FTSE100指数とは?特徴・構成銘柄・ETFなどを解説 | インデックス投資で資産運用

FTSE100指数とは?特徴・構成銘柄・ETFなどを解説

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FTSE100指数とは?特徴・構成銘柄・ETFなどを解説

FTSE100指数とは?特徴・構成銘柄・ETFなどを解説



FTSE100指数(インデックス)とは、イギリス経済の動向を表す代表的な株価指数(インデックス)です。UBS ETF英国大型株100(1389)などの低コストETFのベンチマークに採用されています。

本記事では、FTSE100指数の特徴、構成比、本指数をベンチマークとする金融商品を紹介・解説します。また、それら金融商品のお得なオススメ購入先などを紹介・解説します。

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目次

FTSE100指数(インデックス)の特徴・評価

FTSE100指数とは、ロンドン証券取引所に上場する銘柄の時価総額上位100銘柄で構成される時価総額加重平均型の株価指数です。イギリス経済の動向を示す指数として最も有名な株価指数です。ロンドン証券取引所株式時価総額の約80%をカバーしています。

以下、本指数の各種構成比、他指数との比較、また評価などを解説します。

業種別構成比

以下のグラフ・表は、FTSE100指数の業種別構成比です。ヨーロッパ全体の株価指数であるFTSE欧州先進国オールキャップ・インデックスと同様、金融業の割合が高い点が特徴です。金融業の中では、特に銀行・保険業が高い割合を占めています。

FTSE100指数の業種別構成比

FTSE100指数の業種別構成比

業種構成比
金融22.77%
生活必需品19.29%
エネルギー12.82%
一般消費者・サービス10.97%
ヘルスケア9.98%
資本財7.08%
電気通信サービス6.49%
素材4.82%
公益事業4.41%
情報技術1.36%

参考 FTSE欧州先進国オールキャップ・インデックスの詳細は、以下をご参照ください。

FTSE欧州先進国オールキャップ・インデックスとは?
FTSE欧州先進国オールキャップ・インデックスは、ヨーロッパ(欧州)株式市場への投資を目的とした株価指数(インデックス)です...

組入上位10銘柄の構成比(全100構成銘柄中)

下表は、FTSE100の組入上位10銘柄の構成比です。上位10銘柄で全体の38.44%を占めています。イギリス・ヨーロッパを代表する企業、特に金融業が上位を占めています。

銘柄業種構成比
HSBCホールディングス金融6.32%
ブリティッシュ・アメリカン・タバコ生活必需品4.41%
BP(British Petroleum)エネルギー4.30%
グラクソ・スミスクラインヘルスケア4.03%
ロイヤル・ダッチ/シェル Aエネルギー3.92%
ボーダフォン・グループ電気通信サービス3.56%
アストラゼネカヘルスケア3.39%
ロイズ・バンキング・グループ金融2.96%
ディアジオ金融2.87%
バークレイズ金融2.63%

評価・解説

イギリス株式市場への投資を目的とした指数(インデックス)には、FTSE100指数の他、MSCI英国インデックスがあります。MSCI英国インデックスは、112銘柄から構成され、ロンドン証券取引所に上場する株式時価総額の85%をカバーしています。

過去の投資パフォーマンスに優位な違いは見られませんが、分散投資の観点からいうと、MSCI英国インデックスの方が、FTSE100指数よりも、分散性に優れいていると言えます。

参考 MSCI英国インデックスの詳細は、以下をご参照ください。

MSCI英国インデックスとは?構成比率・ETFなどを解説
MSCI英国インデックスとは、イギリス経済の動向を表す代表的な株価指数(インデックス)です。UBS ETF英国株(1392)...

また、さらに分散性を高めたい場合、イギリス一国への集中投資ではなく、ヨーロッパ株式市場全体への投資を目的としたFTSE欧州先進国オールキャップ・インデックスや、全世界の先進国株式市場への投資を目的としたMSCIコクサイなども、ベンチマーク指数として検討することをオススメします。

参考 FTSE欧州先進国オールキャップ・インデックスやMSCIコクサイの詳細は、以下をご参照ください。

FTSE欧州先進国オールキャップ・インデックスとは?
FTSE欧州先進国オールキャップ・インデックスは、ヨーロッパ(欧州)株式市場への投資を目的とした株価指数(インデックス)です...
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FTSE100指数をベンチマークとするETF

FTSE100指数をベンチマークとする低コスト金融商品には、UBS ETF英国大型株100(コード:1389)があります。信託報酬0.20%(年率)と低コストで、本指数と同等の投資成果が得られます。

UBS ETF英国大型株100の特徴:

  • ベンチマーク:FTSE100インデックス(トータルリターン)
  • 売買手数料:証券会社毎(GMOクリック証券ならNISA口座で無料。優待で実質無料。)
  • 信託報酬(税抜):0.20%
  • 売買単位:1株毎
  • 最低購入金額:11,200円(2015年12月2日現在)
  • 決算:年2回(1月、7月)
  • 信託期間:無期限(設定日:2001年10月13日)
  • 純資産総額:約217億円

参考 UBS ETF英国大型株100の詳細は、以下をご参照ください。
http://investment-by-index-invest.com/ubs-etf-uk-large-cap-stock-100-1389/

また、FTSE100指数同様、イギリス株式市場の株価指数であるMSCI英国インデックスをベンチマークとしたETFには、UBS ETF英国株(コード:1392)があります。信託報酬は0.20%でUBS ETF英国大型株100と同水準の低コストです。

参考 UBS ETF英国株(コード:1392)の詳細は、以下をご参照ください。
http://investment-by-index-invest.com/ubs-etf-uk-stock-1392/

コストを抑えたオススメ購入先

売買コストは、確実なマイナスリターンとして投資パフォーマンスを悪化させます。売買コストの安い証券会社を選び、コストを抑えることは、我々投資家が確実にできるパフォーマンス向上方法です。売買手数料の安い証券会社を選ぶよう心がけましょう。

本記事で紹介した、UBS ETF英国大型株100やUBS ETF英国株は、国内ETFのため、国内株式売買手数料が安い証券会社での売買が重要です。下表は、各証券会社の国内株式・ETFの売買手数料比較です。

証券会社名 \ 約定代金10万円20万円30万円50万円100万円200万円300万円500万円1000万円
SBI証券90105250250487921115211521152
GMOクリック証券8898241241436834834834834
カブドットコム証券901802502509901890279036903690
ライブスター証券8097180180340600600800800
松井証券0300300500100020003000500010000
マネックス証券100180250450150030004500750015000
楽天証券139185272487921921921921921
*表上の「+」を押すと、各約定代金別の手数料(税抜)が表示できます。

表からわかるように、投資資金が10万円以下なら松井証券が、10万円以上ならライブスター証券が圧倒的にお得です。皆様の投資資金に合わせてお使い分けください。

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松井証券

また、本ブログでの松井証券・ライブスター証券の評価・解説は、以下をご参照ください。

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また、本ブログのGMOクリック証券の評価・解説は、以下をご参照ください。

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