もり比較を行うことが重要です。保険料の価格競争やインシュアテックの導入等により、近年低コストの保険が数多く出ています。更新割りなどよりも安い場合が大半です。
現在は、保険の窓口インズウェブを利用すれば、簡単に保険会社毎の保険料の比較が無料で行えます。まずは、比較サイトで低コストな数社をピックアップ、そこから詰めていくことで、効率的に保険料の節約が行えます。
実は私も2015年度末に見積もり比較を行い、2~3割も保険料が節約できることに驚きました。
参考 自動車保険の見積もり・比較は、以下から無料で行えます。車種などを登録することで、数分で保険料の比較ができますので、お手軽にご利用ください。
⇒ 自動車保険の見積もり・比較|保険の窓口インズウェブ
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